張本智和、5位キープ 台湾の18歳・林昀儒が自身初のトップ10|卓球男子世界ランキング(9月発表) | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:世界ランク5位をキープした張本智和(木下グループ)/提供:ittfworld

卓球世界ランキング 張本智和、5位キープ 台湾の18歳・林昀儒が自身初のトップ10|卓球男子世界ランキング(9月発表)

2019.09.01

文:ラリーズ編集部

上位陣はわずかな変動にとどまる

8月のブルガリアOP、チェコOPなど、各国際大会の結果を反映した最新世界ランキングが発表された。全体としては、上位陣の順位変動はわずかなものだった。


写真:急成長中の林昀儒(チャイニーズタイペイ)/提供:ittfworld

チェコOPで優勝を果たした林昀儒(リンインジュ・チャイニーズタイペイ)は先月の13位から3つ順位を上げ、勢いに乗る18歳は自身初のトップ10入りを果たした。

ブルガリアOPで今シーズンのツアー初タイトルを獲得した日本の張本智和は、順位は先月と変わらず5位。上位4位を占める中国勢とのポイント差は大きく、わずかにその差を縮めるまでにとどまった。

丹羽孝希は林昀儒と入れ替わりで、10位から11位に後退。13位につける水谷隼とのポイント差は約600と、今後順位が入れ替わることが十分に考えられるポイント差だ。残り4か月となった東京五輪代表争いは大詰めを迎える

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吉村和弘、神巧也らが自己最高位を更新


写真:自己最高位を更新した吉村和弘(東京アート)/提供:ittfworld

他の日本選手では、吉村和弘が43位から34位に順位を上げ、自己最高位を更新。日本選手では水谷に次ぐ4番手につけた。

ブルガリアOPベスト8の神巧也は111位から92位に。3月まではランキング300位台だった神は、右肩上がりに順位を上げている。ほかには宇田幸矢が102位から84位、平野友樹が116位から107位、田中佑汰は188位から117位と、8月のツアーで成績を残した選手は着実に順位を上げた。


写真:神巧也(T.T彩たま)/提供:ittfworld

一方で、順位を大きく落とす選手も多かった。吉村真晴は48位から60位、大島祐哉は49位から80位。上田仁は50位から69位と、先月トップ50に入っていた彼らは60位以下に順位を落とした。

松平健太は昨年のブルガリアOP準優勝だったが、そのポイントが失効となり、59位から123位へと大きく順位を落としている。今後、彼らの再起に期待したい。

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男子世界ランキングトップ10

1(1) 許昕(シュシン・中国)  15645
2(2) 樊振東(ファンジェンドン・中国)  15200
3(3) 馬龍(マロン・中国)  14955
4(4) 林高遠(リンガオユエン・中国) 14660
5(5) 張本智和(日本)  13465
6(6) カルデラノ(ブラジル)  12790
7(8) ボル(ドイツ)  12445
8(9) 梁靖崑(リャンジンクン・中国) 12190
9(7) ファルク(スウェーデン)  12140
10(13) 林昀儒(チャイニーズタイペイ)  11055
※選手名右の数字はランキングポイント 順位右の()内は先月世界ランキング

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日本男子世界ランキング(50位まで)

5(5) 張本智和  13465
11(10) 丹羽孝希  10840
13(14) 水谷隼  10195
34(43) 吉村和弘  5820

>>卓球女子世界ランキング(9月発表)