【卓球】世界女王の劉は4位に トップ10に日本女子は3名|女子世界ランキング(5月最新発表) | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:劉詩ブン(中国)/提供:ittfworld

卓球世界ランキング 【卓球】世界女王の劉は4位に トップ10に日本女子は3名|女子世界ランキング(5月最新発表)

2019.05.02

文:ラリーズ編集部

男子ほどの大きな変動なし

世界卓球を終えて更新された卓球女子世界ランキング。大きな順位の変動がみられた男子と比べると、女子ランキングに大きな動きは少なかった。

世界卓球で初の女王に輝いた劉詩雯(中国)は先月から1つ上げて4位。世界卓球2017ではベスト4と好成績を残していた劉は、大きなランクアップとはならなかった。しかし、この優勝によるポイントは2年後の世界卓球まで有効。長い目で見れば有利に働くだろう。

1位は先月から変わらず丁寧。今回の世界卓球ではベスト4。2017年の優勝と比べると成績は下がったものの、昨年のワールドカップ優勝など、他大会のポイントがいきている。世界卓球準優勝の陳夢(中国)は1つランクアップで2位。3位には王曼昱(中国)、5位には朱雨玲(中国)と、トップ5は中国勢が独占している。1位と5位のポイント差は1000ポイント以内と僅差だ。

トップ10には日本の3選手が入った。6位の石川佳純、7位の伊藤美誠、9位の平野美宇は先月から順位が変わらず、トップ10をキープした。トップ10のうち5名が中国、3名が日本と、中国と日本の“2強”と言える。トップ10の残り2名は8位の鄭怡静(チャイニーズタイペイ)と10位の徐孝元(韓国)。トップ10はアジア勢が占めた。

大きなランクアップを果たしたのが中国の孫穎莎。世界卓球ではベスト8に入り、29位から17位まで上げた。

1位から19位まではアジア勢が名を連ね、女子卓球はアジアの強さが目立つ。アジア以外でのランクトップは20位のスッチ(ルーマニア)だ。そのスッチは先月から3つ順位を落としている。

50位以内に日本女子は10人

他の日本選手では、佐藤瞳は14位、加藤美優が22位と、世界卓球代表の2人はランキングを上げることはできなかった。13位の芝田沙季が日本選手4番手につける。

早田ひなは世界卓球ダブルスで準優勝を果たしたが、ダブルスの成績はランキングに加味されず、先月から4つのランクアップにとどまった。このランクアップは上位選手が世界卓球2017のポイントを失ったことによるものだろう。ダブルス銅メダルの橋本帆乃香も同様に順位は3つ上がり、23位につける。

女子世界ランキングトップ10

1(1) 丁寧(中国)  15465
2(3) 陳夢(中国)  15260
3(4) 王曼イク(中国)  15255
4(5) 劉詩ブン(中国)  15150
5(2) 朱雨玲(中国)  14595
6(6) 石川佳純(日本)  13923 
7(7) 伊藤美誠(日本)  13520 
8(8) 鄭怡静(台湾)  12330
9(9) 平野美宇(日本)  11760
10(11) 徐孝元(韓国)  11300
選手名右の数字はランキングポイント 順位右の()内は先月世界ランキング

日本女子世界ランキング(50位まで)

6(6) 石川佳純  13923
7(7) 伊藤美誠  13520
9(9) 平野美宇  11760
13(14) 芝田沙季  10464
14(13) 佐藤瞳  10195
22(22) 加藤美優  9124
23(26) 橋本帆乃香  8779
29(33) 安藤みなみ  8043
30(34) 早田ひな 7818
38(39) 長崎美柚 7179

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