朱雨玲が4か月ぶりのトップ|女子世界ランキング(7月最新発表) | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

卓球ニュース 朱雨玲が4か月ぶりのトップ|女子世界ランキング(7月最新発表)

2018.07.03

文:ラリーズ編集部

*写真は朱雨玲(中国)

ジャパンオープンを終えて変動あり。昨年6月分のポイント失効で順位落とす選手も

先日、2018年7月の最新世界ランキングがITTF(国際卓球連盟)より発表された。

今月のランキングには先月のジャパンオープンの結果が反映されている。一方で、世界ランキングは規定により、直近1年間の最も成績の良かった8つの大会成績を踏まえて算定されることとなっている。

2018年7月のランキングでは2017年6月の大会成績の結果が除外されるため、昨年6月のワールドツアープラチナ ジャパンオープン、中国オープンの獲得ポイントが失効となり、順位を落とした選手も多くみられる。

孫穎莎(中国)は順位を大きく落とした選手の一人だ。6月のランキングは11位だったが、昨年のジャパンオープン優勝で得たポイントを失ったため、7月のランキングは29位まで落ちた。丁寧(中国)も同様の理由で12位から17位にランクダウン。

ランキング上位では、昨年のジャパンオープンで準優勝、中国オープンでベスト4だった陳夢(中国)がそれらのポイントを失い、1位から3位に順位を落とした。入れ替わりで1位となったのは朱雨玲(中国)。自身4か月ぶりのトップだ。

【新方式】世界ランキングのポイントの決め方

ジャパンオープン優勝の伊藤美誠は自己最高タイの5位に。日本トップは4位の石川佳純

ジャパンオープンで優勝した伊藤美誠は先月の6位から一つ上げて自己最高タイの5位に。
ただし、今年のジャパンオープンはプラチナ大会ではないため、先月の中国オープンのようなプラチナ大会よりは獲得ポイントが低くなるのが残念なところ。昨年分の失効ポイントも影響して、ランキングポイントは200程しか増えなかった。

日本人トップは石川の4位で変わらず。平野美宇は8位でトップ10を保った。

他の日本選手では長崎美柚が52位から38位にランクアップ3月時点の128位から右肩上がりで毎月ランクを上げている。

2018年7月の女子世界ランキング

女子世界ランキングトップ10

1(2)  朱雨玲(中国)  ポイント16074
2(3)  王曼昱(中国) ポイント15669
3(1)  陳夢(中国) ポイント15519
4(4) 石川佳純(日本) ポイント14905
5(6) 伊藤美誠(日本) ポイント14180
6(5)  劉詩雯(中国) ポイント13779
7(10)  陳幸同(中国) ポイント13047
8(7)  平野美宇(日本) ポイント12878
9(8)  鄭怡静(台湾) ポイント12856
10(13)  杜凱栞(中国香港)ポイント11940

()内の数字は6月の世界ランキング

日本女子世界ランキング(50位まで)

4(4) 石川佳純 ポイント14905
5(6) 伊藤美誠 ポイント14180
8(7) 平野美宇 ポイント12878
14(14) 佐藤瞳  ポイント11223
15(16) 早田ひな ポイント11025
18(20) 加藤美優 ポイント10395
20(22) 芝田沙季 ポイント10176
24(27) 橋本帆乃香 ポイント9363
27(34) 浜本由惟  ポイント8982
35(28) 森さくら ポイント8282
38(52) 長崎美柚 ポイント7620
40(44) 前田美優 ポイント7587
43(42) 塩見真希 ポイント7563

写真:新華社/アフロ