立命館大、全部員出場の"全員卓球"で優勝争い<関西学生リーグ・女子1部> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:原田季佳(立命館大)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 立命館大、全部員出場の“全員卓球”で優勝争い<関西学生リーグ・女子1部>

2020.09.06

文:ラリーズ編集部

<令和2年度秋季関西学生リーグ戦(1・2部) 9月4日~6日・横大路運動公園体育館>

令和2年度秋季関西学生リーグ戦大会2日目、女子1部の試合がダブルヘッダーで行われた。6チームで競われる女子1部は、神戸松蔭女子学院大学が4戦4勝、立命館大学と同志社大学が3勝1敗で追いかける状態で最終日を迎える。

>>関西学生卓球リーグのルーキー紹介はこちら

女子1部 神松蔭大が全勝キープ

神松蔭大と関学大が初日を全勝で終え、迎えた大会2日目。関学大は立命館大に2-3で敗れた。一方、神松蔭大は武庫川女子大学を寄せ付けず5-0で完勝を収めた。また、同志社大学も近畿大学との接戦をものにし、2勝目をあげた。

続く第4戦は、日本卓球リーグにも参戦している神松蔭大が、関学大を下し今大会通算成績を4戦4勝に。同志社大、立命大も勝利し3勝1敗で神松蔭大を追いかける展開となっている。

全勝をキープした神松蔭大の岩濵郁佳主将は「前のリーグ戦で関学大には負けていたので、向かっていく気持ちで練習してきたのが出せた」と関学大との試合を振り返った。また、大会2日目は試合には出ていない岩濵だが、「試合に出ている人も出ていない人も1つになって練習してきた部分も出せた」とチームの一体感を強調した。


写真:今大会3勝をあげている枝廣瞳(神戸松蔭女子学院大学)/撮影:ラリーズ編集部

3勝1敗の同志社大は、主将の塩見紗希が4戦4勝と好調ぶりを見せる。ルーキーの三浦千緋呂(四天王寺高卒)も、初日はデビュー戦による硬さが見られたものの、大会2日目に2勝をあげて勢いに乗る。


写真:4戦4勝の塩見紗希(同志社大学)/撮影:ラリーズ編集部

同じく3勝1敗の立命大は初日(麻菜々子、丸怜央菜、原田季佳、田村美佳、平井菜々美)とメンバーをガラリと変え、原田季佳、萱嶋沙希、越岡弥依、河野凪紗、麻菜々子の5選手で大会2日目を戦った。これで部員全8選手がリーグに出場と、立命大は“全員卓球”で3勝をあげ、最終日を迎える。


写真:萱嶋沙希(立命館大)/撮影:ラリーズ編集部

最終日は、神戸松蔭女子学院大学 – 立命館大学、関西学院大学 – 同志社大学、近畿大学 – 武庫川女子大学の3カードが予定されている。

女子1部第3戦

〇同志社大学(2勝1敗) 3-2 近畿大学(3敗)


写真:山本真由(同志社大学)/撮影:ラリーズ編集部

〇塩見紗希 3-1 田熊光里
赤川真生 2-3 〇高橋優花
〇山本真由 3-1 山形あすか
〇三浦千緋呂 3-0 中原千春
津田菜穂 2-3 〇海津天音

関西学院大学(2勝1敗) 2-3 〇立命館大学(2勝1敗)

小脇瑞穂 1-3 原田季佳
〇村田咲紀 3-0 萱嶋沙希
〇竹田彩乃 3-1 越岡弥依
山本怜奈 0-3 〇河野凪紗
光根鈴香 1-3 〇麻菜々子

神戸松蔭女子学院大学(3勝) 5-0 武庫川女子大学(3敗)


写真:厚地うらら(神戸松蔭女子学院大学)/撮影:ラリーズ編集部

〇鶴岡菜月 3-0 野張沙希
〇多武玲帆 3-0 高田菜々子
〇枝廣瞳 3-0 飯田菜月
〇鈴木理彩 3-1 山脇麻祐
〇厚地うらら 3-0 松本恵奈

女子1部第4戦

〇同志社大学(3勝1敗) 5-0 武庫川女子大学(4敗)

〇赤川真生 3-0 飯田菜月
〇三浦千緋呂 3-0 高田菜々子
〇津田菜穂 3-0 小阪天海
〇塩見紗希 3-0 山脇麻祐
〇山本真由 3-0 森河美紅

関西学院大学(2勝2敗) 1-4 〇神戸松蔭女子学院大学(4勝)


写真:村田咲紀(関西学院大学)/撮影:ラリーズ編集部

秋山悠香 1-3 〇枝廣瞳
〇村田咲紀 3-0 厚地うらら
光根鈴香 0-3 〇鶴岡菜月
竹田彩乃 1-3 〇榎谷優香
小脇瑞穂 0-3 〇鈴木理彩

〇立命館大学(3勝1敗) 3-2 近畿大学(4敗)

越岡弥依 0-3 〇田熊光里
〇河野凪紗 3-1 高橋優花
〇萱嶋沙希 3-1 山形あすか
麻菜々子 1-3 〇中原千春
〇原田季佳 3-1 海津天音

>>関西リーグ開催の裏に学連あり 学生のみで試合運営・進行する“影の功労者”