写真:チャイナスマッシュ会場/撮影:ラリーズ編集部
大会報道 中国卓球協会が声明 一部の過激なファンによる選手・コーチへの中傷に「公安機関へ通報」<卓球・チャイナスマッシュ2026>
2026.10.08
文:ラリーズ編集部
<卓球・チャイナスマッシュ2026 日時:10月1日~11日 場所:北京(中国)>
7日、中国卓球協会は公式HP上で、一部の過激なファンによる迷惑行為に対する声明を発表した。
中国卓球協会が声明を発表
声明によると、同協会は一部のファンが代表チームのコーチや選手に対し、侮辱や事実の捏造、個人攻撃を継続的に行っていることを確認したという。こうした行為が競技会場を混乱させ、ネット上の環境を悪化させるとともに、推しを応援するために行動を組織化する「ファンダム文化」を卓球界に持ち込んでいると指摘した。
具体的な被害として、大会中に選手が試合前に不適切な妨害を受けた事例や、コーチが会場で中傷や侮辱を受けた事例を挙げた。さらに、侮辱的なショートメッセージや嫌がらせ電話、SNSのダイレクトメッセージが継続的に送られ、通常の練習や試合、日常生活が深刻に妨げられているとしている。
写真:チャイナスマッシュ会場/撮影:ラリーズ編集部
これを受けて同協会は、被害を受けた選手やコーチに協力し、公安機関へ通報する方針を示した。関係者の法的責任についても、最後まで追及するとしている。
今後の対策としては、大会会場への入場を禁止する人物のリスト制度の導入を進め、会場の秩序維持を強化する考えを示した。チームの管理体制や出場日程、選手起用、コーチ陣の編成などに関する虚偽情報についても、関係機関と連携したうえで法律や規則に基づいて処分するという。
中国卓球協会 声明全文(10月7日発表)
「一部の過激なファンによる迷惑行為への抵抗に関する声明」
最近、中国卓球協会は、一部の過激なファンが国家代表チームのコーチや選手に対して、継続的に侮辱、捏造、個人攻撃を行っていることを確認しました。こうした行為は競技会場を混乱させ、インターネット上の環境を汚染し、さらには「ファンダム文化(推しを応援するための行動を組織化する文化)」を卓球界に持ち込むものとなっています。
大会中には、選手が試合前に不適切な妨害を受けたり、コーチが会場で一部の過激なファンから中傷や侮辱を受けたりする事態が発生しています。また、コーチや選手が侮辱的なショートメッセージ、嫌がらせ電話、SNSのダイレクトメッセージなどを継続的に受け、通常のトレーニング、試合、生活が深刻に妨害されています。
協会は、関係する選手・コーチに協力し、公安機関への通報を行います。また、関係者の法的責任を最後まで追及します。
中国卓球協会は常に、コーチや選手の心身の健康と長期的な成長を重要視し、彼らを守り、合法的な権利と利益を断固として擁護します。
今後、協会はさらに「大会会場への入場禁止者リスト制度」の導入を進め、会場の秩序維持を強化します。チーム管理、出場日程、選手起用、コーチ陣の編成などに関する虚偽情報についても、関係機関と連携し、法律や規則に基づいて処分します。
中国卓球チームが勝ち取る一つひとつの栄誉には、何世代にもわたる選手・コーチの努力と汗が凝縮されており、長年にわたる多くのファンの関心と支援も欠かせません。
会場内外で送られる一つひとつの声援、一つひとつの注目も、中国卓球の一部です。
私たちは、多くの卓球ファン、メディア関係者、大会主催者、そして社会各界の皆さまとともに、理性的で、文明的で、寛容な卓球文化を築き、応援には温かさを、表現には節度を、会場には秩序をもたらしていきたいと考えています。
中国卓球協会
2026年10月7日








