新大会WTTグランドスマッシュ、五輪と同等の世界ランキングポイントに | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:WTTマカオの様子/提供:ittfworld

卓球ニュース 新大会WTTグランドスマッシュ、五輪と同等の世界ランキングポイントに

2020.12.22

文:ラリーズ編集部

国際卓球連盟(ITTF)は21日、実行委員会を開催し、新しい世界ランキング方式について承認したことを発表した。

新しい世界ランキング方式が承認

新しい世界ランキング方式では、WTTグランドスマッシュが、五輪や世界卓球と同等の世界ランキングポイントが付与されることになるという。

ランキングについての細かい発表は、東京五輪までの2021年前半の大会スケジュールとともに、今週末に公開される予定とのことだ。

WTT構想とは

ITTFの発表によると、現行のワールドツアーなどの個人戦大会は、2021年よりWTT構想のもと、新たな名称、新たな形式の大会に置き換えられる計画だ。


図:ITTF発表の新大会構想WTT/作成:ラリーズ編集部

まず、WTTのイベントは「グランドスマッシュ」と「WTTシリーズ」という2つに大きく分けられる。

「グランドスマッシュ」はプロ卓球の新しい頂点となる大会として、年間に最大4大会を実施する。「WTTシリーズ」はチャンピオンズ(TIER1)、スターコンテンダーズ(TIER2)、コンテンダーズ(TIER3)の3ランクとその年間王者を決めるカップファイナルを合わせて、年間最大30大会が行われる計画だ。

現状、「グランドスマッシュ」は2021年4月13日~5月16日で中国にて、「WTTコンテンダーズ」が2021年3月17日~4月3日で中東、2021年5月27日~6月20日でヨーロッパにて開催が予定されている。

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