長﨑美柚「絶対に勝つという気持ち」で2日連続のヒロインに 首位・神奈川が4連勝 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:勝利した木下アビエル神奈川メンバー/提供:©T.LEAGUE

大会報道 長﨑美柚「絶対に勝つという気持ち」で2日連続のヒロインに 首位・神奈川が4連勝

2021.02.20

文:ラリーズ編集部

<卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズン 2月19日(金)アリーナ立川立飛>

19日、Tリーグ女子首位の木下アビエル神奈川が2位の日本生命レッドエルフにマッチカウント4-0と1本も落とさず勝利した。これで木下アビエル神奈川は4連勝となった。

“全員に出場機会を”プレーオフに向けた総力戦


写真:長﨑美柚・浜本由惟ペア(木下アビエル神奈川)/提供:©T.LEAGUE

第1マッチのダブルスでは、長﨑美柚/浜本由惟ペア(木下アビエル神奈川)が由本楓羽/赤江夏星ペア(日本生命レッドエルフ)に2-0で勝利し、今季12勝目をあげた。15歳の由本はTリーグ初試合となったが、「体や手が緊張していた気がします。良い経験ができました」とコメントした。

第2マッチで木原美悠(木下アビエル神奈川)が麻生麗名(日本生命レッドエルフ)を相手に0-2から逆転すると、第3マッチの長﨑は森さくら(日本生命レッドエルフ)に3-1、第4マッチの木村香純(木下アビエル神奈川)は赤江相手に3-0のストレートで勝利した。長﨑は18日の試合に続き、シングルス、ダブルスで勝利し、二日連続のヒロインとなった。

この試合で日本生命レッドエルフは今季の全21試合が終了し、13勝8敗の勝ち点43で2位となった。なお、1位の木下アビエル神奈川と2位の日本生命レッドエルフはともにプレーオフ進出が決定している。

各選手・監督のコメントは以下の通り。

長﨑美柚(木下アビエル神奈川)コメント


写真:長﨑美柚(木下アビエル神奈川)/提供:©T.LEAGUE

12勝1敗のダブルスについて

12勝できている中で1敗してることが今は悔しいです。

森さくら(日本生命レッドエルフ)とのシングルスの試合について

森選手とは勝ったり負けたりなので、思い切って自分のプレーをしようと試合に臨みました。(1ゲームを取られても)特に不安はなく、自分のプレーや作戦を信じて最後まで戦い抜けたことが勝因でした。

試合中、上を見てからうなずくシーンが多いが

下を向くより上を向いて、「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせて試合をしてます。

自信のあるプレーが多く見られる

2点起用をたくさんしてもらって、前より勝ちたいという意欲や責任感を感じてきた。絶対に勝つという気持ちをもって試合に臨んでいます。

劉燕軍監督(木下アビエル神奈川)コメント


写真:木下アビエル神奈川・劉燕軍監督/撮影:ラリーズ編集部

試合総括

今日の試合はみんな良かった。まずはダブルスは強みが出ていた。

木原美悠について

すごく良い。最近は負けた場面でも落ち着いたプレーができている。今までだとちょっと負けていると崩れてしまう場面が多かったが、最近は落ち着いて、逆転もできているのですごく良い。

長﨑美柚について

すごく良い。特に最近の試合は調子が良い。(長﨑の成長は)Tリーグのおかげ。2年前のTリーグ開幕時の2人(木原、長﨑)のレベルから見るとものすごく成長している。

石川佳純欠場の理由

強い選手なので、ファイナルには出るが、他の若い選手に出るチャンスをあげるために今日は調整した。

ファイナルに向けて

(昨日今日、残り試合で)全員が試合出て、ファイナルでは最強メンバーになるように全員に出場機会をあげて、優勝したいと思っている。

今の目的は全チームメンバーを試合に出して、各メンバーの調整をして、ファイナルに進出したい。

今後の意気込み

プレーオフのために今日と昨日の試合も含めて明日明後日とみんなの調子が上がるように試していく。

由本楓羽(日本生命レッドエルフ)コメント


写真:由本楓羽・赤江夏星ペア(日本生命レッドエルフ)/提供:©T.LEAGUE

デビュー戦振り返り

試合では負けてしまったが、トップの選手と試合ができて良い経験ができました。

試合に臨む感情は

気持ち的には緊張していないつもりだったが、体や手が緊張していた気がします。

Tリーグでプレーした印象はどうか

トップの選手は1つ1つの技術のレベルが高くて、自分もレベルを高めていきたいと思いました。

赤江とのダブルスについて

今回の試合の1週間前から練習していて、自分が中1のときも組ませてもらっていた。

Tリーグのイメージ

Tリーグは近くでトップ選手や強い選手のプレーを見ることができるので、参考になるし良い勉強になる。

(試合に)出ると決まったときの心境

嬉しい気持ちと緊張や不安がありました。出るからには頑張ろうと思って、練習は一生懸命やってきた。

自分の持ち味について

威力あるボールが持ち味。でもダブルスで強いボールは打てなかった。試合でも良いボールが打てるように頑張りたい。

背番号「12」はなぜ

理由は特にないです。パッと目に入ったから選びました。

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村上恭和監督(日本生命レッドエルフ)コメント


写真:村上恭和総監督(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

試合総括

今日は体調面の調整でいつもの選手(早田、平野、前田)が出られなくて、残念ながらこういう結果になった。1週間後のファイナルに向けて準備したい。

3選手の状態は

実際みんな早田、平野、前田が故障個所を持っていて、連戦が効かない。今はファイナルに向けて最後の調整をしている。

1週間後にファイナルがある中で、一泊二日で(東京に)来て帰ると練習時間も減る。こういうときのためにエントリーを11人もしている。今日出た人は良いチャンスを掴んだ。特に麻生はよく頑張った。

由本、赤江、麻生ら若手のプレーについて

同じ体育館で練習して、いつもレギュラー選手の応援もしてくれていた。

特に麻生は来年度日本生命の入社が決まっている。3試合出て0勝3敗。良いイメージで今シーズンを終えられればと思って、木原に当たると思って2番に起用した。実は全日本で(木原と)2-4とまあまあの試合をしている。今回も負けましたけど期待通り良い試合ができたと思います。

由本は緊張するタイプなので、初出場でなかなか自分のプレーができていなかった。

ファイナルに向けて

早田、平野、前田が体調を整えて、そのときのベストの状態で出られるように調整できたらと思っています。

残念ながら海外選手はWTTで2月24日くらいに出国する。残っているのが3人(早田、平野、前田)と森さくら、赤江、麻生。当然、1週間後を目標に向けて3人は体調を整えている。

木下アビエル神奈川 4-0 日本生命レッドエルフ

〇長﨑美柚/浜本由惟 2-0 赤江夏星/由本楓羽
11-4/11-8

〇木原美悠 3-2 麻生麗名
8-11/10-11/11-8/11-10/11-6

〇長﨑美柚 3-1 森さくら
11-5/6-11/11-7/11-7

〇木村香純 3-0 赤江夏星
11-6/11-6/11-2

麻生麗名インタビュー


写真:麻生麗名(日本生命レッドエルフ)/撮影:ハヤシマコ

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