【東京五輪】日本卓球界史上初の金メダル 水谷隼「すべてのリベンジができた」伊藤美誠「最後まで楽しかった」 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:水谷隼(木下グループ)・伊藤美誠(スターツ)/提供:ロイター/アフロ

大会報道 【東京五輪】日本卓球界史上初の金メダル 水谷隼「すべてのリベンジができた」伊藤美誠「最後まで楽しかった」

2021.07.26

文:ラリーズ編集部

<東京五輪卓球競技 7月24日~8月6日 場所:東京体育館>

26日、東京五輪卓球競技の混合ダブルス決勝に、日本から水谷隼(木下グループ)/伊藤美誠(スターツ)ペアが登場。ゲームカウント4-3で中国ペアを下し、日本卓球界史上初の五輪金メダルを獲得した。

混合ダブルス決勝

〇水谷隼/伊藤美誠 4–3 許昕/劉詩雯(中国)
5-11/7-11/11-8/11-9/11-9/6-11/11-6

試合後のコメント

ついに、たどり着きました

水谷:本当にもう、中国という国に、いままでオリンピック、世界卓球でたくさん負けてきたんですが、この東京オリンピックで今までのすべてのリベンジができたんじゃないかと思います。

伊藤:すんごく嬉しいです。代表選手やスタッフの方たち、たくさんの人たちが応援してくれて、最後まであきらめずにできたので、最後まで楽しかったです。

勝てたポイントはどこだったんでしょう

水谷:3ゲーム目。0-2で迎えて流れが悪かったんですが、3ゲーム目を取れたことによって僕らに流れが来ました。

大きなメダルになったと思います。この後も期待しています

伊藤:すごく楽しくミックスダブルスを終えられたので、明日からのシングルスにしっかり気持ちを切り替えて備えたいと思います。

表彰式後のコメント

金メダルを首にかけた気持ちはいかがですか

水谷:僕が卓球を始めたときからの夢で、今でも信じられない気持ちでいっぱいです。
伊藤:すごく楽しくて、最後まで思い切ってできたので、特に3ゲーム目からは勢いに乗って、このままいっちゃえって思いました。

諦めない気持ちが印象的でした。二人の背中を押したものは何だったんですか

水谷:この地元日本で行われたオリンピックで、見てくださる皆さんに1本でもいいプレーを見せたいという粘りが、結果に表れたんじゃないかなと思います。
伊藤:ドイツ戦で大逆転で勝った気持ちを忘れずにやってきました。こんないい場所で、これだけたくさん試合ができて、そして水谷選手と試合ができてすごく楽しかったので、最後までとにかく楽しもうと思いました。

水谷隼インタビュー


写真:水谷隼(木下グループ)/撮影:伊藤圭

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