文:ラリーズ編集部
<東京五輪卓球競技 7月24日~8月6日 場所:東京体育館>
6日、東京五輪卓球競技の男子団体3位決定戦、日本と韓国が対戦した。銅メダル獲得へ向け1番、2番を連取した日本は、3番で丹羽孝希(スヴェンソン)がゲームカウント0-3で敗れた。
1番、2番を奪った日本
1番ダブルスで水谷隼(木下グループ)/丹羽孝希(スヴェンソン)の左利きペアが、会心のプレーを見せた。鄭栄植/李尚洙(イサンス・韓国)の世界卓球3位のダブルスに対し、怒涛の攻撃でゲームカウント3-1で勝利。
続く2番シングルスでは、勢いに乗った張本智和(木下グループ)が張禹珍(チャンウジン・韓国)とのエース対決を制し、日本が銅メダル獲得へ王手をかけた。
3番シングルスでは丹羽と鄭栄植が対戦した。両者は直近2019年のドイツオープンで対戦し、ゲームカウント3-4で丹羽は敗れている。鄭栄植は今大会男子シングルスでドイツのティモ・ボルを下しており、良い仕上がりを見せている。
丹羽孝希vs鄭栄植
第1ゲーム、もう負けられない韓国の鄭栄植がエンジン全開で攻めてくる。丹羽がフォア前をチキータしようとするも尽くバックへのロングサービスを出して丹羽のレシーブを封じ、11-3で鄭栄植が先取した。
写真:鄭栄植(韓国)/提供:ITTF
続く第2ゲーム、丹羽も得意の速攻で接戦に持ち込むも、鄭栄植のラリー力が一枚上手。11-8と鄭栄植が連取した。何とか意地を見せたい丹羽だったが、終始鄭栄植に主導権を握られ、丹羽らしいプレーを出せず、ゲームカウント0-3で敗れた。
4番シングルスで水谷隼(木下グループ)と張禹珍(チャンウジン・韓国)が対戦する。
男子団体3位決定戦
日本 2-1 韓国
〇水谷隼/丹羽孝希 3-1 鄭栄植/李尚洙
11-9/8-11/15-13/11-5
〇張本智和 3-1 張禹珍
11-7/8-11/12-10/11-7
丹羽孝希 0-3 鄭栄植〇
3-11/8-11/7-11
水谷隼 – 張禹珍
張本智和 – 李尚洙
丹羽孝希インタビュー
写真:丹羽孝希(スヴェンソン)/撮影:伊藤圭