文:ラリーズ編集部
日本卓球協会は12日、東京五輪報告会を開き、張本智和(木下グループ)、丹羽孝希(スヴェンソン)、水谷隼(木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)、石川佳純(全農)、平野美宇(日本生命)の東京五輪男女卓球日本代表、倉嶋洋介男子監督、馬場美香女子監督が参加した。
卓球日本代表が報告会
東京五輪では、水谷/伊藤ペアが混合ダブルス金メダル、伊藤が女子シングルス銅メダル、男子団体が銅メダル、女子団体が銀メダルと4種目でメダルを獲得した日本代表。
写真:水谷隼(木下グループ)/提供:日本卓球協会
水谷は「自分はこの大会で引退すると決めていたので、最後の一本まで全力で戦おう、目の前の一本を全力で取りに行こうという気持ちがプレーにも表れたというか、劇的な逆転で準々決勝を勝って、決勝で勝てた。自分がナショナルチームに入ってから大きな夢が2つあって、1つは五輪で金メダルを獲ること、もう1つは卓球をメジャーにすること。両方ともに夢が叶えられたと思っています」とコメントを残した。
写真:伊藤美誠(スターツ)/提供:日本卓球協会
伊藤は「1年延期になってくじけそうになったことも何度もありました。でも優勝するために1日1日大切に東京五輪まで1番練習してきたと胸を張って言えます。その中で混合ダブルスで金メダル、シングルスで銅メダル、女子団体で銀メダルという結果になって、混合ダブルスでは目標だった金メダルを獲ることができたので、目標を1つ叶えられた」と五輪を振り返った。
水谷隼インタビュー
写真:水谷隼(木下グループ)/撮影:伊藤圭
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