文:ラリーズ編集部
12日、WTTシンガポールスマッシュ2022男子シングルス1回戦で、張本智和(木下グループ)がカナック・ジャー(アメリカ)と対戦。ゲームカウント3-1でジャーが勝利した。
アメリカのエースに屈する
カナック・ジャーは、昨年の世界選手権でアメリカ代表として男子シングルスベスト8に勝ち上がった実績を持つ選手。21歳ながら五輪にもリオ、東京と2大会連続で出場しており、世界ランキングも30位(2022年3月12日現在)と、押しも押されぬアメリカ代表のエースだ。
写真:張本智和(木下グループ)/提供:WTT
第1ゲームは序盤からジャーのミスが続き、ラッキーな形で張本が1ゲームを先取する。しかし、続く第2ゲームからジャーにエンジンがかかり始め、自身のサーブからの展開でポイントを重ねる。張本も積極的に攻めたいところだったが、ジャーに先手を取られてなかなかリズムが掴めず、あっという間に2ゲームを奪われてしまう。
張本としてはなんとか勝機を見出したいところだったが、第4ゲームもジャー優勢の流れを変えられず、そのまま10-3とマッチポイントを握られる。そして、最後はジャーの3球目攻撃を張本がブロックミスして試合終了。ゲームカウント1-3で敗れた張本は、まさかの初戦敗退となった。
男子シングルス1回戦結果
写真:カナック・ジャー(アメリカ)/提供:WTT
張本智和 1-3 カナック・ジャー〇
11-7/9-11/9-11/3-11
張本智和インタビュー(2021年2月公開)
写真:張本智和(木下グループ)/提供:長田洋平/アフロスポーツ