文：ラリーズ編集部
＜第49回全国高校選抜卓球大会 2022年3月18日～21日 栃木：栃木県総合運動公園メインアリーナ＞
3月18日から栃木県で高校選抜が幕を開ける。高校選抜は学校対抗とシングルス（2部）に現在の高校1,2年生が参加する。
学校対抗には前年度優勝・準優勝校と各地区の予選を勝ち抜いた学校が出場する。シングルスには高校選抜・インターハイ・国体・全日本選手権に出場経験のない人のみが出場可能となっている。そのため、激戦区で全国大会出場を逃してきた選手にもチャンスがあり、隠れた逸材の登場が期待される。
今回は女子学校対抗の見どころを解説する。
四天王寺、盤石な布陣で7連覇へ
四天王寺（大阪）は日本トップレベルの戦力をそろえており、現在6連覇中で優勝候補の筆頭に挙げられる。
大藤沙月は全日本ジュニアを中学3年から高校1年にかけて連覇する実力を持ち、Tリーグでも高校生ながら13勝4敗と大人顔負けの成績を残している。
写真：大藤沙月（四天王寺）/撮影：ラリーズ編集部
横井咲桜は大藤と同学年で昨夏のインターハイではシングルスの決勝で大藤を破り3冠を達成している。
加えて全日本ジュニアベスト8の原芽衣やインターハイベスト16の面田采巳ら他校ではエース級の強さを誇るメンバーが控えており、他校にとって1点を取ることさえ厳しい戦いになるだろう。
写真：横井咲桜（四天王寺）/撮影：ラリーズ編集部
桜丘と明徳義塾が決勝進出を目指す
昨年準優勝で第2シードの桜丘は準優勝時の主要メンバーの野村光と小林りんごが残っている。昨年は決勝で四天王寺にストレートで敗れたものの野村が大藤にフルゲームデュースまで持ち込み接戦を演じた。
写真：野村光/小林りんご（桜丘）/撮影：ラリーズ編集部
第3シードの明徳義塾は世界ユース選考会で優勝した白山亜美を筆頭に全日本ジュニアベスト8の青井さくら、上澤茉央、上澤依央らインターハイ準優勝メンバーが残っている。
桜丘と共に強力な選手が残っているため桜丘との準決勝が実現した場合、熱戦が期待される。
写真：白山亜美（明徳義塾）/撮影：ラリーズ編集部
女子学校対抗組み合わせ
Aリーグ
四天王寺（大阪）
浜松修学舎（静岡）
日南学園（宮崎）
Bリーグ
明誠（島根）
愛み大瑞穂（愛知）
樹徳（群馬）
奈良女子（奈良）
Cリーグ
希望が丘（福岡）
萩光塩学院（山口）
滋賀学園（滋賀）
浜松商業（静岡）
Dリーグ
正智深谷（埼玉）
名経大高蔵（愛知）
尽誠学園（香川）
Eリーグ
聖和学園（宮城）
姫路商業（兵庫）
武蔵野（東京）
Fリーグ
進徳女子（広島）
開志国際（新潟）
三田学園（兵庫）
白子（三重）
Gリーグ
敬徳（佐賀）
宇都宮文星（栃木）
桜の聖母（福島）
芦屋学園（兵庫）
Hリーグ
就実（岡山）
青藍泰斗（栃木）
敦賀（福井）
Iリーグ
明徳義塾（高知）
福井商業（福井）
郡山女大附（福島）
Jリーグ
山形城北（山形）
近大附福山（広島）
明豊（大分）
木更津総合（千葉）
Kリーグ
遊学館（石川）
慶誠（熊本）
明大八王子（東京）
大成女子（茨城）
Lリーグ
富田（岐阜）
開新（熊本）
真岡女子（栃木）
Mリーグ
駒大苫小牧（北海道）
福岡女学院（福岡）
横浜隼人（神奈川）
Nリーグ
龍谷大平安（京都）
松商学園（長野）
日本航空（山梨）
青森商業（青森）
Oリーグ
粉河（和歌山）
札幌大谷（北海道）
五所川原商（青森）
土佐女子（高知）
Pリーグ
桜丘（愛知）
山陽学園（岡山）
千葉経大附（千葉）
ラボライブでのライブ配信
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