写真:長﨑美柚(日本生命)/木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)/提供:WTT
大会報道 女子複で長﨑・木原が笑顔のV 男女単では中国若手の台頭も<卓球・WTTコンテンダードーハ2022>
2022.03.25
文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTコンテンダードーハ2022 日時:3月18日~24日 場所:ドーハ>
24日、WTTコンテンダードーハ2022は大会最終日を迎え、全種目で決勝戦が行われた。
最終日総括
写真:袁励岑(ユエンリィツェン・中国)/提供:WTT
男子シングルス決勝には袁励岑(ユエンリィツェン・中国)と邱党(チュウダン・ドイツ)が登場。第1ゲームのデュースを邱党が制すも、第2ゲーム以降袁励岑が主導権を握った。邱党が1ゲーム取り返すも流れを変えられず、袁励岑が4-2で制した。
写真:范思琦(ファンシチ・中国)/提供:WTT
女子シングルスでは范思琦(ファンシチ・中国)と張瑞(チャンルイ・中国)による同士討ちが決勝で行われた。フルゲームまでもつれ込む大熱戦となった試合は、范思琦が4-3で制し優勝を飾った。
写真:マティアス・ファルク/クリスチャン・カールソン(スウェーデン)/提供:WTT
男子ダブルス決勝では世界選手権王者のマティアス・ファルク/クリスチャン・カールソン(スウェーデン)ペアがリチャード・ワルザー/キリアン・オート(ドイツ)ペアと対戦。序盤のデュースをドイツペアが制すも後3ゲームをスウェーデンペアが抑え、3-2でスウェーデンペアが勝利した。
写真:長﨑美柚(日本生命)/木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)/提供:WTT
女子ダブルス決勝には長﨑美柚(日本生命)/木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)ペアが登場。陳思羽(チェンズーユ)/HUANG Yi-Hua(チャイニーズタイペイ)ペアとの対戦では序盤から”Wみゆう”ペアがラリーの主導権を握り、3-0のストレートで勝利。笑顔の優勝となった。
写真:林昀儒(リンユンジュ)/鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)/提供:WTT
混合ダブルス決勝では、シンガポールスマッシュで準優勝の林昀儒(リンユンジュ)/鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)ペアがサティアン・グナナセカラン/マニカ・バトラ(インド)ペアと対戦。林昀儒/鄭怡静ペアが3-0のストレートで優勝をつかみ取った。
最終成績
男子シングルス
優勝 袁励岑(ユエンリィツェン・中国)
写真:袁励岑(ユエンリィツェン・中国)/提供:WTT
準優勝 邱党(チュウダン・ドイツ)
写真:邱党(チュウダン・ドイツ)/提供:WTT
第3位 アレックス・ルブラン(フランス)
写真:アレックス・ルブラン(フランス)/提供:WTT
第3位 カマル・アチャンタ(インド)
写真:カマル・アチャンタ(インド)/提供:WTT
女子シングルス
優勝 范思琦(ファンシチ・中国)
写真:范思琦(ファンシチ・中国)/提供:WTT
準優勝 張瑞(チャンルイ・中国)
写真:張瑞(チャンルイ・中国)/提供:WTT
第3位 木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)
写真:木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)/提供:WTT
第3位 斉菲(チーフェイ・中国)
写真:斉菲(チーフェイ・中国)/提供:WTT
男子ダブルス
優勝 マティアス・ファルク/クリスチャン・カールソン(スウェーデン)
写真:マティアス・ファルク/クリスチャン・カールソン(スウェーデン)/提供:WTT
準優勝 リチャード・ワルザー/キリアン・オート(ドイツ)
写真:リチャード・ワルザー/キリアン・オート(ドイツ)/提供:WTT
第3位 ベネディクト・デューダ/邱党(ドイツ)
写真:ベネディクト・デューダ/邱党(ドイツ)/提供:WTT
第3位 徐瑛彬(シュインビン)/CAO Wei(中国)
写真:徐瑛彬(シュインビン)/CAO Wei(中国)/提供:WTT
女子ダブルス
優勝 長﨑美柚(日本生命)/木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)
写真:長﨑美柚(日本生命)/木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)/提供:WTT
準優勝 陳思羽(チェンズーユ)/HUANG Yi-Hua(チャイニーズタイペイ)
写真:陳思羽(チェンズーユ)/HUANG Yi-Hua(チャイニーズタイペイ)/提供:WTT
第3位 梁夏銀(ヤンハウン)/田志希(チョンジヒ・韓国)
写真:梁夏銀(ヤンハウン)/田志希(チョンジヒ・韓国)/提供:WTT
第3位 Katarina STRAZAR/Ana TOFANT(スロベニア)
写真:Katarina STRAZAR/Ana TOFANT(スロベニア)/提供:WTT
混合ダブルス
優勝 林昀儒(リンユンジュ)/鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)
写真:林昀儒(リンユンジュ)/鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)/提供:WTT
準優勝 サティアン・グナナセカラン/マニカ・バトラ(インド)
写真:サティアン・グナナセカラン/マニカ・バトラ(インド)/提供:WTT
第3位 黄鎮廷(ウォンチュンティン)/杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)
写真:黄鎮廷(ウォンチュンティン)/杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)/提供:WTT
第3位 何鈞傑(フージェンジェ)/李皓晴(リホチン・中国香港)
写真:何鈞傑(フージェンジェ)/李皓晴(リホチン・中国香港)/提供:WTT
WTT(World Table Tennis)とは
WTTとは、ITTF(国際卓球連盟)が新たにスタートさせた、卓球の国際大会の新シリーズのこと。WTTではこれまで開催していたITTFワールドツアーを廃し、新たに「WTTシリーズ」「WTTフィーダーシリーズ」「WTTユースシリーズ」の3つの大会を創設。
そして、最上位の大会である「WTTシリーズ」では、「グランドスマッシュ」を五輪・世界選手権に並ぶ最上級カテゴリーの大会として位置づける。その他に「カップファイナル」、「チャンピオン」、「スターコンテンダー」、「コンテンダー」などのカテゴリー別大会が開催される。
図:WTT概要/作成:ラリーズ編集部
今大会は最も格下のカテゴリーである「コンテンダー」となる。日本からは、男子は及川瑞基(木下グループ)と神巧也(T.T彩たま)が、女子は木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)、長﨑美柚(日本生命)、加藤美優(日本ペイントマレッツ)、森さくら(日本生命)、張本美和(木下卓球アカデミー)が参戦している。
木原美悠インタビュー(2019年5月公開)
写真:木原美悠/撮影:伊藤圭