"みうみま"対決を制した伊藤美誠、シングルスとダブルスの2冠を達成<卓球・WTTコンテンダーザグレブ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:写真:伊藤美誠(スターツ)/提供:WTT

大会報道 “みうみま”対決を制した伊藤美誠、シングルスとダブルスの2冠を達成<卓球・WTTコンテンダーザグレブ>

2022.06.20

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTコンテンダーザグレブ2022 日程:6月13日~19日 場所:クロアチア・ザグレブ>

19日、WTTコンテンダーザグレブは最終日を迎え、男女シングルス決勝と男女ダブルス決勝が終了。伊藤美誠(スターツ)が女子シングルスと女子ダブルスを制し、2冠に輝いた。

伊藤美誠が2冠達成

女子シングルス決勝では、伊藤美誠と平野美宇(日本生命)が激突。お互いに1ゲームずつを奪うと、伊藤が第3ゲームから2ゲーム連続で勝利し、ゲームカウント3-1と伊藤が優勝に王手をかける。

第5ゲームは平野が粘ってデュースで制するも、第6ゲームは伊藤が11-1の大差で勝利し、試合終了。ゲーマカウント4-2で伊藤が平野を下し、女子シングルス優勝に輝いた。


写真:伊藤美誠(スターツ)と早田ひな(日本生命)/提供:WTT

また、女子ダブルス決勝では伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)ペアとシャン・シャオナ/サビーネ・ウィンター(ドイツ)ペアが対決し、ゲームカウント3-1で伊藤/早田ペアが勝利した。これにより、伊藤は女子シングルスと女子ダブルスの2冠、早田は女子ダブルスと混合ダブルスの2冠を達成した。


写真:戸上隼輔と宇田幸矢(明治大)/提供:WTT

男子ダブルス決勝では、世界ランキング1位の戸上隼輔/宇田幸矢(明治大)ペアが登場。優勝をかけて趙大成(チョデソン)/張禹珍(ジャンウジン・韓国)ペアと対戦するも、ゲームカウント0-3で敗れ惜しくも優勝を逃した。

19日試合結果

男子シングルス決勝


写真:林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)/提供:WTT

〇林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)4-0 向鵬(シャンパン・中国)
11-8/11-9/11-5/11-8

女子シングルス決勝

〇伊藤美誠(スターツ)4-2 平野美宇(日本生命)
11-8/4-11/11-4/11-7/10-12/11-1

男子ダブルス決勝

戸上隼輔/宇田幸矢(明治大)0-3 趙大成(チョデソン)/張禹珍(ジャンウジン・韓国)〇
9-11/11-13/8-11

女子ダブルス決勝

〇伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)3-1 シャン・シャオナ/サビーネ・ウィンター(ドイツ)
12-10/11-3/8-11/11-9

最終結果

男子シングルス


写真:男子シングルス表彰/提供:WTT

1位:林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)
2位:向鵬(シャンパン・中国)
3位:トルルス・モーレゴード(スウェーデン)、パトリック・フランチスカ(ドイツ)

女子シングルス


写真:女子シングルス表彰/提供:WTT

1位:伊藤美誠(スターツ)
2位:平野美宇(日本生命)
3位:ハン・イン(ドイツ)、シャン・シャオナ(ドイツ)

男子ダブルス


写真:男子ダブルス表彰/提供:WTT

1位:趙大成(チョデソン)/張禹珍(ジャンウジン・韓国)
2位:戸上隼輔/宇田幸矢(明治大)
3位:篠塚大登(愛知工業大)/及川瑞基(木下グループ)、フェリックス・ルブラン/アレクシス・ルブラン(フランス)

女子ダブルス


写真:女子ダブルス表彰/提供:WTT

1位:伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)
2位:シャン・シャオナ/サビーネ・ウィンター(ドイツ)
3位:蒯曼(クワイマン)/陳熠(チェンイー・中国)、ベルナデッタ・スッチ(ルーマニア)/ソフィア・ポルカノバ(オーストリア)

混合ダブルス


写真:混合ダブルス表彰/提供:WTT

1位:張本智和(IMG)/早田ひな(日本生命)
2位:黄鎮廷(ウォンチュンティン)/杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)
3位:宇田幸矢(明治大)/伊藤美誠(スターツ)、オビディウ・イオネスク/ベルナデッタ・スッチ(ルーマニア)

戸上隼輔インタビュー(2020年1月公開)


写真:戸上隼輔/撮影:伊藤圭

>>卓球界の次世代ホープ・戸上隼輔 リオ銀吉村育てた名将と歩んだ高校生王者への道

>>戸上隼輔「人生が変わった」水谷隼からの金星 若き新星、パリ五輪目指す

>>「卓球で生きていく」 “パリ世代三銃士”宇田幸矢・戸上隼輔・木造勇人、覚悟と決意の挑戦

宇田幸矢インタビュー(2020年10月公開)


写真:宇田幸矢/撮影:伊藤圭

>>「卓球で生きていく」 “パリ世代三銃士”宇田幸矢・戸上隼輔・木造勇人、覚悟と決意の挑戦