＜第91回全日本大学総合卓球選手権大会（団体の部）　日程：7月6～9日 場所：スカイホール豊田＞

7月9日、全日本大学総合卓球選手権大会団体の部（通称：インカレ）は最終日を迎え、女子決勝は神戸松蔭女子学院大学が立命館大学を3-2で振り切り、初優勝を飾った。

女子団体決勝総括

女子団体決勝では、昨年準優勝の神戸松蔭女子学院大学と、今大会破竹の勢いで決勝まで進んできた立命館大学による関西勢対決が実現した。

写真：鶴岡菜月（神戸松蔭女子学院大学）/撮影：ラリーズ編集部

試合は、1番で鶴岡菜月（神戸松蔭女子学院大）が先制点を挙げると、2番では山本愛織（立命館大）がフルゲームの激闘を制して、1-1と互角の戦いを繰り広げる。

写真：山本愛織（立命館大）/撮影：ラリーズ編集部

ダブルスでは河野凪紗/田村美佳（立命館大）ペアが取り、立命館大学が優勝に王手をかける。

写真：河野凪紗/田村美佳（立命館大）/撮影：ラリーズ編集部

4番で枝廣瞳（神戸松蔭女子学院大）が1本取り返し、2-2で勝負はラストまでもつれ込んだ。

写真：枝廣瞳（神戸松蔭女子学院大）/撮影：ラリーズ編集部

最後は鶴岡美菜（神戸松蔭女子学院大）が、ここまでラストで金星を挙げてきた河野と対戦。河野は2-1リードの4ゲーム目にあと2点で優勝と迫るが、そこから鶴岡美菜が驚異の粘りを見せ、3-2と逆転勝利を収めた。

写真：鶴岡美菜（神戸松蔭女子学院大）/撮影：ラリーズ編集部

神戸松蔭女子学院大学が初優勝を飾り、大学日本一の称号を手にした。

女子団体決勝

立命館大学 2-3 神戸松蔭女子学院大学〇

田村美佳 0-3 鶴岡菜月〇
〇山本愛織 3-2 木塚陽菜
〇河野凪紗/田村美佳 3-1 枝廣瞳/鶴岡菜月
丸怜央奈 0-3 枝廣瞳〇
河野凪紗 2-3 鶴岡美菜〇

神戸松蔭女子学院大・寺田愛コーチコメント

優勝の感想

もちろん（準優勝に終わった）1年前、今の4年生が1年生の頃からも、もちろん優勝は目指してたんですけど、まさかできるとは思ってなかったので本当に嬉しいです。

ただ、そうは言いながらもどこかで、優勝するかなとも思っていたんですけど、それでも嬉しいです。

決勝戦について

何回も心が折れそうになったんですけど、チームワークや自立性などがずば抜けている選手たちなので、そこは任せようと思って、私はどしっと構えていました。

勝因は？

今まで繋いできてくれた先輩たちの力もあると思いますし、4年生の団結力がすごくて、優勝チームに育て上げるんだという思いがあって、そこじゃないですかね。

チームがまとまって努力してきたことが結果につながったと思います。

チームの今後について

次は全日学（個人の部）があって、全員で全日学に出場しようというのが目標なので、達成しに行きたいと思います。

女子団体成績

優勝　神戸松蔭女子学院大学

写真：神戸松蔭女子学院大学/撮影：ラリーズ編集部

※初優勝