文:ラリーズ編集部
<令和8年秋季関東学生卓球リーグ1部・2部 日程:9月14日~16日、25~26日 場所:港区スポーツセンター、代々木第2体育館>
2026年度秋季関東学生卓球リーグ戦の女子1部は、専修大学が7戦全勝で優勝を果たした。同じく全勝で最終戦を迎えた筑波大学との直接対決をマッチカウント4-2で制し、春季リーグ、インカレ、秋季リーグを制するグランドスラムを達成した。
専修大が全勝対決を制す
第6戦を終えた時点で、専修大と筑波大はともに6勝0敗。最終戦となる第7戦の直接対決が、そのまま優勝決定戦となった。
トップのダブルスは首藤成美/遊佐美月(専修大)ペアが青井さくら/牧野里菜(筑波大)ペアをゲームカウント3-1で下して先制。しかし2番で島村果怜(専修大)が萩原怜奈(筑波大)に、3番で山岸唯菜(専修大)が青井さくら(筑波大)にいずれもゲームカウント1-3で敗れ、専修大はマッチカウント1-2と逆転を許した。
流れを引き戻したのは4番の田旻一(専修大)だった。牧野とのゲームカウント3-2の接戦を制して2-2のタイに戻すと、5番では首藤が上澤茉央(筑波大)を退けて勝ち越し。
そして6番、村松愛菜(専修大)が直江杏(筑波大)をフルゲームで振り切り、優勝を決める4点目を挙げた。
筑波大学は6勝1敗で2位。エースの青井は1〜2部通算39勝に到達し、特別賞の受賞が確定した。
3位は日本体育大学、4位は東洋大学で、ともに4勝3敗。日体大は第6戦で國學院大學に競り負けたものの、第7戦では日本大学を下して3位を確保した。
5位以下では早稲田大学、中央大学、國學院大學が2勝5敗で並んだ。第7戦の直接対決で早稲田大が國學院大を4-0で下しており、早稲田大が5位、中央大が6位、國學院大が7位となった。國學院大は1部・2部入れ替え戦に回る。
8位の日本大学は1勝6敗で2部降格が決まった。
特別賞は、筑波大の青井さくら(1〜2部通算39勝)と青山学院大の小林りんご(同35勝)の2名が受賞を確定させている。
専修大学・加藤充生樹監督 コメント
ー今のお気持ちはいかがですか?
今回は本当に負けたと思っていたので、選手が本当によく頑張ったと思います。
ー筑波戦は激戦になりました。どのような心境で見守っていましたか?
筑波戦までは、逆にうまくいきすぎていたんです。6試合中4試合が4-0で、4-1の試合もあって、なかなか(オーダーの)後半の選手まで試合が回ってこなかったんです。本当はもっとたくさん試合を経験させたうえで筑波戦に臨みたかったんですが、全然試合ができていなかったので、調整がすごく難しかったです。
それに、田(旻一)が3日ぐらい前に捻挫してしまって、昨日の中央大戦も「会場にも来るな」と言っていたぐらい重傷の捻挫だったんです。
ただ、昨日の試合後の田の練習を見て「それなりにはできる」という感じで、かつ今日は優勝のかかった筑波戦だったこともあり、すごく悩んだんですが、彼女を出すことにしました。
そこで牧野さんに当たってくれて、なんとか勝てたという感じです。オーダーがうまくいったというのはありましたが、正直かなり苦しかったです。
ーひらめきもあっての起用だったんですね。
そうですね。彼女の「負けたくない」という気持ちの強さを信じて起用したのが、今回は良かったかなと思います。
ー春季リーグ、インカレと優勝して、残すは秋季リーグという状況で迎えた大会でした。結果的には全勝で終えましたが、振り返ってみると、すべてうまくいったという感覚でしょうか?
この1年間、本当にうまくいきすぎて怖いぐらいだったんですが、最後は本当に苦しかったです。それでも、田もそうですし、村松も、首藤も、苦しい試合を勝ってくれて、本当に良かったです。
あと、うちは今年からケアを担当してくださる接骨院の先生に選手たちを診てもらっています。田も先生に足首をガチガチに固めていただきました。そういった方々の力もあっての優勝でした。
ー今年の主力メンバーは来年もほぼ残ると思います。連覇を目指す難しさもあると思いますが、来年に向けてはいかがですか?
今年はちょっとうまくいきすぎたところがありますし、連覇は本当に難しいと思います。ただ、メンバーも一緒なので、また頑張って、春季リーグ、秋季リーグ、そしてインカレと、タイトルを獲りたいと思います。
あとは、今回出られなかったメンバーにも、レギュラーに定着できるように頑張ってもらいたいです。
レギュラー争いが熾烈になることこそ、チーム力のアップにつながると思うので、他のメンバーにも頑張ってもらいたいと思います。
2026年度秋季関東学生卓球リーグ戦 女子1部最終順位
優勝:専修大学(7勝0敗)
準優勝:筑波大学(6勝1敗)
3位:日本体育大学(4勝3敗)
4位:東洋大学(4勝3敗)
5位:早稲田大学(2勝5敗)
6位:中央大学(2勝5敗)
7位:國學院大學(2勝5敗) ※1部・2部入れ替え戦へ
8位:日本大学(1勝6敗) ※2部降格
関東学生卓球リーグ 特別賞受賞確定者
青井さくら(筑波大):1~2部通算39勝
小林りんご(青山学院大):1~2部通算35勝
関東学生卓球リーグ 殊勲賞
田旻一(専修大学)
関東学生卓球リーグ 敢闘賞
岩木仁香(日本体育大学)
関東学生卓球リーグ 優秀選手賞
青井さくら(筑波大学)
萩原怜奈(筑波大学)
堀江こぺり(早稲田大学)
関東学生卓球リーグ 最優秀ペアー賞
首藤成美・遊佐美月 (専修大学)
女子1部 試合結果(第6戦)
〇専修大学 4-0 中央大学
〇首藤成美/遊佐美月 3-1 竹内伶/附田美瑠姫
〇福井蓮彩 3-1 石川実鈴
〇遊佐美月 3-0 西脇姫花
〇村松愛菜 3-1 武山華子
島村果怜 – 竹内伶
首藤成美 – 附田美瑠姫
山岸唯菜 – 由井心菜
〇筑波大学 4-2 東洋大学
〇青井さくら/牧野里菜 3-0 山脇ゆき/上澤依央
〇萩原怜奈 3-0 浦部佳苗
〇青井さくら 3-1 上澤依央
牧野里菜 0-3 関口莉桜〇
上澤茉央 0-3 山脇ゆき〇
〇近藤爽 3-2 桧山夏望
直江杏 – 本間あかり
〇國學院大学 4-3 日本体育大学
佐藤野々華/宮内理仲 2-3 髙橋奈未/岩木仁香〇
髙橋美悠 0-3 西川結〇
〇佐藤野々華 3-0 島田香菜
宮内理仲 0-3 岩木仁香〇
〇渡辺佑奈 3-1 加藤心乙花
〇上田紫乃 3-2 髙橋奈未
〇増田華 3-2 渡邉莉々子
早稲田大学 3-4 日本大学〇
司千莉/山田彩心 1-3 野崎穂果/新治舞羽〇
〇小野蒼彩 3-1 赤川瑞姫
堀江こぺり 2-3 野崎穂果〇
〇渡邉心葉 3-0 笠田朋花
〇司千莉 3-1 深谷菜々美
山田彩心 2-3 新治舞羽〇
大場心春 2-3 新治愁菜〇
女子1部 試合結果(第7戦)
國學院大学 0-4 早稲田大学〇
上田紫乃/増田華 1-3 司千莉/小野蒼彩〇
宮内理仲 1-3 堀江こぺり〇
佐藤野々華 1-3 渡邉心葉〇
増田華 0-3 司千莉〇
渡辺佑奈 – 大場心春
髙橋美悠 – 山田彩心
上田紫乃 – 小野蒼彩
〇日本体育大学 4-1 日本大学
〇髙橋奈未/岩木仁香 3-2 野崎穂果/新治舞羽
花輪日菜 2-3 赤川瑞姫〇
〇西川結 3-2 笠田朋花
〇岩木仁香 3-0 野崎穂果
〇髙橋奈未 3-1 新治愁菜
加藤心乙花 – 深谷菜々美
渡邉莉々子 – 新治舞羽
〇専修大学 4-2 筑波大学
〇首藤成美/遊佐美月 3-1 青井さくら/牧野里菜
島村果怜 1-3 萩原怜奈〇
山岸唯菜 1-3 青井さくら〇
〇田旻一 3-2 牧野里菜
〇首藤成美 3-1 上澤茉央
〇村松愛菜 3-2 直江杏
遊佐美月 – 近藤爽
中央大学 3-4 東洋大学〇
〇竹内伶/附田美瑠姫 3-1 山脇ゆき/上澤依央
武山華子 2-3 浦部佳苗〇
竹内伶 1-3 山脇ゆき〇
〇附田美瑠姫 3-2 上澤依央
西脇姫花 2-3 関口莉桜〇
〇野末彩夏 3-2 本間あかり
由井心菜 1-3 桧山夏望〇






