明治大学が8季ぶりの優勝 4年生・高橋航太郎が殊勲の勝利 高山監督「期待に応えてくれた」<2026年秋季関東学生卓球リーグ・男子1部> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:明治大学/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 明治大学が8季ぶりの優勝 4年生・高橋航太郎が殊勲の勝利 高山監督「期待に応えてくれた」<2026年秋季関東学生卓球リーグ・男子1部>

2026.09.29

文:ラリーズ編集部

<令和8年秋季関東学生卓球リーグ1部・2部 日程:9月14日~16日、25~26日 場所:港区スポーツセンター、代々木第2体育館>

2026年度秋季関東学生卓球リーグ戦の男子1部は、明治大学が6勝1敗で優勝を果たした。明治大の1部優勝は2022年秋季以来、8シーズンぶりとなる。

最終戦となる第7戦で、明治大は今春の覇者・中央大学と対戦。この直接対決を4-2で制し、自力で頂点をつかみ取った。

明治大4年・高橋航太郎が決勝点

最終戦となる第7戦で、明治大は今春の覇者・中央大学と対戦。トップダブルスは、明治大学の飯村悠太/木方圭介ペアが中央大学の前出陸杜/小野泰和ペアをゲームカウント3-1と下して先制する。しかし2番では谷本拓海(中央大)が齋藤俊太朗(明治大)をストレートで退け、すぐさま1-1に追いついた。

流れを引き戻したのは明治大の両エースだった。3番の木方が小野を、4番の飯村が道廣晴貴をいずれもストレートで破り、一気に3-1とリードを広げる。

中央大も5番で岸本漣斗が芝拓人(明治大)をストレートで下して食い下がったが、6番に登場した4年生の高橋航太郎(明治大)が前出をゲームカウント3-2で振り切り、優勝を決める4点目を挙げた。

2位は専修大学、3位は中央大学で、ともに5勝2敗。第6戦の直接対決で専修大が中央大を4-0で下しており、この結果が順位を分けた。

4位は法政大学、5位は日本大学で、こちらも4勝3敗で並んだ。6位以下では駒澤大学と早稲田大学が2勝5敗で並び、第7戦の直接対決を駒澤大が4-3で制して6位。早稲田大は7位となり、1部・2部入れ替え戦に回ることになった。8位の日本体育大学は7戦全敗で2部降格が決まった。

なお、リーグ戦通算勝利数による特別賞は、明治大の飯村悠太(1部通算34勝)、早稲田大の徳田幹太(同33勝)、中央大の前出陸杜(同30勝)、日本体育大の笠井埜衣(1〜2部通算26勝)の4名が受賞を確定させた。

明治大学・高山幸信監督 コメント

ー優勝した今のお気持ちを聞かせてください。

本当に、素直に嬉しいです。今の4年生が入学してから一度も優勝していなかったので。

ー今回、最後の試合は勝てば優勝という状況でした。どんな心境で臨まれましたか?

この3シーズンぐらいは、最終日を迎えた時点で「他校の結果次第では優勝できるかもしれない」という状況が続いていました。

ただ、他力本願的なところもあったり、いろいろと余計なことを考えなければいけなかったりする最終日が多かったんです。

その点、今回は最初に早稲田には負けましたけれど、その後は自分たちが勝利すれば優勝できる状況でした。なので、気持ち的には余計なことを何も考えず、「勝つこと」だけを目標にして戦えたかなと思います。

ー4年生の飯村選手は勝ち頭としてしっかり勝利を重ね、ダブルスでもポイントを取っていました。最後の秋季リーグでの活躍をどう見ていますか?

4年生になってから、特に「優勝したい」という気持ちが彼の中で強くなったと思います。1年生の時よりも、チームで優勝したいという思いが強くなった。

その分、インカレも良かったですし、今回も早稲田の濵田くんには負けましたけれど、その試合の内容も良かったです。そういう闘争心あふれるプレーでチームを引っ張ってくれたところはあるかもしれないですね。

ー高橋選手も、かなり活躍を見せていました。

そうですね。彼も、おそらく去年のインカレの朝日大学戦でラストに出て負けて以来の試合だったと思います。

ただ、ここ最近のプレースタイルを見ていると、今までのように下がるばかりのプレーではなく、前についてもそこそこ試合ができるようになっていました。そこで、今回は思い切って起用してみようかなと思ったんです。

その結果、本当に期待に応えてくれたので、良かったと思いますね。

ーファインプレーもありながら、見ている側がドキドキするようなプレーもあって、ベンチもかなり盛り上がっていました。

やっぱり、ああいうふうに簡単にミスをせず、ラリー戦が続くと盛り上がるじゃないですか。

前陣でプレーする選手は、ピッチ自体は速いんですけど、レシーブミス、3球目ミス、4球目ミスといったように、早い段階でミスをしてしまうことも結構あります。簡単に点数を失うことが多いんですよね。

高橋のようなスタイルは、少し古いのかもしれないですけど、ああいうプレーはやっぱり関東学生リーグの雰囲気に合っているのかな、と思いますね。

ーまだ個人戦などもありますが、次のチーム、次のシーズンに向けて、今後についてはどう考えていますか?

今回は、近年ダブルスが勝ち始めて、安定してきたところが大きかったと思います。来年に向けては、もう一度ダブルスを考えていかないといけません。木方と誰を組ませるのかというところを含めて、もう一度強化していく必要があります。

それと、今いる選手の中で今回出場しなかった選手もいますし、来年の新入生も入ってきます。そういった選手たちも含めて、もう一度チーム内で競争しながら、チーム力が上がっていくような計画を立てて強化できればいいかなと思います。

2026年度秋季関東学生卓球リーグ戦 男子1部最終順位

優勝:明治大学(6勝1敗)
準優勝:専修大学(5勝2敗)
3位:中央大学(5勝2敗)
4位:法政大学(4勝3敗)
5位:日本大学(4勝3敗)
6位:駒澤大学(2勝5敗)
7位:早稲田大学(2勝5敗) ※1部・2部入れ替え戦へ
8位:日本体育大学(0勝7敗) ※2部降格

関東学生卓球リーグ 特別賞受賞確定者

飯村悠太(明治大):1部通算34勝
徳田幹太(早稲田大):1部通算33勝
前出陸杜(中央大):1部通算30勝
笠井埜衣(日本体育大):1~2部通算26勝

関東学生卓球リーグ 殊勲賞

飯村悠太(明治大学)

関東学生卓球リーグ 敢闘賞

木塚陽斗(専修大学)

関東学生卓球リーグ 優秀選手賞

飯村悠太(明治大学)
木塚陽斗(専修大学)
谷本拓海(中央大学)

関東学生卓球リーグ 最優秀ペアー賞

徳田幹太・濵田尚人(早稲田大学)

男子1部 試合結果(第6戦)

〇明治大学 4-3 日本大学

飯村悠太/木方圭介 1-3 吉山僚一/吉山和希〇
水谷悠真 1-3 加藤公輝〇
〇芝拓人 3-0 吉山和希
〇飯村悠太 3-0 村田翔
木方圭介 1-3 吉山僚一〇
〇齋藤俊太朗 3-2 辻井聡一
〇高橋航太郎 3-1 加山雅基

早稲田大学 3-4 法政大学〇

〇徳田幹太/濵田尚人 3-1 佐藤卓斗/岩井田雄斗
浦田景太朗 0-3 宗石篤頼〇
〇濵田尚人 3-0 木村友哉
〇徳田幹太 3-0 渡辺凜吾
磯村拓夢 0-3 佐藤卓斗〇
星和志 1-3 岩井田雄斗〇
櫻井大地 1-3 松岡佑亮〇

〇駒澤大学 4-2 日本体育大学

坂田陽哉/丸川智弘 1-3 笠井埜衣/熊谷楓希〇
〇日高智貴 3-2 高山卓彦
杉浦涼雅 2-3 笠井埜衣〇
〇丹羽良 3-0 遠藤唯夢
〇池田康智 3-0 熊谷楓希
〇菅琉乃介 3-2 楊光
坂田陽哉 – 上田一翔

〇専修大学 4-0 中央大学

〇田中京太郎/山下慧 3-1 前出陸杜/小野泰和
〇溜大河 3-0 青山貴洋
〇木塚陽斗 3-2 前出陸杜
〇久保賢輔 3-2 小野泰和
二井原有真 – 道廣晴貴
田中京太郎 – 谷本拓海
下田蓮 – 石山浩貴

男子1部 試合結果(第7戦)

早稲田大学 3-4 駒澤大学〇

〇徳田幹太/濵田尚人 3-2 坂田陽哉/丸川智弘
磯村拓夢 2-3 菅琉乃介〇
〇櫻井大地 3-1 日高智貴
〇徳田幹太 3-1 坂田陽哉
濵田尚人 1-3 杉浦涼雅〇
浦田景太朗 0-3 丹羽良〇
星和志 2-3 池田康智〇

中央大学 2-4 明治大学〇

小野泰和/前出陸杜 1-3 飯村悠太/木方圭介〇
〇谷本拓海 3-0 齋藤俊太朗
小野泰和 0-3 木方圭介〇
道廣晴貴 0-3 飯村悠太〇
〇岸本漣斗 3-0 芝拓人
前出陸杜 2-3 高橋航太郎〇
石山浩貴 – 水谷悠真

専修大学 1-4 日本大学〇

田中京太郎/山下慧 2-3 吉山僚一/吉山和希〇
久保賢輔 1-3 加山雅基〇
〇木塚陽斗 3-0 吉山和希
溜大河 1-3 加藤公輝〇
田中京太郎 1-3 吉山僚一〇
三井原有真 – 石塚雄人
中島瞳輝 – 辻井聡一

〇法政大学 4-2 日本体育大学

〇佐藤卓斗/岩井田雄斗 3-1 笠井埜衣/熊谷楓希
宗石篤頼 2-3 遠藤唯夢〇
〇佐藤卓斗 3-1 高山卓彦
〇岩井田雄斗 3-1 笠井埜衣
渡辺涼吾 1-3 熊谷楓希〇
〇木村友哉 3-0 水野登偉
松岡佑亮 – 楊光