文:ラリーズ編集部
<WTTスターコンテンダーゴア 日時:2月27日~3月5日 場所:インド・ゴア>
28日、インドのゴアにて行われているWTTスターコンテンダーゴアは2日目を迎え、男女シングルス予選3回戦までが行われた。
田中佑汰が本戦出場
写真:田中佑汰(愛知工業大)/提供:WTT
男子シングルス予選2回戦に登場した田中佑汰(愛知工業大)はSURAVAJJULA Snehit(インド)と対戦。第1ゲームを11-6で制すと、その後は田中が終始主導権を握り、3-0で勝利を飾った。続く予選3回戦では、徐瑛彬(シュインビン・中国)と対戦した。
第1ゲームを田中が制すも、第2ゲームのデュースを徐が奪いゲームカウントは1-1に。田中がもう1ゲームを取り迎えた第4ゲームもデュースまでもつれこんだ。最後は徐のドライブがオーバーミスとなり、14-12で田中が勝利。本戦出場権を得た。
写真:及川瑞基(木下グループ)/提供:WTT
また、及川瑞基(木下グループ)は予選2回戦を突破したが、予選3回戦ではベンス・マヨロス(ハンガリー)相手にフルゲームの接戦となった。最終ゲームでは及川がマッチポイントを握るも、デュースに突入。最後は及川のバックハンドドライブがオーバーミスとなり、惜しくも予選敗退となる。しかし、ラッキールーザー枠として及川もまた本戦出場の機会を得た。
一方、木造勇人(個人)は予選2回戦でAdrien RASSENFOSSE(ベルギー)に敗れ男子シングルスの本戦出場を逃した。木造は及川との男子ダブルスで上位進出を狙う。
写真:戸上隼輔(明治大)/提供:WTT
大会3日目となる3月1日は、全種目で1回戦が行われる。戸上隼輔(明治大)は男子シングルス、宇田幸矢(明治大)と組む男子ダブルスで黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)と連続の試合になるが、どちらも勝利して次戦へと進むことができるのか注目したい。
ダブルスでは、第1シードや第2シードに当たることが多い日本勢だが、シードペアを破って勝ち星を挙げることができるか。また、シードを持つ宇田/戸上ペア、張本智和(IMG)/早田ひな(日本生命)ペアはシードペアとしての実力を示すことができるか注目だ。
混合ダブルスでは日本勢対決が早くも実現する。日本勢の28日の試合結果と3月1日の試合予定は以下の通り。
28日日本選手試合結果
男子シングルス予選2回戦
〇田中佑汰(愛知工業大)3-0 SURAVAJJULA Snehit(インド)
木造勇人(個人)0-3 Adrien RASSENFOSSE(ベルギー)〇
〇及川瑞基(木下グループ)3-1 Akash PAL(インド)
男子シングルス予選3回戦
〇田中佑汰(愛知工業大) 3-1 徐瑛彬(シュインビン・中国)
及川瑞基(木下グループ) 2-3 ベンス・マヨロス(ハンガリー)〇
※及川瑞基、ラッキールーザーとして本戦出場権獲得
1日日本選手試合予定
男子シングルス1回戦
戸上隼輔(明治大) – 黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)
篠塚大登(愛知工業大) – ジョン・パーソン(スウェーデン)
田中佑汰(愛知工業大)- ベネディクト・デューダ(ドイツ)
及川瑞基(木下グループ) – 趙子豪(ジャオズーホウ・中国)
女子シングルス1回戦
長﨑美柚(木下グループ) – Yashaswini GHORPADE(インド)
張本美和(木下アカデミー) – Minhyung JEE(オーストラリア)
男子ダブルス1回戦
宇田幸矢/戸上隼輔(明治大) – 何鈞傑(フージェンジェ)/黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)
木造勇人(個人)/及川瑞基(木下グループ) – マティアス・ファルク/クリスチャン・カールソン(スウェーデン)
女子ダブルス1回戦
張本美和(木下アカデミー)/長﨑美柚(木下グループ) – 田志希(チョンジヒ)/申裕斌(シェンユービン・韓国)
混合ダブルス1回戦
張本美和(木下アカデミー)/戸上隼輔(明治大) – クリスティーナ・ケルべリ/トルルス・モーレゴード(スウェーデン)
長﨑美柚(木下グループ)/及川瑞基(木下グループ) – 早田ひな(日本生命)/張本智和(IMG)