文:ラリーズ編集部
<天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 日程:2024年1月22~28日 場所:東京体育館(東京)>
27日、2024年全日本卓球選手権大会は6日目を迎え、男子シングルス準々決勝が行われた。
張本、篠塚が4強入り
6回戦で松島輝空(木下グループ)との激戦を制した篠塚大登(愛知工業大)と、ベテランの高木和卓(ファースト)の対戦は、第1ゲームからデュースの接戦となるも、ゲーム終盤に切れ味の鋭いカウンターを見せた篠塚が先制する。中後陣に下げられても威力ある両ハンドで逆襲を見せた篠塚が第2、第3ゲームを連取し、4強入りまであと1ゲームに迫る。
写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部
粘り強いフォアハンドで1ゲームを返した高木和だが、終始安定した両ハンドを振り続けた篠塚が2年連続のベスト4入りを決めた。
6回戦で村松雄斗(鹿児島県スポーツ協会)との激戦を制した宇田幸矢(明治大)と、丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)に6回戦で勝利した張本智和(智和企画)の対戦は、2020年大会決勝の再戦となった。
宇田が打点の早い両ハンドを見せたが、ミスの少ない攻守で得点を重ねた張本が第1、第2ゲームを連取。ハイリスクな攻めで連続得点を決めた宇田が第3、第4ゲームを奪い返し、ゲームカウントは2-2に。第5ゲーム以降もカウンターの応酬となったが、勝負所で確実に得点をものにした張本がゲームカウント4-2で勝利。ベスト4進出を決めた。
男子シングルス準々決勝 結果1/2
〇篠塚大登(愛知工業大)4-1 高木和卓(ファースト)
15-13/11-8/11-6/9-11/11-5
〇張本智和(智和企画)4-2 宇田幸矢(明治大)
11-4/11-6/6-11/9-11/11-8/12-10
男子シングルス準決勝 組み合わせ
戸上隼輔(明治大)- 吉村真晴(TEAM MAHARU)
篠塚大登(愛知工業大)- 張本智和(智和企画)