写真:チャイニーズタイペイ戦でラストで勝利した朱成竹(チュチェンジュ)に駆け寄る中国香港代表/撮影:ラリーズ編集部
大会報道 杜凱琹「楽しむという任務を成し遂げた」中国香港、大激戦制しメダル確定<世界卓球2024>
2024.02.22
文:ラリーズ編集部
<ITTF世界卓球選手権釜山大会2024 日程:2月16日~2月25日 場所:釜山(韓国)>
22日、世界卓球選手権釜山大会の女子決勝トーナメント準々決勝が行われ、中国香港代表とチャイニーズタイペイ代表が対戦した。
中国香港代表は相手のエース・鄭怡静(チェンイーチン)に2点を奪われるも、杜凱琹(ドゥホイカン)、朱成竹(チュチェンジュ)、李皓晴(リホチン)の3人が1勝ずつあげ、マッチカウント3-2で勝利。メダル獲得を果たした。
中国香港は準決勝で日本とルーマニアの勝者と対戦する。
試合後、杜凱琹(ドゥホイカン)、朱成竹(チュチェンジュ)、李皓晴(リホチン)が報道陣の質問に答えた。
写真:杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)/撮影:ラリーズ編集部
中国香港代表 試合後インタビュー
試合を振り返って
杜凱琹:相手は元々自分たちより強いので、昨晩も監督からは「全力で向かっていって楽しんでほしい」と言われました。
相手のコンディションも大変良かったですが、監督から与えられた楽しむという任務を成し遂げ、とても良い試合をする事ができて嬉しい気持ちです。
マッチカウント1-1の状況で回ってきた時は緊張したか
写真:李皓晴(リホチン・中国香港)/撮影:ラリーズ編集部
李皓晴:正直そんなに考えてなくて、とにかく自分の卓球を発揮できたら良いなと思ってました。
私の後にはまだとても強いチームメイトがいるので、勝敗関係なくリラックスして試合する事ができました。
最後の2-1、デュースではメダルが取れるなどの気持ちがあって緊張したか
朱成竹:メダルが取れることは考えていなかったですが、一発で決めたいという気持ちが強かったので、そこはまだ至らない点だったと反省しています。
拮抗して、14-14の時にベンチの仲間の顔を見た瞬間にもう勝っても負けても大丈夫って思ってから吹っ切れました。
明日の日本になる可能性があるが、どう準備していくか
杜凱琹:日本チームは世界でもかなりトップの方だと思います。
彼女たちの技術も気持ちも強いので、私たちは彼女たちに向かっていって、試合を楽しむのみだと思います。
写真:鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)/撮影:ラリーズ編集部
世界卓球2024 決勝トーナメント
準々決勝 中国香港 3-2 チャイニーズタイペイ
〇杜凱琹 3-0 陳思羽
13-11/11-5/12-10
朱成竹 0-3 鄭怡静〇
9-11/6-11/10-12
〇李皓晴 3-1 李昱諄
11-6/6-11/11-6/11-8
杜凱琹 2-3 鄭怡静〇
7-11/11-9/11-7/8-11/3-11
〇朱成竹 3-1 陳思羽
11-9/4-11/11-8/16-14