文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTフィーダーデュッセルドルフ2024 日程:2024年4月8~12日 場所:デュッセルドルフ(ドイツ)>
10日、WTTフィーダーデュッセルドルフ2024は大会3日目を向かえ、男女シングルス1,2回戦とダブルス種目の1回戦が行われた。
日本男子、全員が白星で3回戦進出
男子シングルス1回戦には田中佑汰(個人)と吉山僚一(日本大)のみが登場。どちらもフルゲームの大接戦を制し、2回戦に駒を進めた。
男子シングルス2回戦には、及川瑞基(個人)、吉村真晴(株式会社SCOグループ)、篠塚大登(愛知工業大)、田中、吉山が登場。田中は第1シードの高承睿(ガオチェンルイ・チャイニーズタイペイ)と対戦し、1ゲーム目を先取されるなど苦しい展開になるが、2ゲーム目のデュースを競り勝ってから盛り返し、ゲームカウント3-1で田中が勝利。3回戦進出を決めた。
写真:田中佑汰(個人)/提供:WTT
その他、吉村が競り合いのフルゲームの大激闘を制すなど、日本男子勢は全員2回戦を勝利し、3回戦へと駒を進めた。
大藤、芝田3回戦へ。横井はフルゲームの末に惜敗
女子シングルスでは、大藤沙月(ミキハウス)、芝田沙季(ミキハウス)、横井咲桜(ミキハウス)が1回戦をしっかりと勝ち切り2回戦へ。女子シングルス2回戦では、大藤と芝田がそれぞれゲームカウント3-1で強さを見せ、3回戦へ駒を進めた。
横井は韓国の李恩惠(イウンヘ・韓国)と対戦。横井が先に2ゲーム先取するも、李に3ゲームを取り返されゲームカウント2-3で横井が惜敗。惜しくも2回戦で姿を消した。
写真:芝田沙季(ミキハウス)/提供:WTT
男子ダブルス1回戦には、及川/吉村ペアが登場。Maciej KUBIK/Milosz REDZIMSKI(ポーランド)と対戦するも、2度のデュースを制され、ゲームカウント0-3で敗退。悔しい1回戦負けとなった。
混合ダブルス1回戦には、予選を勝ち上がってきた横井/横谷晟(愛知工業大)ペアがSarvinoz MIRKADIROVA/Aidos KENZHIGULOV(カザフスタン)と対戦。ゲームを取り合うフルゲームの接戦となるも、第5ゲームを9-11で取られ、ゲームカウント2-3で惜敗。惜しくも本戦1回戦で姿を消した。
11日には、男女シングルス3回戦、準々決勝が行われる。
10日 日本選手の試合結果
男子シングルス1回戦
〇田中佑汰(個人)3-2 Elias RANEFUR(スウェーデン)
〇吉山僚一(日本大)3-2 ダニエル・ゴンザレス(プエルトリコ)
男子シングルス2回戦
〇田中佑汰(個人)3-1 高承睿(ガオチェンルイ・チャイニーズタイペイ)
〇及川瑞基(個人)3-0 フィリップ・ゼリコ(クロアチア)
〇吉村真晴(株式会社SCOグループ)3-2 林兆恒(リンチャンフン・中国香港)
〇篠塚大登(愛知工業大)3-1 ヤロスラフ・ツムデンコ(ウクライナ)
〇吉山僚一(日本大)3-0 Finn LUU(オーストラリア)
女子シングルス1回戦
〇大藤沙月(ミキハウス)3-1 ZHOU Jingyi(シンガポール)
〇芝田沙季(ミキハウス)3-1 吳詠琳(ウーインラン・中国香港)
〇横井咲桜(ミキハウス)3-0 ステファニー・ロエウイリーテ(フランス)
女子シングルス2回戦
〇大藤沙月(ミキハウス)3-1 Ivana MALOBABIC(クロアチア)
〇芝田沙季(ミキハウス)3-1 ナタリア・バヨル(ポーランド)
横井咲桜(ミキハウス)2-3 李恩惠(イウンヘ・韓国)〇
男子ダブルス1回戦
及川瑞基(個人)/吉村真晴(株式会社SCOグループ)0-3 Maciej KUBIK/Milosz REDZIMSKI(ポーランド)〇
混合ダブルス1回戦
横谷晟(愛知工業大)/横井咲桜(ミキハウス)2-3 Sarvinoz MIRKADIROVA/Aidos KENZHIGULOV(カザフスタン)〇
11日 日本選手の試合予定
男子シングルス3回戦
田中佑汰(個人)- Romain RUIZ(フランス)
及川瑞基(個人)- 廖振珽(リャオチェンティン・チャイニーズタイペイ)
吉村真晴(株式会社SCOグループ)- 馮翊新(フェンイーシン・チャイニーズタイペイ)
篠塚大登(愛知工業大)- カナック・ジャー(アメリカ)
吉山僚一(日本大)- ベネディクト・デューダ(ドイツ)
女子シングルス3回戦
大藤沙月(ミキハウス)- KIM Haeun(韓国)
芝田沙季(ミキハウス)- Chantal MANTZ(ドイツ)