戸上/篠塚ペア、競り合いを制し8強入り<卓球・WTTサウジスマッシュ2024> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:篠塚大登(愛知工業大)/戸上隼輔(井村屋グループ)/提供:WTT

大会報道 戸上/篠塚ペア、競り合いを制し8強入り<卓球・WTTサウジスマッシュ2024>

2024.05.08

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTサウジスマッシュ2024 日程:2024年5月1~11日 場所:ジッダ(サウジアラビア)>

7日、WTTサウジスマッシュ2024は大会7日目を向かえ、男女シングルスと男女ダブルスの2回戦、混合ダブルスの準々決勝が行われた。

戸上/篠塚ペア、韓国ペアを倒し準々決勝へ

男子ダブルス2回戦では、戸上隼輔(井村屋グループ)/篠塚大登(愛知工業大)ペアが今大会第2シードの李尚洙(イサンス)/林鐘勲(イムジョンフン・韓国)ペアと対戦。

第1ゲームはデュースの競り合いとなり、韓国ペアにゲームポイントを握られるも、13-11で日本ペアが先取する。第2ゲームも第1ゲームをものにした勢いそのままに日本ペアが連取。勝利まであと1ゲームとする。


写真:篠塚大登(愛知工業大)/戸上隼輔(井村屋グループ)/提供:WTT

第3ゲームは韓国ペアに中盤リードを許し、追いかける展開になるも、終盤できっちり追いつきデュースに突入。12-12とするも、韓国ペアがサービスエースとレシーブエースで連続得点し、第3ゲームは韓国ペアが奪取する。

第4ゲームは序盤、拮抗した試合展開に。しかし中盤で2点のリードを手にした日本ペアが最後までリードを守り切り、11-8で日本ペアが獲得。ゲームカウント3-1で日本ペアが勝利。8強入りを決めた。


写真:篠塚大登(愛知工業大)/戸上隼輔(井村屋グループ)/提供:WTT

また、男子シングルス2回戦では、張本智和(智和企画)と林鐘勲(イムジョンフン・韓国)が対戦。第1ゲームを林が余裕をもって先取するも、第2ゲームはすぐさま修正した張本が11-6で奪取し振り出しに戻す。


写真:張本智和(智和企画)/提供:WTT

第3ゲームも張本がリズムよく得点を重ねて連取し、勝負は第4ゲームへ。第4ゲームは競り合う中で林が中盤抜け出すも、張本が迫り、9-9とする。そのまま張本が勢いのまま逆転し、第4ゲームを奪取。

ゲームカウント3-1で張本が勝利。吉村真晴(TEAM MAHARU)、篠塚大登(愛知工業大)と共に8日の3回戦へ駒を進めた。

伊藤美誠、快勝で3回戦へ

女子シングルス2回戦では、伊藤美誠(スターツ)と杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)が対戦。試合展開は終始伊藤のペースで進行。第1ゲームを11-4で圧倒すると、勢いそのままに第2、3ゲームを11-6で連取。

相手を寄せ付けない試合で伊藤が快勝。伊藤は、3回戦では、申裕斌(シンユビン・韓国)を倒した木原美悠(木下グループ)との日本人対決に挑む。


写真:伊藤美誠(スターツ)/提供:WTT

また、女子ダブルス2回戦では長﨑美柚(木下グループ)/金娜英(キムナヨン・韓国)の国際ペアが登場。インドの異質ペア、アイヒカ・ムカルジー/スティルタ・ムカルジー(インド)と対戦し、フルゲームの末に逆転勝利し、準々決勝進出を決めている。


写真:長﨑美柚(木下グループ)/金娜英(キムナヨン・韓国)/提供:WTT

8日は、男女シングルス3回戦と男女ダブルス準々決勝、混合ダブルスの準決勝が行われる。

7日 日本選手の試合結果

男子シングルス2回戦

〇張本智和(智和企画)3-1 林鐘勲(イムジョンフン・韓国)

女子シングルス2回戦

〇伊藤美誠(スターツ)3-0 杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)

男子ダブルス2回戦

〇戸上隼輔(井村屋グループ)/篠塚大登(愛知工業大)3-1 李尚洙(イサンス)/林鐘勲(イムジョンフン・韓国)

松島輝空(木下グループ)/呉晙誠(オジュンソン・韓国)0-3 林高遠(リンガオユエン)/梁靖崑(リャンジンクン・中国)〇

女子ダブルス2回戦

〇長﨑美柚(木下グループ)/金娜英(キムナヨン・韓国)3-2 アイヒカ・ムカルジー/スティルタ・ムカルジー(インド)

混合ダブルス準々決勝

〇張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)3-0 ソフィア・ポルカノバ/ロベルト・ガルドシュ(オーストリア)

8日 日本選手の試合予定

男子シングルス3回戦

吉村真晴(TEAM MAHARU)- 王楚欽(ワンチューチン・中国)

篠塚大登(愛知工業大)- ジョナサン・グロート(デンマーク)

張本智和(智和企画)- フェリックス・ルブラン(フランス)

女子シングルス2回戦

伊藤美誠(スターツ)- 木原美悠(木下グループ)

張本美和(木下アカデミー)- ギオギア・ピッコリン(イタリア)

平野美宇(木下グループ)- 陳夢(チェンムン・中国)

早田ひな(日本生命)- 鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)

男子ダブルス準々決勝

戸上隼輔(井村屋グループ)/篠塚大登(愛知工業大)- ルボミール・ピシュテイ(スロバキア)/CHAN Baldwin(中国香港)

女子ダブルス1回戦

長﨑美柚(木下グループ)/金娜英(キムナヨン・韓国)- 田志希(チョンジヒ)/申裕斌(シンユビン・韓国)

混合ダブルス2回戦

張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)- 王楚欽(ワンチューチン)/孫穎莎(スンイーシャ・中国)