文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTフィーダーカッパドキア2024 日程:2024年5月13~17日 場所:カッパドキア(トルコ)>
16日、WTTフィーダーカッパドキア2024は大会4日目を迎え、男女シングルス3回戦と準々決勝、各ダブルス準々決勝、準決勝が終了した。
田中佑汰、篠塚大登、台湾選手に勝ち切り4強入り
男子シングルス準々決勝には、3回戦を快勝で通過した田中佑汰(個人)と篠塚大登(愛知工業大)が登場。田中は今大会第1シードの高承睿(ガオチェンルイ・チャイニーズタイペイ)と対戦。
第1、2ゲームを田中が得意のバックハンドで得点を重ねて連取するも、第3ゲームを高に取られ、勢いのまま第4ゲームも高が制す。最終第5ゲームは、田中の戦術が高に刺さり、11-5で田中が奪取。フルゲームの末に田中が勝利。4強入りを決めた。
写真:田中佑汰(個人)/提供:WTT
篠塚は台湾のベテランで、濵田一輝(早稲田大)を破った荘智淵(チュアンチーユエン・チャイニーズタイペイ)と対戦。第1ゲームは篠塚のペースで先取するも、第2ゲームは接戦に。デュースまでもつれるも、篠塚が制してゲームを連取。
しかし、第3ゲームは荘が意地を見せ、11-7で取り返す。第4ゲームは、再び篠塚がリズムに乗って攻め、11-5で奪取。ゲームカウント3-1で篠塚が勝利。田中に続き、4強入りを果たした。
写真:篠塚大登(愛知工業大)/提供:WTT
女子シングルス準々決勝では、上澤杏音(香ヶ丘リベルテ高)と橋本帆乃香(ミキハウス)が対戦。
第1ゲームはデュースの競り合いになるも、橋本が取り切り先取。第2、3ゲームは上澤も食らいつくも、橋本のカットの前に上澤はゲームを奪うことができず。ゲームカウント3-0で橋本が勝利。準決勝進出を決めた。
写真:橋本帆乃香(ミキハウス)/提供:WTT
その他、大藤沙月(ミキハウス)が徐孝元(ソヒョウォン・韓国)にストレートで勝利。佐藤瞳(ミキハウス)がマニカ・バトラ(インド)にゲームカウント3-1で勝利し、日本女子選手3人が準決勝進出を決めている。
写真:佐藤瞳(ミキハウス)/提供:WTT
また、女子ダブルス準々決勝では、佐藤瞳/橋本帆乃香(ミキハウス)ペアと竹谷美凉/上澤杏音(香ヶ丘リベルテ高)ペアが対戦。第3ゲームこそ競るものの、終始佐藤/橋本ペアが流石の貫禄を見せつけストレートで勝利。佐藤/橋本ペアは、準決勝もストレートで勝利し、決勝進出を決めている。
最終日の17日には男女シングルス準決勝と決勝、各ダブルス決勝が行われる。
16日 日本選手の試合結果
男子シングルス3回戦
〇田中佑汰(個人)3-1 ハーメット・デサイ(インド)
〇篠塚大登(愛知工業大)3-0 Jordy PICCOLIN(イタリア)
男子シングルス準々決勝
〇田中佑汰(個人)3-2 高承睿(ガオチェンルイ・チャイニーズタイペイ)
〇篠塚大登(愛知工業大)3-1 荘智淵(チュアンチーユエン・チャイニーズタイペイ)
女子シングルス3回戦
〇大藤沙月(ミキハウス)3-0 カミーユ・ルッツ(フランス)
〇佐藤瞳(ミキハウス)3-0 Yashaswini GHORPADE(インド)
〇上澤杏音(香ヶ丘リベルテ高)3-2 劉馨尹(リュウシンイン・チャイニーズタイペイ)
〇橋本帆乃香(ミキハウス)3-1 金娜英(キムナヨン・韓国)
女子シングルス準々決勝
〇大藤沙月(ミキハウス)3-0 徐孝元(ソヒョウォン・韓国)
〇佐藤瞳(ミキハウス)3-1 マニカ・バトラ(インド)
上澤杏音(香ヶ丘リベルテ高)0-3 橋本帆乃香(ミキハウス)〇
女子ダブルス準々決勝
〇佐藤瞳/橋本帆乃香(ミキハウス)3-0 竹谷美凉/上澤杏音(香ヶ丘リベルテ高)
女子ダブルス準決勝
〇佐藤瞳/橋本帆乃香(ミキハウス)3-0 Ece HARAC/Simay KULAKCEKEN(トルコ)
17日 試合予定
男子シングルス準決勝
田中佑汰(個人)- 安宰賢(アンジェヒョン・韓国)
篠塚大登(愛知工業大)- フラン・コジッチ(クロアチア)
女子シングルス準決勝
大藤沙月(ミキハウス)- Krittwika ROY(インド)
佐藤瞳(ミキハウス)- 橋本帆乃香(ミキハウス)
男子ダブルス決勝
Florian BOURRASSAUD/Esteban DORR(フランス)- 馮翊新(フェンイーシン)/黄彦誠(フアンヤンチェン・チャイニーズタイペイ)
女子ダブルス決勝
佐藤瞳/橋本帆乃香(ミキハウス)- Poymantee BAISYA/Krittwika ROY(インド)
混合ダブルス決勝
Akash PAL/Poymantee BAISYA(インド)- Anirban GHOSH/Swastika GHOSH(インド)