早田ひな、快進撃続ける北朝鮮代表に勝利 日本代表唯一のベスト4進出<パリ五輪卓球競技> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:早田ひな(日本生命)/提供:ITTF/ONDA

大会報道 早田ひな、快進撃続ける北朝鮮代表に勝利 日本代表唯一のベスト4進出<パリ五輪卓球競技>

2024.08.02

文:ラリーズ編集部

<パリ五輪卓球競技 日程:2024年7月27日~8月10日 場所:サウスパリアリーナ4>

1日、パリ五輪卓球競技は大会6日目を迎え、女子シングルス準々決勝に早田ひな(日本生命)が登場した。

早田ひなが準決勝進出

女子シングルス準々決勝で、早田はピョン・ソンギョン(北朝鮮)と対戦。ピョンは、世界ランキング168位ながら今大会快進撃を続けている選手。1回戦では東京五輪女子団体銅メダリストの杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)、3回戦では世界ランキング11位のアドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)に勝利していた。

試合は、早田が第1、第2ゲームを連取して好スタートを切るも、第3ゲームは徐々に早田のボールに慣れ始めてきたピョンが奪取し、ゲームカウントを2-1とする。続く第3ゲームは、再び早田が奪取して勝利に王手をかけるも、ピョンが第5ゲームを11-9で制すると、第6ゲームもピョンが奪取し、ゲームカウント3-3に追いつかれる。

流れを失いかけていた早田だったが、最終第7ゲームは序盤から両ハンド連打でピョンを突き放し、8-3までリードを広げる。その後、9-6まで追いつかれ、早田がタイムアウトを獲るも、タイムアウト明けのポイントを取り切ってマッチポイントを握る。

そして、最後はピョンがドライブを打ち損ね、早田が11-6で勝利。フルゲームの激戦を制した早田が、男女日本代表で唯一となるシングルス準決勝進出を決めた。

パリ五輪女子シングルス準々決勝


写真:早田ひな(日本生命)/提供:ITTF/ONDA

〇早田ひな(日本生命)4-3 ピョン・ソンギョン(北朝鮮)
11-5/11-5/13-15/11-8/9-11/4-11/11-6

パリ五輪大会報道はこちら

>>パリ五輪大会報道記事はこちら