文:ラリーズ編集部
今回は、タイのサウェータブット・ジニパを紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本情報から、国際大会の成績などに触れていきます。
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サウェータブット・ジニパとは?
サウェータブット・ジニパは、タイ代表として活躍し、パリ五輪団体にも出場したタイの卓球選手です。
サウェータブット・ジニパのプロフィール
サウェータブット・ジニパ(SAWETTABUT Jinnipa)は2000年5月19日生まれの24歳(2024年8月時点)で、タイ出身です。姉は同じ卓球選手でタイ代表であるサウェータブット・スターシニー(タイ)です。
カデット、ジュニア時代からタイの有望選手として活躍し、2018年にはユース五輪に出場。世界ジュニア選手権にも何度も出場し、世界の舞台で早くから活躍しています。
2019年頃からはタイ代表として女子団体代表にも選ばれており、2023年のアジアゲームズでは女子団体3位を貢献。また、パリ五輪女子団体の3番手としてタイ代表に選ばれ、日本の張本美和(木下グループ)選手と対戦しています。
シングルスでの世界選手権出場経験もあり、今後もタイの中心的選手として活躍していくことでしょう。
サウェータブット・ジニパのSNS
サウェータブット・ジニパのプレースタイル
サウェータブット・ジニパは右シェーク裏裏の攻撃型で、バックサービスと多彩なバックハンドを武器に戦います。
サウェータブット・ジニパはバックサービスをメインとして使用しており、非常にコースの種類が多いバックサービスを使用します。フォア前やバックロングのサービスから、バックハンドでの鋭い3球目攻撃が非常にうまく、バックハンドを得意としているように見受けられます。
バックハンドは非常に多彩であり、威力あるバックハンドから緩いバックドライブ、回転量重視のバックドライブまで、様々なバックハンドをストレート、クロス関係なく放つことができます。ミドルのボールもバックで処理することが多く、コースが読みにくいことも特徴です。
また、女子では珍しくフォア前をチキータでレシーブするシーンも多く見られ、チキータからのバックハンドも鉄板戦術です。
サウェータブット・ジニパの使用用具
サウェータブット・ジニパはバタフライの契約選手で、ラケットはバタフライの『ティモボル ZLC』、ラバーはフォア面にバタフライの『テナジー19』、バック面にはバタフライの『テナジー05』を使用しているそうです。
サウェータブット・ジニパの世界ランキング
サウェータブット・ジニパの世界ランキングは118位(2024年8月時点)で、最高ランキングは98位(2024年3月)です。
サウェータブット・ジニパの主な成績
2018年 | ITTFジュニアサーキットセルビア | ジュニア女子シングルス:優勝、ジュニア女子ダブルス:優勝(ペア:LIM Eunice) |
2019年 | ITTFタイオープン | 女子シングルス:ベスト8 |
2022年 | WTTフィーダードーハ | 女子ダブルス:ベスト4(ペア:KHETKHUAN Tamolwan) |
東南アジア競技大会 | 女子団体:金メダル | |
2023年 | アジアゲームズ | 女子団体:第3位 |
2024年 | WTTスターコンテンダーバンコク | 女子ダブルス:ベスト8(ペア:AUEAWIRIYAYOTHIN Wanwisa) |
まとめ
タイ代表として活躍を続けるサウェータブット・ジニパ。今後の彼女の活躍に注目です。