和田なつきが初出場で金メダル 古川佳奈美は銅メダルを獲得<パリパラリンピック卓球競技> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:和田なつき(内田洋行)/提供:ITTFWorld

大会報道 和田なつきが初出場で金メダル 古川佳奈美は銅メダルを獲得<パリパラリンピック卓球競技>

2024.09.06

文:ラリーズ編集部

<パリパラリンピック卓球競技 日時:8月29日~9月7日 場所:サウスパリアリーナ4>

5日、パリパラリンピック卓球競技は8日目が終了し、各クラスで試合が行われた。

古川が銅、和田が金メダルを獲得


写真:古川佳奈美(えん・コミュニケーションズ)/提供:ITTFWorld

女子シングルスWS11に出場の古川佳奈美(えん・コミュニケーションズ)は、準決勝で東京パラリンピック金メダリストのPROKOFEVA Elena(NPA)と対戦。

試合は古川が第1ゲームを11-5で奪取するも、第2ゲームは古川が大きなリードを許して9-11でゲームを奪われる。第3ゲームは競り合いながらも古川がゲームを奪取し、ゲームカウント2-1とする。しかし、続く第4ゲームで古川はゲームを落とすと、最終第5ゲームでも相手のリードに追いつけず、6-11でゲームを落とし、ゲームカウント2-3で敗れた。


写真:和田なつき(内田洋行)/提供:ITTFWorld

同じく女子シングルスWS11に出場の和田なつき(内田洋行)は、準決勝でACER Ebru(トルコ)と対戦。試合は和田が第1ゲームを9-11で奪われるも第2ゲームを11-7で奪い、ゲームカウント1-1とする。第3ゲームでは和田が大きなリードを許して6-11で奪われるが、第4ゲームは競り合いながらも和田が連続得点でゲームを制し、フルゲームにもつれこむ。

最終第5ゲームは、流れに乗る和田が点数を突き放し、そのまま11-7でゲームを奪取。ゲームカウント3-2で勝利し、決勝進出を決めた。

決勝では、和田は古川を下したPROKOFEVA Elenaと対戦。第1ゲームは8-11で奪われたが、第2ゲームからは和田が流れを掴み、3ゲーム連取で勝利。パラリンピック初出場の和田が、嬉しい金メダルを獲得した。

5日 日本選手試合結果

女子シングルスWS11 準決勝

〇和田なつき(内田洋行)3-2 ACER Ebru(トルコ)

古川佳奈美(えん・コミュニケーションズ)2-3 PROKOFEVA Elena(NPA)〇

女子シングルスWS11 決勝

〇和田なつき(内田洋行)3-1 PROKOFEVA Elena(NPA)