中国代表に激震 世界ランク1位・孫穎莎が全種目棄権で帰国へ<ITTFアジア卓球選手権2024> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:孫穎莎(スンイーシャ・中国)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 中国代表に激震 世界ランク1位・孫穎莎が全種目棄権で帰国へ<ITTFアジア卓球選手権2024>

2024.10.10

文:ラリーズ編集部

<ITTFアジア卓球選手権2024 日程:2024年10月7日~13日 場所:アスタナ(カザフスタン)>

10日、中国代表のエースで世界ランキング1位の孫穎莎(スンイーシャ)が、今大会の残り全種目(女子シングルスと女子ダブルス)を棄権し、11日に中国に帰国することが発表された。


写真:孫穎莎(スンイーシャ・中国)/撮影:ラリーズ編集部

孫穎莎は9日の女子団体決勝で日本代表と対戦。2番で伊藤美誠(スターツ)を下すも4番で張本美和(木下グループ)に敗れていた。また、孫穎莎は6日まで北京で開催されていたWTTチャイナスマッシュに出場しており、連戦からの長距離移動による疲労も指摘されていた。

なお、孫穎莎は中国のSNSであるWeibo(微博)でコメントを発表している。

孫穎莎 コメント

私たちの応援のために会場に訪れてくれた方々に感謝します。試合ですので、勝ち負けは存在します。私たちは全力を尽くしました。

(私は昨日の)敗戦後に涙を拭き終えました。次回は必ず勝ちます。私たちは私たちのチームを信じます。なぜなら中国女子チームは最強のチームだからです。

パリ五輪後、厳しい日程と試合が継続し、自分自身充実した状況と皆様に大きく支えられていたと感じています。しかしこの期間中、自分自身でうまくコントロールができず、調整できていなかったと思います。昨日の試合後、腕の筋肉に問題が発生しました。ナショナルチームのメディカルスタッフとアジア選手権の組織委員会に確認をし、コーチ陣が私を守るために、アジア選手権個人種目の棄権に同意してくれました。

みなさま心配しないでください。私はしっかりと回復して調整をしてさらに良い自分になって戻ってきます。引き続き皆様の応援をよろしくお願いします。