文:ラリーズ編集部
<ITTFアジア卓球選手権2024 日程:2024年10月7日~13日 場所:アスタナ(カザフスタン)>
10日、ITTFアジア選手権2024は大会4日目を迎え、男子団体と混合ダブルス3回戦と準々決勝、女子シングルス1回戦が行われた。
中国男子代表が金メダル獲得
写真:林詩棟(リンシドン・中国)/撮影:ラリーズ編集部
男子団体決勝では、準決勝で韓国代表に勝利した中国代表とインド代表に勝利したチャイニーズタイペイ代表が対戦。1番では王楚欽(ワンチューチン・中国)が高承睿(ガオチェンルイ・チャイニーズタイペイ)をストレートで下し、中国が先制する。2番でも林詩棟(リンシドン・中国)が林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)にゲームカウント3-1で勝利し、中国が優勝に王手をかける。
写真:黄彦誠(フアンヤンチェン・チャイニーズタイペイ)/撮影:ラリーズ編集部
3番では、梁靖崑(リャンジンクン・中国)が黄彦誠(フアンヤンチェン・チャイニーズタイペイ)と対戦。第1、第3ゲームを梁靖崑が取り切り流れを掴むも、驚異の粘りを見せた黄彦誠が第4ゲームを奪取。最終第5ゲームも、黄彦誠がデュースを制して逆転勝利。チャイニーズタイペイ代表が1点を返す。
4番では、王楚欽と林昀儒のエース対決に。黄彦誠の逆転勝利の勢いそのままに林昀儒が序盤から流れを掴み、一気に2ゲームを連取。しかし、王楚欽も世界ランキング1位の意地を見せ、フルゲームの末に王楚欽が逆転勝利。王楚欽が2点取りの活躍で、中国代表が見事金メダルを獲得した。
11日には、男子シングルス1、2回戦と女子シングルス2、3回戦、男女ダブルス2、3回戦と混合ダブルス準決勝が行われる。
男子団体決勝結果
〇中国 3-1 チャイニーズタイペイ
〇王楚欽(ワンチューチン)3-0 高承睿(ガオチェンルイ)
〇林詩棟(リンシドン)3-1 林昀儒(リンユンジュ)
梁靖崑(リャンジンクン)2-3 黄彦誠(フアンヤンチェン)〇
〇王楚欽(ワンチューチン)3-2 林昀儒(リンユンジュ)
林詩棟(リンシドン)- 高承睿(ガオチェンルイ)
10日 日本選手試合予結果
男子団体順位決定戦(5-6)
〇日本 3-2 中国香港
混合ダブルス3回戦
〇吉村真晴(株式会社SCOグループ)/大藤沙月(ミキハウス)3-2 林昀儒(リンユンジュ)/陳思羽(チェンズーユ・チャイニーズタイペイ)
松島輝空/張本美和(木下グループ)- HAM Yu Song/卞松京(ピョンソンギョン・北朝鮮)〇
混合ダブルス準々決勝
吉村真晴(株式会社SCOグループ)/大藤沙月(ミキハウス)1-3 李正植(リジョンシク)/金琴英(キムクンヨン・北朝鮮)〇
11日 日本選手試合予定
男子シングルス1回戦
松平賢二(協和キリン)- KULAPPUWA Imantha(スリランカ)
男子シングルス2回戦
吉村真晴(株式会社SCOグループ)- SAELEE Puripong(タイ)とFONG Jay Shern(マレーシア)の勝者
張本智和(智和企画)- TAN Nicholas(シンガポール)とMURTADHA Husain(バーレーン)の勝者
戸上隼輔(井村屋グループ)- KWAN Man Ho(中国香港)とYU Jon(北朝鮮)の勝者
篠塚大登(愛知工業大)- KAPALI Sanyog(ネパール)とCHOONG Javen(マレーシア)の勝者
女子シングルス2回戦
大藤沙月(ミキハウス)- BATMUNKH Bolor-Erdene(モンゴル)
伊藤美誠(スターツ)- SHAHSAVARI Neda(イラン)
張本美和(木下グループ)- CHANG Li Sian Alice(マレーシア)
早田ひな(日本生命)- KAMALOVA Arujan(ウズベキスタン)
平野美宇(木下グループ)- KONG Tsz Lam(中国香港)
男子ダブルス2回戦
張本智和(智和企画)/松島輝空(木下グループ)- AL JASSASI Bader/AL MUTAWA Mohammed(オマーン)
戸上隼輔(井村屋グループ)/篠塚大登(愛知工業大)- KIM Song Il/YU Jon(北朝鮮)
女子ダブルス2回戦
大藤沙月/横井咲桜(ミキハウス)- TOJIOKHUNOVA Nasibakhon/KHASANOVA Adelina(ウズベキスタン)
張本美和/木原美悠(木下グループ)- HO Ying/LI YING Im(マレーシア)