張本智和、日本勢50年ぶりの男子シングルス金メダル獲得<ITTFアジア卓球選手権2024> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張本智和(智和企画)と田勢邦史・男子日本代表監督/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 張本智和、日本勢50年ぶりの男子シングルス金メダル獲得<ITTFアジア卓球選手権2024>

2024.10.13

文:ラリーズ編集部

<ITTFアジア卓球選手権2024 日程:2024年10月7日~13日 場所:アスタナ(カザフスタン)>

13日、ITTFアジア選手権2024は大会最終日を迎え、男子シングルス決勝で、張本智和(智和企画)が、中国次世代のエース・林詩棟(リンシドン・中国)をマッチカウント3-1で破り、男子シングルスでアジア王者の座を手にした。

アジア選手権の男子シングルスでは、長谷川信彦以来、日本勢50年ぶりの金メダルとなった。


写真:張本智和(智和企画)/撮影:ラリーズ編集部

男子シングルス決勝

〇張本智和(智和企画)3-1 林詩棟(リンシドン・中国)
11-9/11-6/4-11/11-5

カウンター冴える張本

張本は、林詩棟の威力ある両ハンド攻撃を、前陣から厳しいコースをつくカウンターとブロックで押さえきり、マッチカウント3-1で勝利した。

中国男子シングルスは第1シードの王楚欽が準々決勝で、第2シードの梁靖崑が3回戦で敗退し、“次世代エース”林詩棟が、中国卓球界の期待を背負って戦ったが、日本のエース・張本の前には及ばなかった。


写真:林詩棟(リンシドン・中国)/撮影:ラリーズ編集部

日本はこのアジア選手権で、女子団体、女子ダブルス(大藤沙月/横井咲桜)、男子シングルス(張本智和)の3カテゴリーで金メダルを手にした。


写真:張本智和(智和企画)と田勢邦史・男子日本代表監督/撮影:ラリーズ編集部