村松雄斗が8年ぶりの国際大会制覇 横井咲桜は元中国代表に惜敗も準優勝<卓球・WTTフィーダーカリアリ2024> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:村松雄斗(霧島整形外科病院)/提供:WTT

大会報道 村松雄斗が8年ぶりの国際大会制覇 横井咲桜は元中国代表に惜敗も準優勝<卓球・WTTフィーダーカリアリ2024>

2024.10.28

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTフィーダーカリアリ2024 日程:2024年10月22日~10月27日 場所:カリアリ(イタリア)>

27日、WTTフィーダーカリアリ2024は大会最終日を迎え、全種目が終了した。

村松雄斗、予選から勝ち上がり優勝を果たす


写真:村松雄斗(霧島整形外科病院)/提供:WTT

男子シングルスでは、予選から勝ち上がってきた村松雄斗(霧島整形外科病院)が決勝に進出。Lilian BARDET(フランス)と対戦し、第1ゲームをデュースで村松が先取するも、第2ゲームは村松のカットに慣れてきたLBARDETが11-7で取り返す。第3ゲームは再び競り合うゲームになるも、デュースに強い村松が取り切って勝利に王手をかける。

続く第4ゲームは、第3ゲームを制した勢いそのままに村松が流れを掴み、11-7でゲームを奪取。村松がゲームカウント3-1で勝利し、2016年のチェコオープン以来となる国際大会シングルス優勝を果たした。


写真:朱雨玲(ジュユリン・マカオ)/提供:WTT

女子シングルス準決勝では、青木咲智(四天王寺高)と朱雨玲(ジュユリン・マカオ)が対戦。第1ゲームは青木が先取するも朱雨玲に3ゲームを連取され、ゲームカウント1-3で青木が敗北。また、横井咲桜(ミキハウス)は準決勝をストレートで勝利し、決勝へ駒を進めた。


写真:横井咲桜(ミキハウス)/提供:WTT

決勝では、横井と朱雨玲が対戦。第1ゲームは、横井がデュースを制して先取するも、第2ゲームは朱雨玲に取り返される。第3ゲームは横井がなんとかしのぎ切り奪取して勝利に王手をかけるも、第4ゲームからは朱雨玲のブロックを横井が打ち抜けず、接戦を朱雨玲が取り切ると、激しいラリーの応酬となった第5ゲームは朱雨玲に軍配。

フルゲームの激戦の末に横井は敗れ、惜しくも準優勝となった。

WTTフィーダーカリアリ最終結果

男子シングルス


写真:男子シングルス表彰式/提供:WTT

第1位:村松雄斗(霧島整形外科病院)
第2位:Lilian BARDET(フランス)
第3位:Amirreza ABBASI(マルタ)、カイ・ストンパー(ドイツ)

女子シングルス


写真:女子シングルス表彰式/提供:WTT

第1位:朱雨玲(ジュユリン・マカオ)
第2位:横井咲桜(ミキハウス)
第3位:崔孝珠(チェヒョジョ・韓国)、青木咲智(四天王寺高)

男子ダブルス


写真:男子ダブルス表彰式/提供:WTT

第1位:マーティン・アレグロ/アドリアン・ラッセンフォッセ(ベルギー)
第2位:Ibrahim GUNDUZ/Abdullah YIGENLER(トルコ)
第3位:HO Jeongmun/KIM Minwoo(韓国)、Tommaso GIOVANNETTI/Federico VALLINO(イタリア)

女子ダブルス


写真:女子ダブルス表彰式/提供:WTT

第1位:Krittwika ROY/Yashaswini GHORPADE(インド)
第2位:YOO Siwoo/KIM Haeun(韓国)
第3位:CHOI Haeeun/KIM Hana(韓国)、AvatarSophia KLEE/Franziska SCHREINE(ドイツ)

混合ダブルス


写真:混合ダブルス表彰式/提供:WTT

第1位:John OYEBODE/Gaia MONFARDINI(イタリア)
第2位:ニアゴル・ストヤノフ/ギオギア・ピッコリン(イタリア)
第3位:ハーメット・デサイ/Yashaswini GHORPADE(インド)、HO Jeongmun/YOO Siwoo(韓国)