写真:枝廣愛(中央大)/提供:一般社団法人日本学生卓球連盟
大会報道 中央大・枝廣愛「人生で初めて全国大会で優勝できた」全日学の悔しさバネに初タイトル<卓球・全日学選抜2024>
2024.11.26
文:ラリーズ編集部
<第20回全日本学生選抜卓球選手権大会 日時:2024年11月23日~24日 場所:新潟市東総合スポーツセンター(新潟県)>
11月23日から24日にかけて、新潟県の新潟市東総合スポーツセンターにて第20回全日本学生選抜卓球選手権大会が開催された。24日には全日程が終了し、女子シングルスでは枝廣愛(中央大)が優勝を飾った。
先月の全日本学生選手権大会(個人の部)では、青井さくら(筑波大)に敗れベスト4。目標としていた優勝には届かなかった。その悔しさをバネに今大会で青井にもリベンジにし、悲願の全国大会初タイトルを獲得した。
枝廣愛(中央大)試合後のコメント(コメント提供:一般社団法人日本学生卓球連盟)
改めて優勝おめでとうございます。優勝した感想についてお伺いできますか?
人生で初めて全国大会で優勝したので非常に嬉しいです。今までの最高成績は良くて3位だったので、今回優勝できたことに喜びを感じています。
写真:枝廣愛(中央大)/提供:一般社団法人日本学生卓球連盟
先月の全日学ではベスト4でしたが、今回の選抜大会に向けてどう練習に励みましたか?
全日学は絶対に優勝しようと思っていたので、あの時はかなり練習を頑張りました。しかし、結果として負けてしまい、大会が終わったあと少し燃え尽きてしまったんです。
卓球のやる気を取り戻すのにかなり時間がかかったんですけど、やっぱり全国大会のタイトルを獲得したいという思いで練習を頑張ることができました。
それが今回の優勝に繋がったのだと思います。
今大会で一番印象に残った試合などはありますか?
青井さくら選手(筑波大)との決勝戦です。全日学の時はゲームカウント3-3の6-2で勝っていたところを逆転されてしまって負けてしまいました。
今回の決勝も同じように勝っていたところを青井選手に逆転されそうになったんですけど、諦めずに踏ん張って勝ち切ることができました。
写真:枝廣愛(中央大)/提供:一般社団法人日本学生卓球連盟
第2次ステージの2回戦では、高橋あかり(中央大)選手との同士討ちがありました。同じ大学の先輩との1戦でしたが、何を意識しましたか?
普段から練習している先輩なので、負けても仕方ないと割り切って試合をしました。
でも、今までやってきた練習の成果を出し切って勝つことができました。
写真:枝廣愛(中央大)/提供:一般社団法人日本学生卓球連盟
来年は中央大学の選手としてプレーする最後の年だと思います。今後の大会に向けて目標などはありますか?
まずは1月にある全日本選手権の女子シングルスでランク入りをすることです。
また、大学最後の年なので来年のインカレの団体戦、全日学での個人戦の2つを優勝したいです。
第1次ステージ
枝廣愛(中央大) 3-1 牧野里菜(筑波大)
枝廣愛(中央大) 3-0 小野田萌菜(金城大)
枝廣愛(中央大) 3-1 寺西沙莉奈(新潟医療福祉大)
枝廣愛(中央大) 3-0 石橋優奈(熊本学園大)
枝廣愛(中央大) 3-0 小野寺美羽(札幌国際大)
第1次ステージ:1位
第2次ステージ
1回戦
枝廣愛(中央大) 4-1 中谷理菜(立命館大)
2回戦
枝廣愛(中央大) 4-0 高橋あかり(中央大)
準決勝
枝廣愛(中央大) 4-2 岡田琴菜(愛知工業大)
決勝
枝廣愛(中央大) 4-2 青井さくら(筑波大)