写真:アイザック・クエク/SER Lin Qian(シンガポール)/撮影:ラリーズ編集部
大会報道 福岡の2日後にスウェーデンで試合 アイザック・クエク「のびのびとプレーできた」<卓球・世界ユース2024>
2024.11.25
文:ラリーズ編集部
<卓球・ITTF世界ユース選手権2024 日程:2024年11月22~29日 場所:ヘルシンボリ(スウェーデン)>
24日、ITTF世界ユース選手権は大会3日目を迎え、U19混合ダブルス1回戦で坂井雄飛(愛工大名電高)/髙森愛央(四天王寺高)ペアがアイザック・クエク/SER Lin Qian(シンガポール)ペアにゲームカウント3-1で勝利した。
また、アイザック・クエクは22日までWTTファイナル福岡に出場し、そこからスウェーデンに移動して24日の混合ダブルス1回戦に出場するという強行スケジュールとなっていた。
試合後、クエクにWTTファイナル福岡、さらに男子ダブルスで銀メダルを獲得した10月のアジア選手権について話を聞いた。
アイザック・クエク コメント
WTTファイナルズ福岡での結果について
中国ペア(袁励岑/向鵬ペア)に勝ててとても嬉しかったです。勝てると思っていなかったですし、ゲームカウント3-1になるかもしれなかったです。
彼らはとても強く、去年優勝しているペアです。彼らはとても驚異的なボールを打ってきます。ですが、パートナー(パン・コーエン)と話をしていて、僕らが先にリードすれば彼らはプレッシャーを感じると思っていたので、なるべくリードできるように心がけていました。
準決勝で対戦した戸上/篠塚ペアの印象は?
彼らは強いペアです。1ゲーム目は思い切って攻めることができて取ることができました。2ゲーム目は2-7とリードを許していて、8-7に逆転できました。しかし、その後の得点できるポイントをミスしてしまいました。もしもこのゲームを取れていたらマッチカウント2-0とリードできていたので、勝てたかもしれません。3、4ゲーム目は日本ペアが本来の力を発揮し、ホームの応援が強かったと思います。
10月のアジア選手権では男子ダブルスで銀メダルを獲得したが
思ってもいなかったです。ベスト8決定戦で日本ペア(張本智和/松島輝空ペア)に0-2とリードを許している展開でした。しかし最後はなんとか勝つことができました。アジア選手権は、慣れていないボールと卓球台なのでその助けもあったと思います。また、私たちにはプレッシャーがなかったこともあり、のびのびとプレーできたこともよかったです。
福岡に滞在した感想は?
福岡に行くのは初めてでした。私は日本はとても好きです。食べ物は美味しいですし、ホテルもいいです。ですので、日本で試合をすることはとても楽しみにしています。たくさん(美味しいものを)食べられるし、たくさん休息できるので、日本での試合はコンディションよく挑めていると思います。日本食では特に寿司が好きで、好きなネタはサーモンです。