文:ラリーズ編集部
<卓球・ITTF世界ユース選手権2024 日程:2024年11月22~29日 場所:ヘルシンボリ(スウェーデン)>
26日、ITTF世界ユース選手権は大会5日目を迎え、U19、U15男女シングルス1回戦が行われた。
日本選手6人がシングルス初戦を突破
U15男子シングルス1回戦では、岩井田駿斗(野田学園中)がLAU Eden(中国香港)と対戦。混合ダブルスで敗れた相手との再戦となった一戦は、岩井田が第1、第2ゲームを先取する。続く第3ゲームは奪われるも、競り合いで第4、第5ゲームを制し、ゲームカウント4-1で岩井田が勝利。2回戦進出を決めた。
写真:川上流星(木下アカデミー)/撮影:ラリーズ編集部
また、川上流星(木下アカデミー)はSamuel MICHNA(ポーランド)と対戦。3ゲームを川上が先取し、第4ゲームを返されるも川上がしっかり取り切り、ゲームカウント4-1で勝利。岩井田とともに川上も2回戦進出を決めた。
写真:高橋青葉(木下アカデミー)/撮影:ラリーズ編集部
U15女子シングルス1回戦では、高橋青葉(木下アカデミー)がHEO Yerim(韓国)と対戦。第1ゲームをデュースで高橋が奪うも、競り合いを制され一気にHEO Yerimが3ゲームを連取する。続く第5ゲームは高橋が取り返すも第6ゲームはHEO Yerimが制し、ゲームカウント4-2でHEO Yerimが勝利。高橋は悔しい初戦敗退となった。
また、新谷莉央(ミキハウスJSC)はHU Yi(中国)にストレートで敗北し、同じく初戦敗退に終わった。
写真:吉山和希(岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部
U19男子シングルス1回戦では、吉山和希(岡山リベッツ)がTiago ABIODUN(ポルトガル)と対戦。試合は互いにゲームを奪い合い何度もデュースにもつれる接戦となり、勝負はフルゲームへ突入する。最終第7ゲームは、序盤に吉山が大きく出遅れるも終盤に追いつき、最後はデュースを制した吉山に軍配。フルゲームの激戦を吉山が制し、2回戦進出を決めた。
また、坂井雄飛(愛工大名電高)はNandan NARESH(アメリカ)をストレートで圧倒し、2回戦進出を決めている。
写真:髙森愛央(四天王寺高)/撮影:ラリーズ編集部
U19女子シングルス1回戦では、髙森愛央(四天王寺高)が朴佳賢(パクガヒョン・韓国)と対戦。髙森が接戦を制する形で、第1、第3、第4ゲームを奪って先に勝利に王手をかけるも、第6、第7ゲームは朴佳賢が奪取し、勝負はフルゲームへ。最終第7ゲームは髙森がデュースを12-10で制し、勝負は髙森に軍配。今大会第4シードの朴佳賢を髙森が撃破し、2回戦進出を決めた。
また、面手凛(山陽学園高)はAlice NILSSON(スウェーデン)と対戦。終始面手が圧倒し、ストレートで勝利。髙森とともに2回戦進出を決めた。
26日には、U19、U15男女シングルス2回戦とU19男女ダブルス準決勝が行われる。
26日 日本選手試合結果
U19男子シングルス1回戦
〇坂井雄飛(愛工大名電高)4-0 Nandan NARESH(アメリカ)
〇吉山和希(岡山リベッツ)4-3 Tiago ABIODUN(ポルトガル)
U19女子シングルス1回戦
〇髙森愛央(四天王寺高)4-3 朴佳賢(パクガヒョン・韓国)
〇面手凛(山陽学園高)4-0 Alice NILSSON(スウェーデン)
U15男子シングルス1回戦
〇岩井田駿斗(野田学園中)4-1 LAU Eden(中国香港)
〇川上流星(木下アカデミー)4-1 Samuel MICHNA(ポーランド)
U15女子シングルス1回戦
高橋青葉(木下アカデミー)2-4 HEO Yerim(韓国)〇
新谷莉央(ミキハウスJSC)0-4 HU Yi(中国)〇
27日 日本選手試合予定
U19男子シングルス2回戦
坂井雄飛(愛工大名電高)- HUNG Jing-Kai(チャイニーズタイペイ)
吉山和希(岡山リベッツ)- 黄友政(ファンユージェン・中国)
U19女子シングルス2回戦
髙森愛央(四天王寺高)- Sally MOYLAND(アメリカ)
面手凛(山陽学園高)- 縦歌曼(ゾンゲマン・中国)
U15男子シングルス2回戦
岩井田駿斗(野田学園中)- ベンヤミン・ファラージ(イラン)
川上流星(木下アカデミー)- HUNG Che-Yen(チャイニーズタイペイ)
U19男子ダブルス準決勝
吉山和希(岡山リベッツ)/KIM Gaon(韓国)- レオナルド・イイズカ(ブラジル)/Tiago ABIODUN(ポルトガル)
U19女子ダブルス準決勝
髙森愛央(四天王寺高)/面手凛(山陽学園高)- YOO Yerin/朴佳賢(パクガヒョン・韓国)