文：ラリーズ編集部
＜天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権大会（一般・ジュニアの部） 日程：2024年1月21～26日 場所：東京体育館（東京）＞
26日、2025年全日本卓球選手権大会は大会最終日を迎えた。
男子シングルス準決勝では、張本智和（智和企画・世界ランキング3位）vs松島輝空（木下グループ・同31位）、篠塚大登（愛知工業大・同26位）vs谷垣佑真（愛知工業大・世界ランキングなし）が決勝進出をかけて争った。
張本智和vs松島輝空
写真：張本智和（智和企画）/撮影：ラリーズ編集部
連覇を狙う張本と初の4強入りを果たした松島の対戦は、1ゲーム目のデュースを松島が競り勝ち、先取した。2ゲーム目も接戦となり、このゲームは何としても奪いたい張本がタイムアウト。そこから11-9で張本が奪い、ゲームカウントを1-1のタイに戻した。
第3ゲームを松島が奪い、迎えた第4ゲーム。スーパーラリーの得点もあり、松島の勢いが止まらない。しかし、張本もチキータを封じようと単純なバックサービスからの展開に変えて打開を図る。
10-9リードで松島のミスもあり、デュースへともつれたが、攻めの手を緩めない松島が3-1と決勝進出に王手をかけた。5ゲーム目も怒涛の攻めを見せた松島が勝利し、初の決勝切符を掴み取った。
写真：松島輝空（木下グループ）/撮影：ラリーズ編集部
篠塚大登vs谷垣佑真
写真：谷垣佑真（愛知工業大）/撮影：ラリーズ編集部
愛工大名電中高、愛知工業大の同級生対決は、パリ五輪代表の篠塚が2ゲームを連取する。今大会でパリ五輪代表の戸上隼輔（井村屋グループ）を打ち破り上位進出を果たした谷垣は、先にゲームポイントを奪った3ゲーム目をデュースでなんとか奪い返した。
しかし、篠塚の丁寧かつ攻撃的なプレーに対し、谷垣はミスが増えてしまい、ゲームカウント4-1で篠塚が決勝進出を決めた。
写真：篠塚大登（愛知工業大）/撮影：ラリーズ編集部
決勝はサウスポー対決
写真：松島輝空（木下グループ）/撮影：ラリーズ編集部
決勝は篠塚と松島の組み合わせとなった。
昨年の全日本選手権では6回戦で対戦し、フルゲーム9本で篠塚が勝利。そのまま篠塚はパリ五輪代表に選出され、五輪の舞台を経験した。
日本最高峰の左腕対決をどちらが制すのか。男子決勝は14時試合開始予定だ。
写真：篠塚大登（愛知工業大）/撮影：ラリーズ編集部
男子シングルス準決勝結果
張本智和（智和企画）1-4 松島輝空（木下グループ）
11-13/11-9/7-11/11-13/7-11
写真：張本智和（智和企画）/撮影：ラリーズ編集部
篠塚大登（愛知工業大） 4-1 谷垣佑真（愛知工業大）
11-2/11-6/10-12/11-9/11-3
写真：谷垣佑真（愛知工業大）/撮影：ラリーズ編集部
男子シングルス決勝組み合わせ
松島輝空（木下グループ）- 篠塚大登（愛知工業大）
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