17歳・松島輝空が初優勝 パリ五輪代表連破しての戴冠<全日本卓球2025> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:松島輝空(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 17歳・松島輝空が初優勝 パリ五輪代表連破しての戴冠<全日本卓球2025>

2025.01.26

文:ラリーズ編集部

<天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 日程:2024年1月21~26日 場所:東京体育館(東京)>

26日、2025年全日本卓球選手権大会は大会最終日、男子シングルス決勝で松島輝空(木下グループ)が、篠塚大登(愛知工業大)にゲームカウント4-1で勝利。17歳にして初優勝を飾った。

また、準決勝では張本智和(智和企画)を下しており、張本、篠塚とパリ五輪代表を2連破しての戴冠となった。

松島輝空vs篠塚大登のサウスポー対決

準決勝で張本智和(智和企画)を破り勝ち上がってきた松島とパリ五輪代表の篠塚の左腕対決となった試合。どちらが勝っても初優勝となる対決となった。また、昨年の全日本選手権では6回戦で対戦し、その際は篠塚がゲームカウント4-3で勝利している。

今回の試合は、1,2ゲーム目の接戦を11-9でともに奪った松島が優位にゲームを運ぶ。


写真:松島輝空(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

篠塚は1ゲーム目の9-10での浮いてきた球へのミスや、2ゲーム目でタイムアウトを使うも取り切れなかったことが響き、じわじわと追い込まれる。

3ゲーム目も松島の攻撃は止まらず、威力あるフォアハンドでノータッチエースを何本も奪い、11-3。ゲームカウント3-0で初優勝に王手をかける。


写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部

追い込まれた篠塚も意地を見せ、積極的にフォアドライブで仕掛けていく。サービスからも連打で得点を重ね、4ゲーム目は篠塚が11-6で1ゲームを返した。

続く第5ゲームも篠塚がフォアドライブを叩き込むが、徐々に松島がカウンターで対応。逆に松島がフォアで攻める展開が増えていき、そこから最後まで攻め抜いた松島が一気に点差を離し、11-3。嬉しい初優勝を飾った。


写真:松島輝空(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

男子シングルス決勝

松島輝空(木下グループ) 4-1 篠塚大登(愛知工業大)
11-9/11-9/11-3/6-11/11-3