早田ひな、完勝で3回戦進出 平野美宇は奮戦も涙の敗退<世界卓球2025> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 早田ひな、完勝で3回戦進出 平野美宇は奮戦も涙の敗退<世界卓球2025>

2025.05.20

文:ラリーズ編集部

<ITTF世界卓球選手権2025ドーハ大会 日程:5月17~25日 場所:ドーハ(カタール)>

5月19日、世界卓球2025ドーハ大会は大会3日目を迎え、各ダブルス2回戦と男女シングルス2回戦の一部が終了した。

早田ひな、完勝で3回戦へ


写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

女子シングルス2回戦では、早田ひな(日本生命)がNeda SHAHSAVARI(イラン)と対戦。第1ゲームは一気に早田がリードを広げ、そのまま先取。第2ゲームこそ早田が追いかける展開で試合が進むも、最後には勝負強さを見せて逆転。ゲームを連取する。

第3ゲームには完全に早田が流れを掴み、11-1でゲームを奪うと、そのまま第4ゲームも奪取。早田がストレートの完勝で勝利を掴み、3回戦進出を決めた。


写真:平野美宇(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

平野美宇(木下グループ)はレア・ラコバッツ(クロアチア)と対戦。第1ゲームからラコバッツのサービスと威力あるドライブに苦しめられ、第1ゲームを落とす。しかし、第2ゲームは切り替えた平野が取り返し1-1に。第3ゲームは平野が5点差を詰めてデュースまで持ち込むも、気迫のこもったプレーを見せラコバッツが12-10で奪い取る。


写真:レア・ラコバッツ(クロアチア)/撮影:ラリーズ編集部

第4ゲームは平野が再び取り返したものの、勝負の第5ゲームはラコバッツの流れとなり、猛追する平野から逃げ切ったラコバッツがゲームを奪取。後がなくなった平野だったが、第6ゲームも流れを掴めず。

最後は平野のバックドライブが入らず、ラコバッツがゲームカウント4-2で勝利。平野は調子が上がらない中奮戦したが、悔しい3回戦進出とはならなかった。

20日には、混合ダブルス3回戦と男女ダブルス3回戦の一部、男女シングルス2回戦の残りと3回戦の一部が行われる。

19日試合結果

女子シングルス2回戦

平野美宇(木下グループ)2-4 レア・ラコバッツ(クロアチア)〇
8-11 / 11-7 / 10-12 / 11-5 / 6-11 / 7-11

〇早田ひな(日本生命)4-0 Neda SHAHSAVARI(イラン)
11-5 / 11-9 / 11-1 / 11-2

20日試合予定

女子シングルス2回戦

大藤沙月(ミキハウス)- シャオ・ジエニー(ポルトガル)

伊藤美誠(スターツ)- Rosalba AGUIAR(キューバ)

張本美和(木下グループ)- ユアン・ワン(ドイツ)