文:ラリーズ編集部
<卓球・ITTF世界ユース選手権大会2025 日程:2025年11月23日〜30日 場所:クルジュ=ナポカ(ルーマニア)>
29日、世界ユースは大会7日目を迎え、U19・U15男女シングルス準々決勝と男女ダブルス決勝が行われた。
川上流星/吉山和希ペア、石田心美/村松心菜ペアが銀メダル
U19男子ダブルス決勝では、川上流星(星槎横浜)/吉山和希(岡山リベッツ)ペアが郭冠宏(クオガンホン)/HSU Hsien-Chia(チャイニーズタイペイ)ペアと対戦。
川上/吉山ペアは第1、第2ゲームを相手に奪われゲームカウント0-2となるも、続く第3、第4ゲームを13-11、11-9で奪取。逆転勝利に望みをつなぎ、最終ゲームも9-9まで追い詰めたが、最後は9-11でゲームを奪われて惜敗。金メダルは逃したものの、堂々の銀メダル獲得となった。
写真:石田心美(石田卓球N⁺)/村松心菜(ミキハウスJSC)/提供:ITTF
U15女子ダブルス決勝では、石田心美(石田卓球N⁺)/村松心菜(ミキハウスJSC)ペアがZHU Qihui/LIU Ziling(中国)ペアと対戦。第1ゲームを中国ペア、第2ゲームを日本ペアが取り、ゲームカウントを1-1とするも、第3ゲーム以降は中国ペアが主導権を握り、ゲームカウント3-1で勝利。石田/村松ペアは惜しくも銀メダルとなった。
写真:川上流星(星槎横浜)/提供:ITTF
U19男子シングルス準々決勝では、川上流星(星槎横浜)が世界ランキング33位のフラビアン・コットン(フランス)との激戦を、ゲームカウント4-3で制して準決勝へ駒を進めた。吉山和希(岡山リベッツ)も準々決勝で世界ランキング66位のユリアン・チリタ(ルーマニア)に勝利し、準決勝に駒を進めている。
また、U15男子シングルス準々決勝では大野颯真(木下アカデミー)はゲームカウント1-4で敗れ、ベスト8で大会を終えた。
写真:村松心菜(ミキハウスJSC)/提供:ITTF
U15女子シングルス準々決勝では、村松心菜(ミキハウスJSC)がHEO Yerim(韓国)と対戦。最初の3ゲームを連取したところから3ゲームを奪い返されフルゲームにもつれたが、最終ゲームは村松が11-7で勝ち切り、準決勝進出を決めた。また、U19女子シングルスでは小塩悠菜(JOCエリートアカデミー/星槎)がゲームカウント4-1で勝利し、準決勝に駒を進めている。
29日 日本選手試合結果
U19男子シングルス準々決勝
〇吉山和希(岡山リベッツ)4-1 ユリアン・チリタ(ルーマニア)
〇川上流星(星槎横浜)4-3 フラビアン・コットン(フランス)
U19女子シングルス準々決勝
〇小塩悠菜(JOCエリートアカデミー/星槎)4-1 SU Tsz Tung(中国香港)
U15男子シングルス準々決勝
大野颯真(木下アカデミー)1-4 CHEN Kai-Cheng(チャイニーズタイペイ)〇
U15女子シングルス準々決勝
〇村松心菜(ミキハウスJSC)4-3 HEO Yerim(韓国)
石田心美(石田卓球N⁺)2-4 Divyanshi BHOWMICK(インド)〇
U19男子ダブルス決勝
川上流星(星槎横浜)/吉山和希(岡山リベッツ)2-3 郭冠宏(クオガンホン)/HSU Hsien-Chia(チャイニーズタイペイ)〇
U15女子ダブルス決勝
石田心美(石田卓球N⁺)/村松心菜(ミキハウスJSC)1-3 ZHU Qihui/LIU Ziling(中国)〇
30日 日本選手試合予定
U19男子シングルス準決勝
吉山和希(岡山リベッツ)- LI Hechen(中国)
川上流星(星槎横浜)- 温瑞博(ウェンルイボー・中国)
U19女子シングルス準決勝
小塩悠菜(JOCエリートアカデミー/星槎)- 縦歌曼(ゾンゲマン・中国)
U15女子シングルス準決勝
村松心菜(ミキハウスJSC)- イタガキ・コハル(ドイツ)








