写真:張本智和(トヨタ自動車)/提供:ITTFWorld
大会報道 日本がクロアチアに勝利でステージ1を全勝突破 3日からのステージ2では強豪国と対戦<卓球・混合団体ワールドカップ2025>
2025.12.03
文:ラリーズ編集部
<卓球・混合団体ワールドカップ2025 日程:2025年11月30日〜12月7日 場所:成都(中国)>
11月30日、中国の成都にて混合団体ワールドカップ2025が開幕。大会3日目にはステージ1の第3試合が行われた。
混合団体ワールドカップとは
2023年に始まった同大会は今年で3回目。特に今大会は混合団体が2028年ロス五輪の種目として正式採用されたこともあり、これまで以上に注目度が高まっている。
試合は1番の混合ダブルス、2番の女子シングルス、3番の男子シングルス、4番と5番は女子ダブルスもしくは男子ダブルスの最大5試合を行い、先に合計8ゲームを獲得した国が勝利となる。
それぞれの試合は3ゲームで実施され、各選手は最大2試合まで出場可能(混合ダブルスに出場した選手はシングルスに出られない)となっている。なお、1番の試合終了後には、チームランキングが低い国が女子ダブルスと男子ダブルスのどちらを4番でプレーするか選択できる。
日本がステージ1を全勝で突破
写真:戸上隼輔(井村屋グループ)/早田ひな(日本生命)/提供:ITTFWorld
グループ2の日本は、最終戦でクロアチアと対戦。
第1マッチ(混合ダブルス)は戸上隼輔(井村屋グループ)/早田ひな(日本生命)ペアがゲームカウント2-1で試合を終え、日本がリードする。続く第2マッチ(女子シングルス)では張本美和(木下グループ)がレア・ラコバッツ(クロアチア)と対戦してストレート勝利。日本は前半をマッチカウント5-1で折り返した。
第3試合(男子シングルス)では張本智和(トヨタ自動車)とトミスラブ・プツァル(クロアチア)が対戦。張本が第1ゲームをデュースで奪われるが、第2、第3ゲームでは粘り強いプレーで奪い、ゲームカウント2-1で終了。マッチカウント7-2とした日本は勝利に王手をかけた。
写真:張本美和(木下グループ)/大藤沙月(ミキハウス)/提供:ITTFWorld
第4試合(女子ダブルス)では張本美和(木下グループ)/大藤沙月(ミキハウス)ペアとJEGER Mateja/レア・ラコバッツ(クロアチア)ペアが対戦。今大会初出場となった大藤が張本と共に攻めたプレーでゲームを11-8で奪った。この時点で日本が8ゲームを獲得し、勝利が確定。グループ2を首位で突破し、3日から始まるステージ2に駒を進めた。
3日からは4日間に渡ってステージ2が始まり、ステージ1成績上位の8か国が総当たりの各6試合(ステージ1で対戦した国とは戦わない)を実施する。その成績上位の4か国がトーナメント形式のステージ3に進出し、優勝を争う。
ステージ2には中国、日本、韓国、ドイツ、中国香港、クロアチア、スウェーデン、フランスが進出。日本は3日に中国香港と対戦する。
ステージ1 第2試合結果
〇日本 8-2 クロアチア
〇戸上隼輔/早田ひな 2-1 BAN Ivor/ハナ・アラポビッチ
11-5/12-10/7-11
◯張本美和 3-0 レア・ラコバッツ
11-2/11-8/11-7
◯張本智和 2-1 トミスラブ・プツァル
11-13/11-8/11-7
◯張本美和/大藤沙月 1-0 JEGER Mateja/レア・ラコバッツ
11-8
松島輝空/戸上隼輔 – フラン・コジッチ/BAN Ivor








