日本がステージ2初戦白星 松島輝空/大藤沙月ペアが接戦を取り切る<卓球・混合団体ワールドカップ2025> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:松島輝空(木下グループ)/大藤沙月(ミキハウス)/提供:ITTFWorld

大会報道 日本がステージ2初戦白星 松島輝空/大藤沙月ペアが接戦を取り切る<卓球・混合団体ワールドカップ2025>

2025.12.04

文:ラリーズ編集部

<卓球・混合団体ワールドカップ2025 日程:2025年11月30日〜12月7日 場所:成都(中国)>

11月30日、中国の成都にて混合団体ワールドカップ2025が開幕。大会4日目にはステージ2の第1試合が行われた。

混合団体ワールドカップとは

2023年に始まった同大会は今年で3回目。特に今大会は混合団体が2028年ロス五輪の種目として正式採用されたこともあり、これまで以上に注目度が高まっている。

試合は1番の混合ダブルス、2番の女子シングルス、3番の男子シングルス、4番と5番は女子ダブルスもしくは男子ダブルスの最大5試合を行い、先に合計8ゲームを獲得した国が勝利となる。

それぞれの試合は3ゲームで実施され、各選手は最大2試合まで出場可能(混合ダブルスに出場した選手はシングルスに出られない)となっている。なお、1番の試合終了後には、チームランキングが低い国が女子ダブルスと男子ダブルスのどちらを4番でプレーするか選択できる。

日本がステージ2初戦を快勝


写真:張本美和(木下グループ)/提供:ITTFWorld

ステージ2の初戦で、日本は中国香港と対戦。

第1マッチ(混合ダブルス)は松島輝空(木下グループ)/大藤沙月(ミキハウス)ペアがベテランの黄鎮廷(ウォンチュンティン)/杜凱琹(ドゥホイカン)ペアと対戦。松島/大藤ペアは第1ゲームをデュースで落とすも、第2ゲームを奪取。ラストの第3ゲームでは、18-16の接戦を制してゲームカウント2-1で繋いだ。

続く第2マッチ(女子シングルス)では張本美和(木下グループ)が朱成竹(チュチェンジュ)と対戦し、ゲームカウント2-1で勝利。合計ゲームカウントで、日本は前半を4-2で折り返した。


写真:張本智和(トヨタ自動車)/提供:ITTFWorld

第3試合(男子シングルス)では張本智和(トヨタ自動車)と林兆恒(リンチャンフン)が対戦。日本のエースの力を見せ、11-6、11-4、11-3と3ゲーム連取。合計ゲームカウント7-2とした日本は、勝利に王手をかけた。

第4試合(女子ダブルス)では張本美和(木下グループ)/早田ひな(日本生命)ペアが登場。序盤は競り合う展開となったが、終盤で突き放した張本/早田ペアが勝利。この時点で日本が8ゲームを獲得し、8-2で中国香港に勝利した。

4日には2試合行われ、ドイツ、スウェーデンと対戦する。

ステージ1 第2試合結果

〇日本 8-2 中国香港

〇松島輝空/大藤沙月 2-1 黄鎮廷/杜凱琹
11-13/11-5/18-16

◯張本美和 2-1 朱成竹
13-15/11-7/11-8

◯張本智和 3-0 林兆恒
11-6/11-4/11-3

◯張本美和/早田ひな 1-0 朱成竹/吳詠琳
11-7

松島輝空/戸上隼輔 – 陳顥樺/黄鎮廷

ステージ2 順位(12/4時点)

中国 2勝0敗
日本 2勝0敗
韓国 2勝0敗
ドイツ 2勝0敗
中国香港 0勝2敗
フランス 0勝2敗
クロアチア 0勝2敗
スウェーデン 0勝2敗