神港橘、奈良女子との7位決定戦に勝利で全国選抜切符掴む 3位には神戸野田、4位には福知山成美が入賞<卓球・近畿高校新人大会2025> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:藤本莉音(神港橘)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 神港橘、奈良女子との7位決定戦に勝利で全国選抜切符掴む 3位には神戸野田、4位には福知山成美が入賞<卓球・近畿高校新人大会2025>

2025.12.23

文:ラリーズ編集部

<第40回近畿高等学校新人卓球大会兼第53回全国高等学校選抜卓球大会(近畿地区予選会) 12月20~22日 場所:グリーンアリーナ神戸(兵庫県神戸市)>

12月20~22日にかけて、兵庫県神戸市のグリーンアリーナ神戸にて第40回近畿高等学校新人卓球大会兼第53回全国高等学校選抜卓球大会が開催されている。大会最終日となる22日には、男女学校対抗準々決勝から決勝戦が行われた。

神戸野田が3位入賞


写真:上田遥音(神戸野田)/撮影:ラリーズ編集部

女子学校対抗の3位決定戦では、福知山成美(京都)と神戸野田(兵庫)が対戦。1番シングルスは三谷椛穂(福知山成美)が制するも、2番シングルスを上田遥音(神戸野田)が取ると、3番ダブルスも高田美奈/上田遥音(神戸野田)ペアがストレートで奪う。

そして、ダブルスのペアリングの関係で先に5番シングルスが行われ、 知念奏帆(神戸野田)が安田陽奈(福知山成美)にストレートで勝利。5番が先に終了したことで試合は終了し、神戸野田がマッチカウント3-1で勝利。3位入賞を果たした。


写真:吉富一花(粉河)/撮影:ラリーズ編集部

5-8位決定戦では、芦屋学園(兵庫)と神港橘(兵庫)、粉河(和歌山)と奈良女子(奈良)が対戦。芦屋学園と神港橘の試合では、1番と3番がフルゲームまでもつれるも、凌ぎきった芦屋学園がストレートで勝利。粉河と奈良女子の試合では、2番は奈良女子が奪うも、1番、3番、4番を粉河が奪い、マッチカウント3-1で粉河が勝利した。


写真:中川灯/長福凛(芦屋学園)/撮影:ラリーズ編集部

5位決定戦では、芦屋学園と粉河が対戦。1番から芦屋学園が力を見せ、2番と3番では長福凛(芦屋学園)が2点取りの活躍。芦屋学園がストレートで粉河を下し、5位となった。

7位決定戦では、神港橘と奈良女子が対戦。1番は神港橘、2番は奈良女子が奪うも、3番ダブルスでは藤本莉音/松井朱音(神港橘)ペアが福森彩花/池田芽依(奈良女子)ペアにストレートで勝利。神港橘が勝利に王手をかけるも、同時進行となった4番と5番は先に5番で池田芽依(奈良女子)が島彩那(神港橘)を下したため、勝負の結果は4番に委ねられた。


写真:藤本莉音(神港橘)/撮影:ラリーズ編集部

4番の藤本と福森の試合は、第1、第2ゲームを藤本が連取するも、第3、第4ゲームを福森が制し、第5ゲームも福森優勢の展開に。それでも粘りを見せた藤本は、12-10でデュースを制して劇的勝利。神港橘がマッチカウント3-1で奈良女子を下し、7位に入った。

なお、今大会で7位以上に入った学校は、来春に開催される全国高校選抜の出場権を手にする。そのため、優勝の龍谷大平安(京都)と準優勝の滋賀学園(滋賀)に加え、神戸野田、福知山成美、芦屋学園、粉河、神港橘の7校が全国選抜の出場権を獲得した。

女子団体3位決定戦

福知山成美(京都)1-3 神戸野田(兵庫)〇

〇三谷椛穂 3-0 羽根歩花
神内芽依 0-3 上田遥音〇
三谷椛穂/西村彩愛 0-3 高田美奈/上田遥音〇
西村彩愛 – 高田美奈
安田陽奈 0-3 知念奏帆〇

女子団体5-8位決定戦

〇芦屋学園(兵庫)3-0 神港橘(兵庫)

〇中水ひなた 3-2 藤本莉音
〇長福凛 3-0 島彩那
〇中川灯/長福凛 3-2 藤本莉音/松井朱音
中川灯 – 中土井愛佳
中村日和里 – 松井朱音

女子団体5-8位決定戦

奈良女子(奈良)1-3 粉河(和歌山)〇

末本直華 0-3 吉富一花〇
〇小林帆花 3-1 田中結菜
福森彩花/池田芽依 0-3 谷口絆/吉富一花〇
池田芽依 0-3 米田愛咲姫〇
福森彩花 – 谷口絆

女子団体5位決定戦

〇芦屋学園(兵庫)3-0 粉河(和歌山)

〇中水ひなた 3-0 吉富一花
〇長福凛 3-0 田中結菜
〇中川灯/長福凛 3-1 谷口絆/吉富一花
中川灯 – 米田愛咲姫
中村日和里 – 谷口絆

女子団体7位決定戦

〇神港橘(兵庫)3-1 奈良女子(奈良)

〇松井朱音 3-0 末本直華
中土井愛佳 1-3 小林帆花〇
〇藤本莉音/松井朱音 3-0 福森彩花/池田芽依
〇藤本莉音 3-2 福森彩花
島彩那 – 池田芽依