写真:三枝大樹(足利工業高・写真右)/星和志(文星芸大附高)/撮影:ラリーズ編集部
大会報道 小学生時代からの“戦友”で組んだ高校生ペア「お互いのやりたいことは言わなくてもわかる」<全日本卓球2026>
2026.01.30
戦型:右シェーク裏粒
<全農杯 2026年全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)日程:2026年1月29~2月1日 場所:スカイホール豊田(愛知)>
30日、全日本選手権男子ダブルス3回戦が行われ、三枝大樹(足利工業高)/星和志(文星芸大附高)ペアが出場。
2回戦で大学生ペアを破っていた三枝/星ペアだったが、3回戦では淺津碧利/阿部悠人(シチズン時計)にストレートで敗れ、惜しくも4回戦進出とはならなかった。
試合後、三枝と星に話を聞いた。
三枝大樹(足利工業高)/星和志(文星芸大附高) コメント
── 今の試合を振り返っていかがですか?
三枝大樹(以下、三枝):相手はプレーの質が非常に高く、特に台上の技術に隙がありませんでした。ストップやツッツキの打球が低く、回転もしっかり切れていたので、自分たちがいつも通りに攻める形を作らせてもらえず、うまく封じられてしまったという印象です。
星和志(以下、星):格上の相手だったので、もっと向かっていく気持ちで入りたかったんですが、序盤は少し硬くなってしまいました。台上での自分自身のミスも重なってしまったのが、すごく悔しいです。
写真:淺津碧利(写真左)/阿部悠人(シチズン時計)/撮影:ラリーズ編集部
── 勝利した2回戦の手応えはどうでしたか?
三枝:実は、2回戦が始まるまでサブアリーナで調整していたんですが、サブアリーナの台はボールが「止まる」感覚だったんです。ところが、メインアリーナの台は逆に「滑る」ように感じて。その感覚のズレから、1ゲーム目は自分のサーブが台から出てしまい、先手を取られて落としてしまいました。
── 会場によってそこまで違うものなんですね。
星:驚きました。自分もサーブには自信があって、確実にツーバウンドで収めることを心がけているんですが、練習時の「止まる」イメージで打ったら、メインの台では滑って飛んでいってしまって。「別物」と言えるぐらいの差がありました。
三枝:でも、なんとか試合中に調整して、自分の得意な巻き込みサーブが効き始めてからは、自分たちのペースに持ち込んで勝つことができました。
── 二人とも所属は別々の高校ですが、今回どのような経緯でペアを組むことになったのでしょうか。
星:お互い小学生の頃からずっと知っている仲で、県大会の決勝などでも何度も顔を合わせていて。「ダブルスになったらいいパートナーだよな」とずっと思っていたんです。
三枝:そこから高2のときの国体で同じチームで戦ってみて、「やっぱり相性がいいな」と実感して。そのときに「3年生になったら全日本に一緒に出ようぜ」って約束したんです。
── 別々の高校だと練習時間を確保するのも大変だったのではないでしょうか?
写真:三枝大樹(足利工業高・写真右)/星和志(文星芸大附高)/撮影:ラリーズ編集部
星:確かに練習時間は少なかったですが、三枝はサーブレシーブが抜群に上手いんです。三枝がチャンスメイクしたボールを、打つのが得意な自分が決める。予選でもこのコンビネーションがすごくハマりました。
三枝:小学校から何十回、何百回と対戦してきたので、星が何をしたいかはなんとなく分かります。なので、同じ高校で組んでいるペアと比べれば練習時間は少なかったと思うんですが、お互いがお互いのやりたいことはなんとなくわかっているので、試合中に少しズレが出たとしてもすぐに修正できました。
── 最後に今後の目標を教えてください。
星:自分は関東学生リーグの1部校に進学する予定なので、まずは団体戦に出て活躍することが一番の目標です。
個人戦でも、これまでの全国大会自己最高位であるベスト16を超えて、ベスト8、さらにはその上を目指したいと思っています。
三枝:自分は関東2部校に進学するんですが、まずはしっかりレギュラーの座を勝ち取り、チームの勝利に貢献したいです。
また、関東は予選のレベルが非常に高いですが、そこを勝ち抜いて再び全日本の舞台に戻ってきたい。そして今度は本戦でさらに良い結果を残せるよう頑張ります。
試合結果
男子ダブルス2回戦
写真:三枝大樹(足利工業高・写真右)/星和志(文星芸大附高)/撮影:ラリーズ編集部
波多間真秀(筑波大)/烏田東(専修大)1-3 三枝大樹(足利工業高)/星和志(文星芸大附高)〇
13-11 / 6-11 / 6-11 / 7-11
男子ダブルス3回戦
〇淺津碧利/阿部悠人(シチズン時計)3-0 三枝大樹(足利工業高)/星和志(文星芸大附高)
11-6 / 11-9 / 12-10








