世界ランクなしのロシア人選手が世界ランク24位の中国選手を撃破<卓球・WTTフィーダードーハ2026> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:ニキータ・アルテメンコ(AIN)/提供:WTT

大会報道 世界ランクなしのロシア人選手が世界ランク24位の中国選手を撃破<卓球・WTTフィーダードーハ2026>

2026.01.31

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTフィーダードーハ2026 1月27~31日 場所:ドーハ(カタール)>

1月30日、WTTフィーダードーハ2026(以下、WTTドーハ)は大会4日目を迎え、男女シングルス準々決勝までが終了した。

世界ランク24位の中国選手が初戦敗退

今大会の男子シングルスでは、世界ランキングなしのロシア人選手、ニキータ・アルテメンコ(AIN)が躍動している。


写真:温瑞博(ウェンルイボー・中国)/提供:WTT

1回戦では、先日のWTTコンテンダーマスカットを制し、世界ランキングをキャリアハイの24位とした温瑞博(ウェンルイボー・中国)にゲームカウント3-1で勝利。世界ランキングを持たず、今大会は予選からの出場となっていたアルテメンコの勝利は大きな衝撃を与えた。

しかし、続く2回戦でも世界ランキング149位のアラン・クルマンガリエフ(カザフスタン)をフルゲームの末に撃破し、準々決勝では過去にWTT優勝経験もある徐瑛彬(シュインビン・中国)をこれまたフルゲームで撃破。温瑞博戦の勝利がフロックでないことを証明した。


写真:ニキータ・アルテメンコ(AIN)/提供:WTT

アルテメンコはこれまでロシアリーグを主戦場としてきた選手で、近年ではWTTへの出場はなかった。そのため、ほとんどの選手と対戦経験がなく、対策をされづらいというアドバンテージはあった。

しかし、過去にワールドツアーに出場していた際の最高世界ランキングは358位と、決して強い選手とは言えない。ゆえに、この数年間でアルテメンコは力を付け、満を持して国際大会に戻ってきたのだろう。


写真:黄友政(ファンユージェン・中国)/提供:WTT

なお、31日には準決勝、決勝が行われ、準決勝では世界ランキング43位の黄友政(ファンユージェン・中国)と対戦する。黄友政は2024年の世界ユース選手権王者で、直近の国際大会で張本智和(トヨタ自動車)や戸上隼輔(井村屋グループ)らを下した実力者だ。

簡単な相手ではないが、今大会のアルテメンコの勢いがあれば白星を挙げてもまったくおかしくはないだろう。