写真:鳥山マネージャーと駒澤大の学生/提供:駒澤大
卓球ニュース 駒澤大・長﨑隆志監督と鳥山梓希マネージャーがUNIVAS AWARDS 2025-26に選出「歴代マネージャーたちの熱い想いが証明された」
2026.02.06
文:ラリーズ編集部
大学スポーツの振興を目指す一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)は1月26日、今年度の大学スポーツ界に大きく貢献した個人・団体を称える「UNIVAS AWARDS 2025-26」の受賞者を発表した。
UNIVAS AWARDSとは
本アワードは、単なる競技成績の優劣だけでなく、学業との両立や安全・安心への配慮、大学スポーツの盛り上げなど、UNIVASの理念を体現した学生や指導者を称えるもの。
指導者と学生スタッフ、二人三脚でのダブル受賞
写真:長﨑隆志監督/撮影:ラリーズ編集部
卓球界からは、駒澤大学卓球部の長﨑隆志監督と、同部を支える鳥山梓希さん(文学部地理学科2年)の2名が選出。大学卓球界のさらなる活性化を感じさせる明るいニュースとなった。
今回、長﨑監督は「コーチ・オブ・ザ・イヤー」で優秀賞を受賞。競技力の向上はもちろん、社会に通用する人材育成に尽力した点や、他の指導者の模範となる取り組みが評価された。
一方、鳥山さんは「サポーティング・オブ・ザ・イヤー」で優秀賞を受賞。選手としてだけでなく、裏方として大学スポーツの振興を支える熱意が形となった。
受賞者は3月2日(月)に品川インターシティホールで開催される授賞式に出席する。当日は、各部門の優秀賞の中から「最優秀賞」が発表される予定だ。
栄えある優秀賞に選出された長﨑監督、鳥山のコメントは以下の通り。
長﨑隆志監督 受賞コメント
写真:長﨑隆志監督/撮影:ラリーズ編集部
この度は、栄誉ある賞を授与いただき、心より感謝しております。
今回の受賞はいつも後方支援をしていただいている、卓球部部長の新井先生(本学医療健康科学部准教授)の全面サポートがあってのことだと思っています。
昨今、スポーツ界におけるガバナンスやコンプライアンスの重要性が一層高まる中で、私は大学という教育機関に関わる人間として「大学生への支援とはどうあるべきか」を常に自問自答しています。また、教育機関の中に設置されている部活動が目指していることは、当たり前ですが単に勝敗を競うことだけではないと思っています。
AI技術が凄まじい進化を続け、情報が溢れ、コミュニケーションのあり方も多様化している時代だからこそ、一人の人として、そして日本人として、どのように立ち居振る舞っていけるのか。つまり人としてどうあるべきかを大学生活のすべてを通じて、その本質を学び取り、考え続けてほしいと思っています。
そのため、私は学生たちに「まずはトライし、失敗すること」を求めています。チーム運営を学生主体に委ねているのも、失敗から生まれる悔しさや葛藤といった感情を実体験として積み重ねることこそが、真の成長に繋がると信じているからです。これは、駒澤大学卓球部の前監督である仁王さんから私自身が受け継いだ、指導の大きな柱の一つでもあります。
また、今回はマネージャーの鳥山(文学部地理学科2年)が同時に受賞できたことを何よりの誇りに感じております。駒澤大学卓球部は長年、マネージャー文化の確立を大切にしてきました。今回の受賞は、鳥山本人の努力はもちろんのこと、これまで道を切り拓いてきた歴代マネージャーたちの熱い想いが、一つの形として証明された瞬間でもあります。
この受賞を少しの自信とし、今後も学生たちが失敗を恐れずに挑戦し、豊かな人間性を育める環境づくりに邁進してまいる所存です。
鳥山梓希マネージャー 受賞コメント
写真:鳥山梓希(駒澤大)/提供:駒澤大
この度は名誉ある賞をいただき、誠にありがとうございます。驚きとともに、これまでの活動を評価していただけたことを大変嬉しく思います。
卓球部での活動も2年が経ちますが、私が意識してきたのは「選手が安心して卓球に打ち込める環境づくりとその持続」です。ひたむきに努力する選手たちを一番近くで見守っているからこそ、試合の結果に付随する喜びや悔しさは、私にとっても自分のことのように感じられます。選手たちとこうした感情を共有し、マネージャーとして入部しなければ出会えなかった景色に触れられることが、私の活動の原動力です。
一方で、尊敬する先輩方が築き上げてきたものの大きさに「私には何ができるのだろう」と思い悩む時期もありました。そんなとき、これまで一緒に活動してきた同期から「得意なことは人それぞれだから、自分にできることに自信を持ってやれば大丈夫」と言葉をかけてもらったことが、大きな転機となりました。
その言葉があったからこそ、自分なりの支え方を模索できるようになり、昨秋からは新しく加わったマネージャーと共に、歴代の意思を引き継ぎつつ「今の代らしいサポート」を追求しています。
また、個人としては気象予報士の資格取得を目指しており、昨夏には学科試験の1つに合格することができました。周囲の協力に感謝し、今後も部活動と学業の高いレベルでの両立を継続していきたいと考えています。
最後になりますが、応援してくださる皆様へ最高のパフォーマンスをお見せできるよう、これからも陰ながらチームを支えてまいります。今回の受賞を励みに一層精進してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。






