文:ラリーズ編集部
<第95回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部) 7月15日~18日 場所:横浜武道館(神奈川県)>
18日、第95回全日本大学総合卓球選手権大会・団体の部(通称:インカレ)は最終日を迎え、全試合が終了した。
男子第1ステージ(予選リーグ)のEブロックには、九州学連代表として九州大学が出場した。九州大学は春季リーグ戦で九州2部から1部に昇格、インカレ代表決定戦でも勝利し、破竹の勢いで全国の舞台に立った。
全国の上位常連校・明治大学や、東北学連の東日本国際大学との予選リーグでは0勝2敗。第2ステージ(決勝トーナメント)進出とはならなかったが、特に東日本国際大との試合は激戦となった。
試合後、4年生で主将の矢田幹太郎、同じく4年生の松島一史、山口翔大、そして3年生の勝原涼介の4名に話を聞いた。
九州大学選手 コメント
4年生主将・矢田幹太郎
写真:矢田幹太郎(九州大)/撮影:ラリーズ編集部
── 試合お疲れ様でした。東日本国際大との試合の自分の試合について振り返りいただけますか?
矢田幹太郎:自分はダブルスと4番で出させてもらったんですけど、ダブルスでしっかり(ゲームカウント)3-0で勝ちきれて、いい流れで後半に回せたかなと思ってます。
自分の4番の対戦相手の東日本国際大学の原島選手は、自分が高校の時の全国選抜の2部シングルスで当たった相手で、その時はフルゲームで負けてたので、この組み合わせが出た時に絶対リベンジしたいなとは思ってまして。
(ゲームカウント)0-2でリードされて後がない状況だったんですけど、そこからしっかり戦術変えて、しっかり最後まで頑張って勝ちきれたのが印象に残っています。
── 明治大学との試合については何か印象とかありますか?
矢田幹太郎:明治大学さんとやらせてもらったんですけど、やっぱりドライブだけじゃなくて、レシーブのストップだったりチキータだったりの質がもう世界レベルだなって。もう初めての球ばっかり受けて、もう驚きました。
── インカレ2試合終わって予選敗退ということですけど、全体を通してなんか印象に残ったこと等ありますか?
矢田幹太郎:やっぱり僕たちは、他の大学に比べて、全国で戦ったりとかいう経験がない人たちが多くて、初めて全国の舞台に立つ人が多かったので、対戦相手の方が場慣れしてるというか、そこでちょっと出だしが悪かったりして、そのまま負けちゃうみたいなことがあったので、そこが課題かなと思いました。
── 初めてのインカレっていうことで、そこは楽しめたりしました?緊張とかはありましたか?
矢田幹太郎:楽しめました。意外と緊張はなくて、もう自分たちは挑戦者なので、やれることをやろうという形で、チームみんなそういう雰囲気だったと思います。
── 九州の予選についても簡単に振り返りをお願いしてもいいですか?
矢田幹太郎:僕たちはずっと2部で試合してて、いつも入れ替え戦まで行くんですけど、入れ替え戦で負けてしまって2部という状況が続いてて。主力の4年生が最後のインカレ(出場の)最後のチャンスの春ということで、何としても勝ちたいなという話はしてて。
最終的に1部2部入れ替え戦がまず(マッチカウント)0-2スタートと厳しい状況だったんですけど、そこをなんとか3、4、5番で取って、(マッチカウント)3-2で1部昇格を決めて、そのまま流れに乗ってインカレ決定戦も勝ったという流れです。
── そこには感動というか、興奮というか、色々と込み上げてくるものもありましたか?
矢田幹太郎:そうですね。自分たちが1年生から悔しい思いをずっとしてきたので、最後の大会でこうやってインカレ出場という結果が出たことは非常に嬉しいです。
写真:矢田幹太郎(九州大)/撮影:ラリーズ編集部
── Tシャツも考案いただき、ラリーズのウェアでプレーもしていただきありがとうございます。
矢田幹太郎:このユニフォームを作らせていただきました。 ありがとうございます。
身内ネタから始まったんですけど、この「卓人たるもの常に謙虚たれ」というTシャツがラリーズさんから出ているので、よかったらみんな購入お願いします。
── 改めてその名言の想いについてお願いします。
矢田幹太郎:僕たち言い訳したり、驕りとか、そういう場面がやっぱり部活しててたくさん出てくると思うので、そういう場面でもしっかり謙虚な心を忘れずに卓球をやっていけたら、実力もつくかなと思うので、皆さんこれを心がけて卓球しましょう。
── 明治大学のダブルスとは、試合してみてどうでしたか?
矢田幹太郎:相手が日本一のペアということで、向かっていく気持ちで1セットをなんとか取ることができて、非常にいい感じで4セット目もリードしている状況だったんですけど、そこでロングサーブ出したんですけど、木方選手にしっかりと対応されて、技術の高さというのがもうやっぱり全然違うなということを感じました。
── 秋季リーグ戦について意気込みをお願いします。
矢田幹太郎:初めて九州の1部で戦えるということなんで、団体も最後ですし、しっかり優勝目指して頑張っていきたいなと思ってます。
4年生・松島一史
写真:矢田幹太郎/松島一史(九州大)ペア/撮影:ラリーズ編集部
── 試合お疲れ様でした。先ほどの試合、シングルス、ダブルスそれぞれについて簡単に振り返ってもらっていいですか?
松島一史:はい。向こうとしっかり真っ向勝負しようというところで、1番3番で(単複で出ようと)ミーティングでオーダーを考えました。自分は1番で、向こう(東日本国際大)のエースの人との勝負で、自分はやっぱり団体戦では絶対勝つという気持ちで挑んだんですけど、細かいところで自分のミスがちょっと増えて、最終的には負けてしまいました。
チームに貢献できなかったところがとても悔しかったかなと思っております。
ダブルスに関しては、しっかり切り替えて、一本一本攻めるしかないところで、自分がチーム引っ張るんだという感じでやっていきました。
── 明治大学と対戦してみて感じたことなども教えてもらえますか?
松島一史:向こうが全国チャンピオンということで、胸を借りる気持ちで挑んだんですけど、自分から攻めていく気持ちは大事にしながら、守ったプレーとかしてもなかなかミスってくれないので、もう自分たちが全部攻めに行く、全部攻めきるところは意識して行いました。
── ダブルスでは1ゲーム取りましたが、手応えとかもありましたか?
松島一史:ダブルスが自分たちの弱点でもあったんですけど、しっかり三球目だったり四球目だったり、その辺の練習は誰よりもやってきた自信がありますので、細かいところは全然勝てないんですけど、ラリーとかで点を取れたところが、一つ収穫かなというふうには思っております。
── 秋は(九州)1部リーグですけど、そこへの意気込みだったり、目標だったりをお願いします。
松島一史:最後の秋リーグでは、九州一位を目標にして今まで取り組んできたので、最終的には最後全て自分がシングルスもダブルスも全勝で、いい締めくくりができたらなというふうには思っております。
4年生・山口翔大
写真:山口翔大(九州大)/撮影:ラリーズ編集部
── 試合お疲れ様でした。インカレデビュー戦を振り返ってみていかがですか。
山口翔大:率直に悔しいです。2番で相手の東日本国際大学の大川選手と対戦したんですけれども、(ゲームカウント)0-2スタートで、そこから(ゲームカウント)2-2まで追いついて、最後取れるか取れないかというところで落としてしまって、結果団体も(マッチカウント)2-3で負けて、僕が取っていれば勝っていたのにという団体戦だったので、非常に悔しいです。
── 緊張感だったり、その辺はどうでしたか?
山口翔大:プレッシャー自体は全然なかったんですけども、やっぱり大きい会場でビッグプレーが飛び交う中で、しっかり自分がいつもやっていることをやろうというのはずっと思ってました。
── 前日にはチームメイトが明治大と戦っている試合を見てて、それはどう感じましたか?
山口翔大:相手のレベルがすごく高いなと思って、自分4番でオーダー出してたんですけども回ってこなくて。
僕もやりたかったなと思ったんですけども、でも勝原とかダブルスが1セット取って食らいついていく姿を見て、いいチームメイトだなとも思ってました。
── まとめると、インカレはどういう大会でしたか?
山口翔大:インカレは行けてすごく嬉しい大会だったんですけども、勝てそうな試合があった反面、ちょっと悔しい大会だったなと思っています。
── 予選通過の時はどういう感情でしたか?どんな試合だったかとか含めて。
山口翔大:1部2部入れ替え戦で自分が落としてしまったので、インカレ(代表)決定戦は自分が2番で出て、次は取るぞという気持ちで臨んでしっかり取れました。
1番取られちゃったんですけど、(マッチカウント)1-1で回すことができて、チームもそのまま盛り上がって(マッチカウント)3-1で勝つことができて、インカレに出場することができたところで、かなりチーム全体としても雰囲気も良かったし、会場が九大の応援ですごく盛り上がってたので、勝つべき試合を勝てたなと思っています。
── 秋リーグは1部でプレーですけど、何か意気込みだったりお願いします。
山口翔大:とにかく目の前の一本取って、相手も私立で強い子たちが多いですけども、しっかり九州大学で順位上げるために頑張っていきたいと思ってます。
3年生・勝原涼介
写真:勝原涼介(九州大)/撮影:ラリーズ編集部
── 試合お疲れ様でした。今のお気持ちを聞かせてください。
勝原涼介:春の九州大会から割といい調子で、卓球の技術の向上だったりとか、メンタル面でもいい感じにいってるかなと思っていました。
今回東日本国際大学さんの5番で最後出させてもらったんですけど、バック面が変化系表ソフトの相手で、どうしても自分の得意なサーブが効かなかったりだとか、いつもよりコンパクトに振らなきゃいけないところが、団体の勝利がかかってる中で大振りになっちゃったりして。
そのまま(ゲームカウント)0-3で負けてしまって、そこはとても悔しいかなと思っています。
── 前日は明治大戦で1ゲームを取ってましたけど、その辺はどうですか?
勝原涼介:全国でも自分の得意な展開は通用するかなというのは思ってて。名前負けしないところに結構重きを置いてインカレに臨んだので、そこの面では良かったと思うんですけど。
最初に1ゲーム目を取れたことで、2ゲーム目でもうちょっと流れをつかめるような戦術だったりとか、コンパクトに攻めたりだとか、そういうところを次から工夫していって、1年後また全国の舞台に戻って戦いたいなと思っています。
── 九州だとシングルスも3位まで勝ち上がってて、予選だったり春の時はすごい仕上がってたという感じなんですか?
勝原涼介:自分は団体戦では劇的な勝利とかは挙げられなかったんですけど、個人戦では結構いいメンタルの状態でできて、インカレが決まった後のシングルスだったので自分のしたいプレーがイメージできて、なんとなくで攻めるんじゃなくて、ちゃんと三球目五球目を意識して攻めることができたので、3位までいくことができました。
── 秋季リーグは1部ということですけど、頼れる先輩方との最後のリーグ戦について意気込みお願いします。
勝原涼介:4年生の皆さんが最後の団体戦になるので、自分は最後の5番に回ったりとか、結構チームの勝利に影響する場所で出ることが多いと思うので、先輩たちが苦しい場面で流れを変えるような一勝を掴むことを意識して、これからのあと2ヶ月くらいですけど、頑張っていきたいと思っています。
男子第1ステージ(予選リーグ) Eブロック
九州大学 0-3 明治大学〇
矢田幹太郎 0-3 芝拓人〇
3-11 / 8-11 / 6-11
勝原涼介 1-3 齋藤俊太郎〇
11-8 / 7-11 / 6-11 / 6-11
矢田幹太郎/松島一史 1-3 飯村悠太/木方圭介〇
2-11 / 11-7 / 4-11 / 8-11
山口翔大 – 木方圭介
松島一史 – 飯村悠太
九州大学 2-3 東日本国際大学〇
松島一史 1-3 船生岳冬〇
11-5 / 6-11 / 4-11 / 10-12
山口翔大 2-3 大川留生〇
10-12 / 9-11 / 11-6 / 11-1 / 6-11
〇矢田幹太郎/松島一史 3-0 船生岳冬/若松龍志郎
11-5 / 13-11 / 11-7
〇矢田幹太郎 3-2 原島吏久哉
5-11 / 9-11 / 11-3 / 11-7 / 11-7
勝原涼介 0-3 高橋洸大〇
6-11 / 8-11 / 8-11
インカレ2026 九州大学の試合フル動画はこちら
https://www.youtube.com/live/wa97CmNZFGs?si=VNUxELufjUkukJ8Y
https://www.youtube.com/live/3OoecIAUQ0A?si=cUt349fgbyKl6kAE








