「未来のTリーガー、日本代表を育てる」カグヤガールズ、クラウドファンディングを開始 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:京都カグヤライズの選手とカグヤガールズ/提供:京都カグヤライズ

卓球ニュース 「未来のTリーガー、日本代表を育てる」カグヤガールズ、クラウドファンディングを開始

2026.07.29

文:ラリーズ編集部

Tリーグ・京都カグヤライズの下部育成組織・プロジェクト「カグヤガールズ」が、クラウドファンディングを開始した。

>>クラウドファンディングページはこちら 【卓球カグヤガールズから、全国の子どもたちが卓球で夢を追える未来をつくりたい!

カグヤガールズとは


写真:京都カグヤライズ/提供:京都カグヤライズ

カグヤガールズは、女子プロ卓球チーム「京都カグヤライズ」の下部育成組織。全国各地から、京都カグヤライズの理念に共感し、オーディションを通過した幼児・小学生・中学生の選手たちが集まっている。

特徴は、一部の有力選手だけを選抜して強化する組織ではないという点だ。選手たちは、それぞれの地域や所属チームで日々の練習を続けながら、カグヤガールズの一員としてプロを目指す。地元に根を張ったまま、京都カグヤライズのトップチームへの昇格を目標に掲げる。

これまで限られた選手にしか見えてこなかったTリーグへの道を、全国の少女たちに開いていく。カグヤガールズが果たそうとしているのは、その入り口を広げる役割だ。

カグヤガールズの見据える先

カグヤガールズが掲げるのは、全国の少女たちが地域に根ざしながら世界を目指せる、そんな卓球界をつくることだ。

その第一歩として据えているのが、カグヤガールズから京都カグヤライズのトップチームへと昇格する選手を育てること。さらにその先には、日本代表として世界選手権やオリンピックに出場し、世界の舞台でメダルを獲得する選手を輩出するという目標を掲げている。


写真:カグヤガールズ/提供:京都カグヤライズ

ただし、カグヤガールズが育てようとしているのは、競技力だけに優れた選手ではない。周囲への感謝を忘れず、人を尊重し、自分の言葉と行動で誰かに勇気を与えられる。地域、家族、指導者、企業、そしてファンから自然に応援される。競技者としても、人としても魅力のある選手を育てること。それが、カグヤガールズが目指す育成のかたちだという。

こうして育った選手が各地に増えていけば、その影響は一つのチームの枠を超えていく。地域のクラブに憧れの対象が生まれ、後に続く子どもたちの目標になり、やがて卓球という競技そのものの厚みになっていく。カグヤガールズが選手一人ひとりの成長にこだわるのは、その積み重ねが卓球界全体の底上げにつながると考えているからだ。

挑戦する機会をつくり、夢を目標に変える。「Tリーガーになりたい」「日本代表になりたい」「世界で活躍したい」。子どもたちが抱く夢は、環境と機会が与えられて初めて、具体的な目標へと変わっていく。

プロチームの下部組織に所属する誇り。トップ選手や指導者から学ぶ機会。全国各地で同じ夢を持つ仲間との交流。ホーム戦の観戦や運営サポートを通じて触れる、プロスポーツの現場。

こうした経験の一つひとつが、選手たちの日々の意識と行動を変えていく。カグヤガールズは、子どもたちに挑戦の場所を提供し、その成長を長期的に支えていく組織だ。

京都カグヤライズだからできる挑戦

京都カグヤライズは、特定の大企業を母体としない市民球団であり、企業、地域、ファン、選手、スタッフなど、多くの人々に支えられながら活動している。大きな企業母体を持たないからこそ、既存の枠組みにとらわれず、卓球界の未来に必要な取り組みに挑戦できる。


写真:カグヤガールズ/提供:京都カグヤライズ

トップチームの勝利だけを追い求めるのではなく、その下に多くの子どもたちが夢を持てる環境をつくる。プロチームを、一部のトップ選手だけのものにしない。育成、教育、地域貢献、競技普及を、プロスポーツチームの役割として実践する。

言い換えれば、京都カグヤライズにとってカグヤガールズは、卓球界へ還元するための一つの手段だ。市民に支えられて成り立つチームだからこそ、その活動を再び競技全体へと開いていく。カグヤガールズは、市民球団である京都カグヤライズだからこそできる、卓球界の未来への挑戦だといえる。

スポンサーとして支援する意義

こうした背景から、カグヤガールズへの支援は、単なる広告協賛ではなく、子どもたちと卓球界の未来に対する投資と位置づけられている。

子どもたちが夢に挑戦する機会をつくること。女子選手が競技を継続し、成長できる環境を支えること。地域で努力する選手を応援すること。卓球人口と卓球への関係人口を増やすこと。次世代のTリーガー、日本代表、世界で活躍する選手を育てること。地域スポーツとプロスポーツをつなぐ仕組みをつくること。

これらはいずれも、一つのチームの利益にとどまらず、卓球界全体に還元されていくものだ。


写真:カグヤガールズ/提供:京都カグヤライズ

スポンサー企業に期待されているのは、ロゴの掲出や広告露出にとどまらず、選手たちの挑戦と成長を支えるパートナーとしての関わりである。全国各地で活動する選手たちを通じて、企業の理念や取り組みを広く発信することもできる。選手、保護者、指導者、地域との接点を通じて、企業と卓球界がともに成長する関係を築いていく。

カグヤガールズという一つのプロジェクトを入り口に、その先にある卓球界全体の未来を育てていく。この取り組みへの参加は、そうした大きな循環の一部を担うことを意味している。

>>クラウドファンディングページはこちら 【卓球カグヤガールズから、全国の子どもたちが卓球で夢を追える未来をつくりたい!

支援の主な活用用途

・全国から参加する選手の遠征・宿泊費の補助
・国内・海外遠征への挑戦支援
・合宿、練習会、講習会の開催
・体育館使用料、練習球、用具、備品などの活動費
・指導者、トレーナー、専門スタッフへの謝礼
・身体のケア、コンディショニング、栄養面の支援
・ホーム戦観戦やトップチームとの交流機会の提供
・写真、動画、SNS、広報物などの制作
・選手・保護者の交流機会の充実
・経済的な事情を抱える選手への活動支援

京都カグヤライズ監督・小林修平氏 コメント


写真:カグヤガールズに語り掛ける京都カグヤライズ小林修平監督(写真右)/提供:京都カグヤライズ

才能を集めるのではなく、才能が育つ場所へ

カグヤガールズを、強い選手を集めて勝たせるだけのチームにはしたくありません。

今の実力だけで子供たちの未来を決めるのではなく、できるだけ多くの子供たちに挑戦できる入口をつくり、その中で一人ひとりの可能性を広げていきたいと考えています。

子供たちの成長には、日々の練習だけでなく、普段の環境では得られない経験も必要です。

カグヤガールズでは、プロ選手や大学生、高校生、さまざまな指導者との出会いをつくり、異なる考え方や高い基準に触れられる機会を届けていきます。

技術を身につけることはもちろん、自分で考える力、人と関わる力、挑戦を続ける力、支えてくださる方々への感謝も育てたい。それは、競技生活だけでなく、その先の人生にもつながる力になると考えています。

私たちが目指しているのは、すでに才能のある子を探すことではありません。

最初から選ばれた一部の選手だけに機会を与えるのではなく、多くの子供たちが卓球に取り組み、挑戦できる環境をつくる。その中で、それぞれの才能が育っていく場所にしたいと思っています。

競技のレベルを押し上げるのは、才能だけではありません。

卓球に取り組む子供たちの数が増え、多くの挑戦が生まれるからこそ、その中から日本の頂点や世界を目指す選手が生まれてきます。

裾野を広げ、その先に高い山をつくる。

普及と強化を別々に考えるのではなく、挑戦する子供たちを増やすことが、将来の強化につながる仕組みをつくっていきたいと考えています。

そして、カグヤガールズから京都カグヤライズへと続く道をつくりたい。

子供たちが「自分もカグヤガールズに入りたい」「いつかプロ選手になりたい」と思える夢を持ち、ここで育った選手が、やがて次の世代の憧れになる。そんな循環を生み出していきたいと思っています。

この活動は、一人の力だけでは実現できません。

選手、家族、指導者、学校、大学、プロ選手、スポンサー、協力者など、多くの人の力をつなぐことで、子供たちに新しい経験と可能性を届けることができます。

だからこそ、支えていただくことを当たり前だと思わず、感謝を行動で示せるチームでありたいと考えています。

育成には、手間も時間もかかります。短期的な利益や成果だけを求めれば、取り組みにくい活動かもしれません。

それでも、すぐに結果が出ないことや、他の企業やチームがなかなか続けられないことに挑戦するところに、京都カグヤライズがカグヤガールズを運営する価値があります。

数を増やし、経験を増やし、可能性を増やす。

そして、その中から日本の頂点や世界を目指す選手を育てていく。

カグヤガールズを、一部の選手のためだけではなく、卓球界全体の未来につながる取り組みにしていきます。

カグヤガールズ監督・大類将信氏 コメント


写真:カグヤガールズ監督・大類将信(写真左奥)/提供:京都カグヤライズ

22年間続けた会社員生活に区切りをつけ、この春、一念発起して独立という新たな道を選びました。

もちろん、本業を持ちながらの挑戦です。しかし、自分にしかできないことに、これまで以上に時間と責任を持って取り組みたい。その思いから働き方を見直し、カグヤガールズの監督としても本格的に活動できる環境を整えました。

この決断の背景には、大学時代の同級生であり、大親友でもある京都カグヤライズの小林修平監督の存在があります。

大学時代から同じ卓球に打ち込み、それぞれ異なる道を歩んできましたが、小林監督が持つ「卓球を通じて人を育てたい」「プロチームだからこそ、育成や地域に貢献したい」という想いに、私は強く共感しています。その想いを形にするために、自分も力になりたいと考え、カグヤガールズの監督を引き受けました。

私がこの活動に取り組みたい理由は、単に「卓球が強い選手」を育てたいからではありません。

22年間の会社員生活を通して、多くの人と関わる中で、仕事の能力だけでなく、責任感、行動力、周囲への配慮、感謝する姿勢など、人としての土台がいかに重要であるかを実感してきました。

社会に出てから身につけるのではなく、若いうちから多くの経験を積み、人と関わり、失敗や困難に向き合う機会を持つことが大切である。

そのためには、競技力の向上だけでなく、人間力や社会性を育てる教育的な環境が必要であると考えています。カグヤガールズは、卓球の技術を高め、試合で結果を出すことだけを目的としたチームではありません。

一人で努力するだけでは得られない経験や、多くの人との出会い、さまざまな立場の人と関わる機会を通して、選手たちの人間力や社会性を育てていくことを大切にしています。仲間と協力すること、自分の役割に責任を持つこと、周囲への感謝を忘れないこと、失敗や困難から逃げずに向き合うこと。

こうした経験は、競技者としての成長だけでなく、将来、社会の中で自立し、自分の力を発揮するための大切な土台になります。

若い世代には大きな可能性があります。一方で、責任ある役割を任される機会や、失敗から学ぶ経験、社会とのつながりを実感できる環境は、必ずしも十分ではありません。だからこそ、競技だけを教えるのではなく、育成年代から人としての土台を育てていきたいと考えています。

自ら考え、挑戦し、失敗し、改善する。その繰り返しが、競技力だけでなく、人生を切り拓く力につながると信じています。

プロチームと育成年代の選手が継続的につながり、競技力、人間力、社会性を同時に育てていく。これは、プロチームだからこそできる取り組みであり、地域とのつながりや育成を大切にする京都カグヤライズだからこそ実現できる、新しい育成プロジェクトです。

プロ選手や指導者との交流、チーム活動、地域や支援者との関わりを通して、選手たちに夢や目標を持ってもらうことは、Tリーグをより身近に感じてもらうことにもつながります。

また、多くの人に支えられて活動できていることを知り、その支援にどのように応えていくのかを考えることも、大切な学びの一つです。支えられることを当たり前とせず、感謝を行動で示し、将来は自分も誰かを支える側になる。そのような人材を育てていきたいと考えています。

カグヤガールズの活動を広げることで、Tリーグの認知度向上や新たなファンの創出、卓球界全体の発展にも貢献していきたいと考えています。そして、選手たちがカグヤガールズで得た経験を、それぞれの人生や将来の舞台で生かし、今度は自分が次の世代や周囲の人を支える存在になっていく。競技を通じて人を育て、その人がまた新たな人を育てる。

そのような人材の循環を生み出すことが、カグヤガールズの目指している未来です。

京都カグヤライズ・池袋晴彦GM コメント

Tリーグが開幕した初年度からリーグに携わり、8年間、トップレベルの卓球を間近で見てきました。そして4年前、自ら京都カグヤライズを立ち上げ、改めて感じたのは、Tリーグが子どもたちにとって「いつかあの舞台でプレーしたい」と思える夢や目標であり続けるためには、育成が何より大切だということです。

カグヤガールズは、その夢への第一歩となる育成組織です。皆さまからのご支援は、子どもたちが挑戦できる環境づくりに大切に活用させていただきます。未来のTリーガー、日本代表、そして世界で活躍する選手がここから生まれるよう全力で育成してまいります。子どもたちの夢への挑戦を、ぜひ一緒に応援してください。