偏差値63の進学校からインターハイへ 鳥取西・古曳勇人 / 前場雅彰ペア「この舞台で引退試合ができて光栄」<卓球・インターハイ2026> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:古曳勇人/前場雅彰(鳥取西・鳥取)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 偏差値63の進学校からインターハイへ 鳥取西・古曳勇人 / 前場雅彰ペア「この舞台で引退試合ができて光栄」<卓球・インターハイ2026>

2026.08.16

文:ラリーズ編集部

<第95回全国高等学校卓球選手権大会 日時:8月13日~17日 場所:大阪府・Asueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)>

14日、第95回全国高等学校卓球選手権大会(以下、インターハイ2026)は大会2日目を迎え、男女ダブルス1回戦が行われた。

男子ダブルスには、鳥取県予選を制した古曳勇人/前場雅彰(鳥取西・鳥取)ペアが登場。宮前太聖/青柳陽太(青藍泰斗・栃木)ペアと対戦し、ゲームカウント0-3で敗れた。


写真:宮前太聖/青柳陽太(青藍泰斗・栃木)/撮影:ラリーズ編集部

小学生の頃から同じクラブで練習し、高校1年生の秋からペアを組んできた古曳と前場。高校生活最後の試合を終え、初めて出場したインターハイの雰囲気や、ペアで積み重ねてきた時間を振り返った。

古曳勇人/前場雅彰(鳥取西・鳥取)コメント


写真:古曳勇人/前場雅彰(鳥取西・鳥取)/撮影:ラリーズ編集部

――試合を振り返っていかがでしたか?

古曳:まずは1勝することを目標に頑張っていましたが、インターハイに出場するレベルの選手が相手なので、なかなか自分たちの思いどおりにはいかず、苦しい展開になってしまいました。

悔しさはありますが、最後まで自分たちにできる最大限のことをやり切れたのは良かったと思います。

前場:久しぶりの全国大会ですごく緊張しました。作戦も練り、自分たちの卓球をしようと決めていましたが、なかなか思いどおりにいかず悔しい結果になりました。

――緊張で普段のプレーを出せなかったのでしょうか?

古曳:大きな舞台なので緊張もありましたが、それ以上にワクワク感や楽しみの方が強く、状態は良かったと思います。ただ、相手のサービスやレシーブに対応できませんでした。

前場:僕は試合前のほうが緊張していました。実際にプレーしているときは楽しんで試合ができました。

――これまでに出場した全国大会との違いはありましたか?

古曳:会場に入ったとき、すごい熱気というか、自分が押されてしまうような圧を感じました。

前場:これまで出場した全国大会は個人戦だったので、応援も数人ほどでした。でも、インターハイは団体戦もあり、みんなが一生懸命応援していたので、その圧をすごく感じました。

――鳥取県予選を振り返ってください。鳥取県は鳥取城北や鳥取敬愛など強豪校が多いですが、どうやって予選を通過できたんでしょうか?

古曳:組み合わせ上、ベスト16から鳥取城北のペアと続けて対戦することになり、かなり厳しい展開でした。

なので、僕らは長年一緒にプレーしてきた経験を生かし、自分たちの得意な展開を繰り返し練習しました。準決勝や決勝では、あと一歩で負けるという場面もありましたが、練習してきたことを思い出し、最後は自信を持って思い切り振れたことが良い結果につながったと思います。

前場:県予選の1、2回戦はあまり調子が良くなく、不安もありました。ただ、鳥取城北のペアと対戦する中で自分たちの卓球ができるようになり、徐々に調子が上がっていきました。

準決勝と決勝でも、最初から自分たちの展開を作って試合ができたので、勝つことができたと思います。


写真:古曳勇人/前場雅彰(鳥取西・鳥取)/撮影:ラリーズ編集部

――ペアを組み始めたのはいつですか?

古曳:高校1年生の秋からです。春はお互いに3年生の先輩と組んでいました。

それぞれ小学校は別でしたが、小学6年生のときに同じスポーツ少年団に所属していました。中学校のときにも一緒に練習することがありました。

――同じ高校に進学することは知っていたんですか?

古曳:知っていました。「一緒に行けたらいいね」という話はしていました。同じ高校に進学できて、すごく良かったです。

――ダブルスでのインターハイ出場は、以前から狙っていましたか?

古曳:もちろんシングルスや学校対抗も狙っていましたが、鳥取城北の選手層が厚く、難しい部分がありました。なので、2人で「ダブルスでインターハイに出よう」とは話していました。

前場:高校2年生の頃から「ダブルスではインターハイに出たいね」と話していて、ずっと練習してきました。

――普段からダブルスの練習時間を多く取っていましたか?

古曳:そうですね。ダブルスの練習時間を多めに取ることもありましたし、後輩たちに試合の相手をお願いすることもありました。


写真:古曳勇人/前場雅彰(鳥取西・鳥取)/撮影:ラリーズ編集部

――ダブルスパートナーとして、相手のどのようなプレーが心強かったですか?

古曳:前場はフォア表という特徴があります。僕がナックルサービスやナックル系のレシーブをして、相手のボールが少し浮いたときに、一発で思い切り振り抜いてくれるところが心強かったです。

前場:古曳はレシーブが上手いです。僕のサービスに難しい返球が来たときにも、回り込んでドライブをサイドに決めてくれるので、次の展開が作りやすく、とても助けられました。

――高校最後の大会をインターハイで終えたことについて、どのように感じていますか?

古曳:ずっと目標にしていた舞台なので、最後の引退試合をここでできることはすごくありがたいです。これまで支えてくださった先生方や友達、指導してくださったコーチや監督など、さまざまな方に感謝を伝えたいです。

前場:高校に入った頃から、インターハイはみんなが憧れる場所で、一度は出てみたいと思っていました。最後の試合で、こんな大きな舞台で試合ができてとても光栄です。

男子ダブルス1回戦

古曳勇人/前場雅彰(鳥取西・鳥取)0-3 〇宮前太聖/青柳陽太(青藍泰斗・栃木)
8-11 / 6-11 / 6-11

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