文:ラリーズ編集部
卓球人のこだわりグッズを紹介する「俺の卓球ギア」。
第20回となる今回は、神戸大学時代に全国公(全国国公立大学卓球大会)ダブルス準優勝の実績を持ち、現在は、デンソーテン卓球部に所属する藤沼望選手のギアを紹介する。
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藤沼望の卓球ギア
戦型
右シェーク裏表
ラケット
リベルタシナジー(FL・ダーカー)
ラバー
フォア:ファスタークG-1(特厚・ニッタク)
バック:モリストSP(厚・ニッタク)
ユニフォーム
デンソーテンユニフォーム
こだわりのもの
メガネバンド
※ギアは2019年6月時点のもの
ラリーズ編集部のコメント
写真:藤沼望(デンソーテン)/提供:藤沼望
藤沼望は、学生時代、国公立・神戸大学を関西学生リーグ2部上位や、全国公団体準優勝に導いた立役者の1人だ。全国公では田中翔と組んだ男子ダブルスで準優勝するなど、個人戦でも実績を残している。
藤沼の使用用具は、リベルタシナジー(FL)にフォア:ファスタークG-1(特厚)、バック:モリストSP(厚)。
ラケットについては「弾み重視で選んでいます。よく飛んでくれる分、台上やブロックなどで余計な力を入れなくてもしっかり飛んでいってくれるので、プレーしていて楽ですね」とコメント。
「バック面のラバーは、半年くらい前まではずっと変化系表ソフトを使っていたのですが、レベルの高い選手と試合したときに力負けするので、テンション系表ソフトに変更しました。ただ、自分の持ち味であるナックルブロックはやりづらくなったので、今は『モリストSP』で変化が出せるように練習中です」
藤沼は、社会人になってもよりハイレベルな卓球を目指し、使用用具を変更・研究し挑戦を続けている。
写真:藤沼望(デンソーテン)/提供:藤沼望
藤沼のこだわりのものはメガネバンド。
「メガネバンドはプレー中にメガネがずり落ちないようにつけているのですが、集中力アップの効果もあります。普段と卓球をしている時とで、気持ちのオンオフを切り替える感じですね。これがないと集中できないので、予備と、予備の予備を常備しています」と予備の予備まで常備する入念っぷり。
アスリートにとって、気持ちのオンオフを切り替えることは活躍するための重要な要素の1つ。メガネバンドを付け外しすることがある意味スイッチとなり、卓球モードに切り替わるようだ。
今後の目標としては「全日本社会人の予選を単複ともに通過したので、9月に行われる本戦ではそれぞれ一勝をあげたいと思います!」と語った藤沼。全国でより成長した姿を見せてくれることだろう。