【オフィスピンポン:freee(前編)】 なぜイケてる企業はオフィスに卓球台を置くのか | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)
【オフィスピンポン:freee(前編)】 なぜイケてる企業はオフィスに卓球台を置くのか

卓球×ビジネス 【オフィスピンポン:freee(前編)】 なぜイケてる企業はオフィスに卓球台を置くのか

2017.07.26

編集:武田鼎、文:里見澪(ラリーズ編集部)

編集:武田鼎、文:里見澪(ラリーズ編集部)

きっかけは一本の記事だった。なんと「オフィスの卓球台の有無と企業業績には相関性がある」というのだ。記事を執筆したのはあのウォールストリートジャーナル。(記事のリンクはこちら)記事ではハイテクバブルが弾けたかどうかについて「卓球台の動向から」分析が行われている。詳細は記事に譲るが、この真相はRallysで取材しなければならない——。

卓球台の販売と企業業績の2つには一体どんな関係があるのか。実際に企業を訪問して答えを探ろう。

第一回はクラウド会計サービスを展開するfreeeを訪ねる。

>>成長企業必見 ブーム前夜の”オフィス卓球”とは?

「オフィスピンポン」にはfreeeの考え方が影響


五反田駅から徒歩5分のビル、9Fのfreeeのメインエントランスからオフィスに足を踏み入れると、目立つところに卓球台は置かれている。

「実際にランチ時などに卓球をする社員はいますよ」と語るのは広報の定田(じょうでん)さんと原さんだ。

2人ともさりげなくfreeeTシャツを着こなしている…。まさに広報の鏡だ。

「オフィスピンポン」導入のきっかけは「freeeが卓球台を初めて導入したのは4年前、元々はマンションの一室を事務所としていたところから、ちゃんとしたオフィスを持てるようになった際に、卓球台を導入しました」(原さん)という。

そもそもなぜ卓球台なのか。きっかけは社内アンケートだった。「新しくコミュニケーションをより活発に出来るものの案を募集したところ、現在のCOOである東後澄人が『卓球台』と書いたことがきっかけで、始まったんです」(定田さん)と明かす。


「社員間コミュニケーション」に卓球が貢献していると語る定田さん。

何気ないアンケート結果から始まった「オフィスピンポン」。そこにはfreeeの考え方が色濃く影響している。

「うちの会社はスピード感があるっていうのが一つと、オフィスには働きに来るというより楽しいから集まってくるような特徴があるんです」(定田さん)

楽しいオフィスにするための仕掛けは卓球台だけではない。畳とクッションが置かれているリラックスフロアやバーカウンターのようなスペースが設けられている。極め付きは筋トレマシーンも置いてあるこだわりようだ。

「すべてはコミュニケーションを円滑に行うために設置されているんです」(原さん)

楽しそうに卓球台導入の経緯を語る原さん。

>>「卓球台をどこに置く?どう使う?」オフィス卓球の仕掛け人に聞いてみた

卓球台の使われ方は?

「お昼休みはもちろんですが、お昼が終わった2時とか3時。眠くなってくるときに使います。卓球台だと相手同士の距離が近いので喋りながらもできるし、そういった意味ではちょっとリラックスしたいときに使っています。」(原さん)

他にも金曜日を感謝するTGIF(Thanks God It’s Friday)という社内イベントが月に1度開催されており、そのイベントの一環として「大卓球大会」を開催したこともある。社内のワンフロアをコロシアムのような卓球台の周囲に観客席を設け、部署ごとに優勝を競う大会を行ったのだという。

社内卓球大会の様子。その眼差しは真剣そのもの。
(写真提供:freee)

こちらは昨年のイベントの様子。

ビール片手に参加している社員の姿も目立つ。
(写真提供:freee)

この時の幹事は入社した新人だったということもあり、約250人の社員の中で200人近くの参加者が集う大盛況ぶりだった。

freeeのチームワークの中心に卓球台がある。
(写真提供:freee)

改めて、卓球台を導入した効果を聞いた。

定田さんは「実際何気ない時にも自然と打ち出している人達もいるので、そういう意味では、本来の導入目的であったコミュニケーションの充実というところでとても良い効果を生んでくれるのではないかと思います」と笑顔で語る。

創業以来5年間で一気に急成長を遂げたfreee。急成長の裏側には「コミュニケーション」というキーワードがあった。

無論、卓球台はfreeeの“仕掛け”の一つに過ぎない。さらにユニークな制度が多くある。

そこにはfreeeの働き方に対する哲学があった。

>>【オフィスピンポン:freee(後編)】 卓球を活用した社内コミュニケーションの秘訣とは?