文:ラリーズ編集部
<ノジマTリーグ2019/20シーズン 9月8日(日)甲府市総合市民会館>
8日、ノジマTリーグで日本ペイントマレッツ(以下、ニッペM)と日本生命レッドエルフ(以下、日本生命)が対戦。前回8月31日の対戦では3-2で日本生命が勝利していたが、今回は新戦力のサウェータブット スターシニー(タイ)の活躍により、ニッペMが3-1で勝利。対する日本生命はリベンジを許す結果となった。
エースの貫録を見せた加藤美優
第1マッチのダブルスでは、ニッペMの黄郁雯(ファンユーウェン)/サウェータブット スターシニーと、日本生命の于梦雨(ユモンユ)/陳思羽(チェンズーユ)が対決。巧みなコース取りを見せたニッペMのペアが2-0で勝利をおさめた。日本生命ペアは第2ゲーム6-10から4本連続奪取で追いついたものの、最後は逃げ切られた。
第2マッチは、加藤美優(ニッペM)と森さくら(日本生命)の実力者同士の対決となったが、バック対バックのラリー戦で優位に立った加藤が3-0で勝利。これでチームカウント2-0となり、ニッペMが勝利に王手をかける。
●加藤はバックの安定感で勝利に貢献
好調のスターシニーが早田も下す
第3マッチ、後がなくなった日本生命からは早田ひなが登場。試合は序盤、反応の良さを見せた早田が2ゲームを先取するも、徐々にニッペMのスターシニーがラリー戦の速さに対応。やや消極的になった早田に対し、最後まで粘りを見せたスターシニーがフルゲームの激戦を制した。スターシニーは値千金の勝利でチームに勝利をもたらした。
第4マッチ、相馬夢乃(ニッペM)と陳思羽(日本生命)の対戦は互いに譲らない展開に。我慢比べの試合となったが、冷静に強打を打ち込んだ陳がフルゲームデュースで相馬を下した。相馬も持ち味を発揮して善戦したものの、惜しくも敗れてTリーグ初勝利とはならなかった。
スコア:日本ペイントマレッツ 3-1 日本生命レッドエルフ
写真:一矢報いた日本生命の陳思羽/提供:©T.LEAGUE
〇黄郁雯/サウェータブット スターシニー 2-0 于梦雨/陳思羽
11-9/11-10
〇加藤美優 3-0 森さくら
11-6/11-9/11-7
〇サウェータブット スターシニー 3-2 早田ひな
10-11/5-11/11-8/11-10/11-8
相馬夢乃 2-3 〇陳思羽
11-10/6-11/7-11/11-10/10-12