文:ラリーズ編集部
<T2ダイヤモンド2019シンガポール 2019年11月21日~24日>
22日、T2ダイヤモンド2019シンガポールは大会2日目を迎え、男子シングルス1回戦に中国の林高遠(リンガオユエン)とスウェーデンのマティアス・ファルクが登場。両者の対決はゲームカウント4-1で林高遠に軍配が上がった。
T2ダイヤモンドは、7ゲームマッチのシングルス形式だが、従来の卓球のルールとは異なり、デュースなしの1ゲーム11点先取で行われる。また、試合時間が24分を越えた場合は1ゲーム5点先取のFAST5へと移行する。
林高遠、堅実な攻めを見せる
写真:林高遠(中国)/撮影:ラリーズ編集部
両者の通算対戦成績は1勝1敗と互角であり、直近では今年のカタールオープンで林高遠が4-3で勝利していた。
世界ランク3位の林高遠と世界卓球銀メダリストのファルクの対決は、序盤からミスの少ない堅実な攻めを見せた林高遠が、2ゲームを先取する。第3ゲームはファルクが食い下がり10-10とするも、この場面で林高遠が今まで見せなかったYGサービスを使い、見事な3球目攻撃。11-10とし、このゲームもファルクに渡さなかった。
ゲームカウント0-3とされ後がないファルクは、持ち味の回転量の多いバックハンドで第4ゲームを奪うも、反撃はここまで。最後はFAST5を林高遠が制し、4-1で勝利を決めた。
見事勝利した林高遠は、準々決勝へと駒を進めている。
詳細スコア
写真:マティアス・ファルク(スウェーデン)/撮影:ラリーズ編集部
〇林高遠(中国)4-1 マティアス・ファルク(スウェーデン)
11-8/11-9/11-10/9-11/5-4
>>【最新版】張本・伊藤、五輪代表選考基準満たす 2020年1月有効な世界ランキングポイント(オーストリアOP終了時点)